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まっとう
(
麦茶
)
2007-09-22 22:16:23
私も副業を持つことには良い事だと思うし、実際に私も副業を持っています。
副業を持つと本業がおろそかになるという主張は、一見まっとうな主張のように聞こえますが、「部活をやってると成績が下がるぞ」という言い方と同じに聞こえます。実際にはそうはならないと思います。
楽観すぎるかもしれませんが
(
三匹のこぶた
)
2007-09-23 00:13:22
副業が当たり前の世の中になれば、ベーシックインカム(BI)と同じように、世の中が面白い方向に進んでいくかもしれませんね。企業は従業員の給料を減らせるし、従業員は会社に対等に物を言える…というのはBIが支給されている状況と似ている気がします。
また、公務員にも副業を(さまざまな制限は当然必要だと思いますが)認めたら、年金の横領のような不正や関連団体への天下りなどが少しは減るかもしれませんね。
窓際さんの怠業が増えそう
(
起(業)子ちゃん
)
2007-09-23 00:13:47
実際に「副業」を持っている人が「怠業」をするわけじゃなくて、副業が持てない、似ても焼いても食えないような正社員で、定年間近の人達が居座ってやめないから(会社も)打つ手がない。
そういう人達の実質的な怠業、若者イジメが多いと思う。自分のことで頭がいっぱいで、指導力もなし。ややこしい仕事と(失敗の)責任を派遣等に押し付けて、有給を消化したり、残業を一切しなかったり、権限を持とうとしない、仕事の段取りを改善しない、(昔は良かったと)愚痴だけ言う。
副業OKなんてことを認めてしまうと、副業もないのに怠業する無能人間のモラルハザードがより強く起こるんじゃないだろうか、と心配する。
優秀な派遣さん、正社員と同様にカンパニースペシフィックな、他の会社に使えないスキルにたけているけど低賃金で働いている人達が、一番ハイリスクな人生を歩んでいる。そういう人達にこそ副業を持って欲しいと思う。副業でなくとも、要領よく自己啓発に時間を使って欲しいと節に思う。
そうねえ プロがおらんね
(
作業員
)
2007-09-23 00:48:42
恒例のスーパー銭湯の帰りです。友人の土建屋がおもろいこと言っていました。役人は、3年ほどで部署が変わるので、癒着が起こりにくいのはいいとしても、結局、プロが育たない。なんで自分たち業者が管理監督しないといけない役人に、レクチャーせにゃならんの。業者は業者で、当然読み書きあんどレクチャーできる人間は限られていて、いつもいつも友人が呼ばれるそうで。レクチャーだけならともかく、いんちき設計変更を役所の方がやりやがって、そのケツふきを業者がかぶったりも多いそうで、ただひたすら困り果てるそうです。
約款を読み込んで、あたしは正社員とない胸をはる某業界のクレーム処理ねーちゃんに、手取り足取りレクチャーを続けていたわしも、ほんと、プロなら勉強せーよ、トヨタ王国のヘルス天国の天使の方がよっぽどプロやで副業でも、と思っていたところでした。二日勉強したわしより明らかに無知な、営業部長の肩書きのある人間が、もろアホなことを言い出して、ただただ、泣けました。おまい、患者の承諾なしに医者に個人情報聞きに行けるわけなかろうが、ばかたれ。この営業部長は、たぶん副業ばかりしていたのでしょう。「約款上の不正はよくわかったが、おまいの行いは法律上の不正・違法行為には当たらないのか? 有印私文書偽造、詐欺罪に当たるかどうか、顧問弁護士に聞いて来い」と問うと、明日から入院するようなそぶりになったのでとりあえず、もういいよ逝ってよし慶応病院へ、と言ってやった。
ある事務所とある事務所が合同で仕事をするようになって、分かったのは、ある事務所もある事務所も、別のだが、全員マルチ信者であるということだった。五時まで合同で仕事をし、五時からはファミレスで、大マルチ宗門改め合戦が繰り広げられたそうだ。これが、ありていなる庶民の副業かもしれんね。
とある運送屋の事務所の二階は、某学会さんの集会所で、就職をするとき、みな観念して入信すると言う。副教だか副宗だか、なんなんだか。
Unknown
(
Unknown
)
2007-09-23 01:32:39
副業をすることには賛成です。(簡単ですみません)
ところで、PROFILE欄の
http://www.yamazaki.net/
ですが、実際にこのアドレスを直接入力すると変なホームページに行くのですが...
Unknown
(
Unknown改めUNKNOWN
)
2007-09-23 02:07:17
本業=勤め人(ローリスクローリターン?)
副業=自営業(ハイリスクハイリターン?)
このような組み合わせが考えられますね。
プロジェクトXは、もう、時代遅れなのでしょうか
(
くまさん
)
2007-09-23 02:52:55
日本人が、本業にすべてを捧げてきたからこそ、現在の日本があるのではないでしょうか。この道ひとすじってやつです。得意分野に一点集中の方が効率的だと思います。おっしゃる副業は本業と関わりがないとのことなので、自動車メーカーが住宅建設の子会社を作るようなものでシナジー効果は期待できず、むしろ良くない例ではと思います。
副業とは、個人の保険みたいなものでないでしょうか。おっしゃるとおり、会社が一生面倒を見てくれないから、会社や国を信用できなくなったから、自分でリスクヘッジする。それが副業ではないでしょうか。そのために本業に手心を加える、例えば、残業を減らしたりするかもしれません。当然、不良社員のレッテルを貼られない程度にですが。表には出なくても本業への悪影響はあるはずです。
したがって、社会のためにも、万人に副業を薦めるのは、よろしくないのではないかと思います。副業の心配などしなくても良い社会を望みます。
本業に不満があるひとの転職活動の一種としては副業という選択肢は良いかもしれませんね。会社員を踏み台として小説家とか。
株ですが、短期で運用する場合は、副業とみなしても良いと思いますがどうでしょうか。
死んだ弟の歳を数える
(
アベルフ・シンドラー
)
2007-09-23 03:13:52
俺たちの石原大統領はもちろん裕次郎の兄が本業で、副業としては環境破壊庁長官であったり東京都以外知った事ではないであったりと、片手間でやられたら周りが困る副業ばかりですね。とはいえ一所懸命にやられても迷惑なわけですが。
おっさんの副業としては休日の公園なんかで足元にカンカン置いて芸を披露するのがいいんじゃないかと思います。ありていに言ってコジキだけどマルチや株屋に嵌められるよりはましでしょう。
大道芸プロデュースの会社を成功させた某社長がやたらと船井幸雄を褒め称えるのでずっこけたことがあります。何でも成功した自身の経営メソッドを船井にほめられて『俺の本で使わせてくれよ』とまで言ってくれた、との由。
トホホホホホホホホホホ~社長そういうのは
「権威のケの字はケツの穴のケ」
っていうんですよトホホホホホホホホ~
と内心で嘆いたのも早数年前。件の会社はまだつづいているかしらん。
Unknown
(
UNKNOWN
)
2007-09-23 12:06:22
>副業とは、個人の保険みたいなものでないでしょうか。
そうですね。ただ、かりに終身雇用の約束があっても、やはりリスクは存在しているのでしょうね。
約束を履行する能力が会社側にあるかどうかは、年金と同じで別の問題ですからね。
法律改正は?
(
fanannan
)
2007-09-23 12:12:36
どういう名前の法律だったか忘れましたが、前回の国会で法律が改正されていれば、副業禁止規定は無効になるのではなかったでしたっけ。
成立を期待して待っていましたが、ホワイトカラーエグゼンプションなどの話にまぎれて、そのまま流れてしまったと思われます(報道が少なくてなかなか確認できないのですが)。
プロジェクトXはお互いに無理です
(
山崎元
)
2007-09-23 13:05:41
くまさん様、みなさま
さっそく多数のコメントを頂きました。どうもありがとうございます。
さて、「くまさん」のご意見こそ、お待ちしていた反論でした。確かに、副業に時間を使うと、本業への注力は「ベスト!」ではなくなりますから、本業への悪影響と、おっしゃるものは、存在します。それは、ここ数年、「複業」を続けている私も、自覚があります。
とはいえ、本業一本に賭ける前提として、「会社や国が信用」できるか、という問題があります。
この点については、「会社や、国は、ある程度しか信用できない、だから、自分の人生は自分で考える」ということを、現実認識と、あるべき論の、両方の次元で納得すべきではないでしょうか。
「失われた10年」のリストラが、される側にも、する側にも「無残」なものになった理由の一つは、「会社は社員の一生の面倒を見る」という建前が、「嘘だった」と認めなければならなくなったからでした。
会社にはそんな能力はないし(国にもありません)、そんなことができるという建前を中途半端に生かしておくと、これを悪用して、過大な期待の下に、社員をこき使う経営者が跋扈する余地ができてしまいます。
しょせん、会社だの、国だのというものは、そんな「偉い」ものではない、という現実から、個人の人生も社会の仕組みも考えるべきでしょう。
確かに、副業を持つと長時間の残業などはしにくくなりますが、6分の力でも、8分の力でも、会社との契約に十分な労働を提供すれば、それでいいのではないでしょうか。
社益や国益が、個人の能力を全て搾り取るに足るだけ、優先されるべきものだとは、考えない方がいいでしょう。これらの組織を、かつての武士にとっての、家や藩のように、個人の生活の上位に置くのは、不適切だと思います。
結局、プロジェクトXは、個人が会社や国に賭け、会社や国が個人の期待に応えることができた、幸運な時代の、美しい物語でしょう。
会社や国の権威を解体したところから物事を考える方が、社会として「安全」かつ「健全」でしょうし、ひいては「美しく」もなるのではないでしょうか。
ズレもまたいいかもな
(
作業員
)
2007-09-23 13:15:55
非正規でしか働けない若者に、副業をすすめる、というのが、山さんらしくていいんだよな。本当は、どうすれば安定雇用、つまり、鬼畜キヤノンのような五ヶ月の試用期間程度直接雇用で、首を切られ続けるという惨状から抜け出せるか、が先なんだが。まあ、サバイバル、という観点からは「副業」の準備をするのもありだ。オーソドックなアドバイスなら、モリタクさんのように、年収百万では生きられないから三百万ぐらいはなんとか稼いで、あとは、趣味に生きなさい、ぐらいだよな。その趣味が、ジェニになったら、まあラッキー、ぐらいのもんだろ。
テレビでとりあげられたあるホームレスは、元々は優秀な畳職人だったそうだ。洋間しかないような、耐震偽装ハイカラくそマンションにばかりみんな住むから、熟練の仕事を失ってしまった。明日はわが身だ、全員。わしなんかは、このホームレスを準公務員にして、日本中の小学校で「畳ができるまで」という特別授業をしてもらえばいいと思うが、公務員抹殺が主眼の山さんなんかは、個人の営業力でシノギを探せ、自己責任で小学校に営業かけろ、となるだろう。正論は正論だ。ほんでから、ズレてるわしやズレてる山さんの持ち出す例(だいたい極論)を足して二で割るぐらいが現実なんだろうから、「NPO畳ができるまで」を立ち上げて、すぐにドサ周りを始めねばならない。畳でひと財産築いたタコ社長は、社会にそれぐらい還元したらどうか。
珍しく今日は、朝からめっさ元気になってしまった。あの番組に北の女子穴が一日だけ帰ってきていた。やっぱ、あの番組は、この穴に限る、衣装はラバー系にしてくれんかなあ、萌えるがな、朝から。番組に、内容はない。同じことしか言わないハゲじじいは、相変わらず、資産ころがせ、と言っていて、業界のジェニにぎっているとしか思えない、死ぬまで犬は犬。政治乞食の田原が御○所フジオの名前を出したので、視聴者は全員、わしのことを思い浮かべてくれただろう、少してれてしまった朝だった、では失礼。
いいと思う
(
BB
)
2007-09-23 13:38:21
会社の情報や技術を持ち出すような背任行為がなければ、いいんでないの?
いちど組合の人に、どうせ給料下がるばかりなんだから、副業を認めさせなさいよ!と言ったら顔中に?マークだった。
ストもせずに上意下達のピラミッド構造つくってる労働組合は、管理側の御用ちょうちん提げて歩いているだけだから、意味がわからなかったらしい。
仕事終わったら、スーパーのレジで「いらっしゃいませ」ってやるのか?
それもいいんじゃない、給料下がってるんだからカッコつけてられないよ!
サービス残業を押し付けられるくらいなら、多少安くてもバイトしたほうが稼げる。
だいたい不動産を持っていて家賃収入があるのも副業のウチじゃないか、そういうのが良くてレジに立つのがダメというのはヘンだ。持ってる人ほどカネもちになるじゃないかぁとヤッカミ言ってたら、クミアイのヒトがどこかにいっちゃった。
ほんに、こっちが先か
(
作業員
)
2007-09-23 14:18:55
>ヤマト運輸に労働時間改ざんの疑い、関西支社に是正勧告(読売)
佐高師匠も何故か山さんも尊敬する小倉のところがこの調子。労働者など犬猫で、社長は○器なわけね。フジオが経団連会長で、安倍氏が総理ってのは、ほんと割れ○器にピーピー、やな。ようでけた話や。ナカカンスケではないが、我らの宰相安倍氏を一行で表すと、こうなるだろう。
「銀の匙をくわえて生まれてきたバナナマン日村」
あどでー ぼぐでー おじーさんみたいなでー 政治家にでー なでぃだい
副業を禁止できるのか?
(
zxcvaq
)
2007-09-24 05:19:40
私の勤める会社も副業禁止をうたっていますが、田舎では「兼業農家」で米を作っている人がたくさんいます。そこから収入を少しでも得れば「就業規則違反」として解雇されてしまうのか? また家族が自営業を営んでいて、そこから役員収入を得ている人もいますが、これもまた解雇の原因になるのか? どこかで線を引ければよいですが、現実的ではないと思います。
と、一度上司にかみついてみました。それでもダメとは言われましたが、反論はされませんでした。できませんよね(笑)。というわけで私も、会社の利益を損なうようなことがなければOKだろうと勝手に解釈しています。
私の場合
(
過疎地の自営業50歳
)
2007-09-24 11:34:33
退職予定年齢:65歳
教育費:手当て済み
住宅資金:ローンなし、後は維持費のみ
老後資金:これから準備
公的年金:国民年金。受け取り予定は年額80万円
私的年金:民間保険で60歳から65歳まで年額100万円
妻の年金:厚生年金で継続中
不動産収入は年間600万円で借入返済と維持費にまわしている。57歳時には借入金の返済完了。
只今の金融資産は2500万円で内800万円を国内株式で運用している。成績は日経平均並みだ。
退職後は年金と不動産収入で生活を楽しみ、
趣味で株式運用と家庭菜園をやたい。
ひさびさ安倍氏
(
作業員
)
2007-09-24 17:06:05
記者会見などしている暇があったら、北九州市で餓死した同胞の墓の前にオムスビでもそなえたらんかい。
おっ、出てきた。お詫びしたって、死んだ同胞は帰らんで。感想はまた。(にしても、古賀の四役って、不気味やな)
タニボン
(
金か名誉か
)
2007-09-24 18:08:35
日本の会社が副業を禁止する理由の答は、山崎元氏の著書の中の以下の文に隠されているように思います。
日本的人事体系は、組織への「同化」を基本とし、互いの「嫉妬」をインセンティブとして、小さな差の意味を最大限に強調することで社員を競争させる一方で、大きな差を作らないという一定範囲内での結果平等を保証してきた。
『僕はこうやって11回転職に成功した』文藝春秋
ここでいう、互いの「嫉妬」とは一体、何に対してなのでしょうか。
私は、「承認」ではないかと考えます。
ある個人が副業を企てるときそこには、現在所属している組織に「金銭面」と「承認面」のいづれか、あるい両方に不満・不安があるものと考えられます。
組織としては、「金銭面」での不満・不安からの副業には片目をつぶるにしても(「失われた10年」のリストラの負い目もある)、「承認面」での不満・不安からの副業は、これを認めれば組織のタテ社会のタガが緩むために、看過することはできないのでしょう。
要するに、組織内での序列関係が個人を承認する絶対的な価値観であって、副業によってそれ以外の価値観で個人を承認する形があっては、組織を統治する上で都合が悪いからではないでしょうか。
『お金より名誉のモチベーション論』東洋経済新報社:太田 肇(ベタなタイトルで安手のビジネス書を想像させられますが、秀作だと思います。)にも以下のように書かれています。
わが国では、もともと組織のなかでの地位が全人格的な序列と結びつきやすい傾向があります。それは
①経営者は目的集団である会社組織の中に基礎集団の特徴である人格的要素を積極的に持ち込ませ、擬似共同体を作ろうとした。
②個人主義思想と人権意識の発達が遅れたため、権力者による人格的侵害を防ごうという意識は希薄であった
このあたりは転職経験が豊富な山崎氏に日系企業と外資系企業との企業文化比較論を論じていただきたいものです。
「市場と感情の経済学」復刊のコメントの中で山崎氏が述べられていたことでもあるのですが、私も「嫉妬」や「承認」といったことが、成熟した経済における消費を左右する重要なファクターになるものとして注目しております。
WE
(
MAT.N
)
2007-09-25 10:14:47
ホワイトカラーエグゼンプション導入とか言われてますので、対として副業許可の義務付けも導入せんとアンフェアだなと思ってます。
バイトと党4役
(
xtc4241
)
2007-09-25 11:30:44
山崎さん
おはようございます
(いま25日11:10頃、きょうはうれし、悲しい給料日です)
僕も体調を崩す前はよくバイトをやりました。
プランナーという職業柄、結構ニーズはありました。月に3~4本やったでしょうか。でも、いまはやってない。これはいやみに聞こえるかも知れないけど、できる男にしかこないですよね。特に副業(バイト)とする場合は。だって、その価値はその内容そのものであって、個人的な営業活動は許されないでしょう。それをやっては本業と副業の区別がなくなってしまうことじゃないかと思います。
福田さんの党4役はミスりましたね。
幹事長の伊吹さんで、それまである程度までやるかもと思っていた空気が一気に飛んでしまった。本人はどうあれ、政治資金の問題などでイメージが悪すぎると思います。この際、幹事長に谷垣さんを持ってくるってほどの意欲がほしかった。確かに麻生グループには受けが悪いでしょうが、そのくらいやったって押し切れたと思いますね。ここで、福田さんの限界が見えたと思うのは僕だけでしょうか。
Unknown
(
山崎元
)
2007-09-25 19:29:19
皆様
手放しではないものの、副業を禁止するのはどうか、というご意見が多いようで、意を強くしました。
>過疎地の自営業50歳様
生活情報のご開示ありがとうございます。「自営業」のビジネスリスクの内容にもよりますが、7年後に借金が完済されるということですし、まずまずのマネー・プランなのかな、と拝察します。ビジネスと運用のご幸運を祈ります。
>タニボンさま
コメントありがとうございます。
>要するに、組織内での序列関係が個人を承認する絶対的な価値観であって、副業によってそれ以外の価値観で個人を承認する形があっては、組織を統治する上で都合が悪いからではないでしょうか
>①経営者は目的集団である会社組織の中に基礎集団の特徴である人格的要素を積極的に持ち込ませ、擬似共同体を作ろうとした。
全くその通りですね。旧来、日本企業の多くは、勤め先の会社のことウチというごとく、家(大規模なら藩)のような共同体を作って、この中の価値観をモチベーションとして、社員を働かせようとしてきました。
組織が何らかの価値観を持ち、そこから出てくる名誉などで組織の成員のモチベーションを作ることには、プラス、マイナス、両面があると思います。プラス面は、それこそが企業の持つ文化であり、組織の成員の幸福感にもつながり、組織を「生き物」のように統一的に動かす源でしょう。しかし、一方では、組織の価値観で、成員を微妙に(表面的には微妙でも、精神的には過剰に)格付けして、不名誉(出世が同期から遅れると恥ずかしい、とか)を脅しに使い、社員を金銭的には安くこき使うというようなことも起こりました。これは、終身雇用神話が生きていて、転職が難しかった時代には、良くも悪くも、うまく機能したと思います。日本企業では、社員が企業内の価値観での評価に満足させられていて、資本と経営に、大きなピンハネを許した時代があったように思います(思えば、この頃日本企業は強かった・・・)。
ところが、「転職」と「成果主義」がセットでやって来ると、組織の価値観と経済的な価値観の整合性を確保せざるを得なくなりますし、これを、他社と較べざるを得なくなります。たとえば、中の競争に負けた者が他社に転職して、高額の報酬を貰って、明らかに幸せそうに成功している、というような事態が、ちらほらと生じて、組織の価値観を脅かすようになります。また、外資系の企業などでは、直接の引き抜き合いも起こり、これによる、局地戦の勝ち負けも無視できません。しだいに、「ウチの会社の成功者は、これくらいの報酬でなければならない」という外との裁定が働くようになりますし、下方向には「不出来な場合に、貰えるお金でも差が付くのは当たり前だ」という原理が強力に適用されて、組織内の価値観上の勝ち負けに、金銭的な差がついて来ます。「お金でも差が付く。どうだ、負けると、悔しいだろう」という意地悪な評価軸が、組織内の人を動かすモチベーションとして、追加的に導入されるようになりました。
この辺りの段階を、経営者の周りにいる茶坊主どもが取り仕切ると、たとえば富士通の告発本で話題になったような「成果主義」になります。ただし、これは、主に外資系の某コンサルティング会社が持ち込み、日系企業の経営者周りの茶坊主に最適化された「陰気な成果主義」とでも言うべきシステムで、本来の成果主義とは似ても似つかぬものです。過去の成果主義を巡る論争は、この「陰気な成果主義」と、良い点ばかりでもありませんがもっと直接的に成果を金で買う「陽気な成果主義」とを区別せずに、議論が行われた点が不毛だったと思います。
もとに戻って、同僚の賞賛こそが最高の報酬である(たとえば社内での発明に対しても)、というような組織運営は、それ自体として素晴らしいのですが、金銭経済とこの組織が触れあうときに、金銭的な価値観の滲入を止めることが出来ないのが現実でしょう。また、その人の貢献に対してフェアな額よりも、社内の価値観で報いる、というような手段を、経営者に大きく使わせすぎると、社員は不幸せです。
そもそも企業は利益を求めて活動している存在ですし(特に株主にとってはそうですし、株主の影響力は今後も強まるでしょう)、結局、紆余曲折はあっても、社内の価値観の方が金銭的な価値観に鞘寄せしていくような形で、両者は一致する方向に向かうでしょうし、そうした理屈を踏まえた上で、労使双方にとってフェアな仕組みを作っていくべきだということでしょう。
>xtc4241さま
福田政権は、消費税引き上げシフトを敷いてきたと思います。官僚機構に、これを態度でお約束したのが今回の人事でしょう。
伊吹幹事長(大蔵省出身)は、消費税問題の論戦のための対外要員で(数字や仕組みに強く、ああ言えばこう言う式の討論に強い)、谷垣氏は党内向けの顔でしょう。実質的な幹事長は、次の選挙での公認調整権を握る古賀氏でしょう。
これまで殆ど政策を話していない福田氏ですが、年金については、民主党との対話もあると口にしています。これは、民主党の主張する基礎年金の税方式化あたりを取引材料にして、年金と絡めて消費税引き上げを果たそうということではないかと思います。
本当は、年金と消費税を絡めるというのは、理屈に合っていないのですが、主に官僚が政治を支配しているとして、落とし所があるとすれば、その辺りでしょう。
気色悪い 新家族主義
(
作業員
)
2007-09-25 20:20:58
御○所フジオがおしすすめているのは、現場労働者の完全非正規化とロボット化、なのであるが。
会社側に、副業を認めてもいいし、認めなくてもいい、という裁量があると仮定すると。「非正規の副業を認め、正社員の副業を禁止する」のか、「非正規社員には副業を禁止し、正社員はフレックス化して副業も認める」のか、微妙な問題な気がする。鬼畜キヤノンの正社員は、鬼畜○器一族、という血のつながりで結束しているから、奥谷のアムウェイをやろうが奥谷の郵便配達をやろうが、キヤノンの情報が流出する、とは考えないだろう。疑われるのは、大野だ。大野を解雇すると、情報を山さんに売るかもしれない、副業など非正規にさせたら何しゃべるかあいつらわからない、とか、フジオは思っている、かどうか、記者クラブのアホどもは、たまにはまともな質問しろや。フジオは天皇さまやなかろうが、鼻くそどもめ。
Unknown
(
UNKNOWN
)
2007-09-25 21:23:30
>全くその通りですね。旧来、日本企業の多くは、勤め先の会社のことウチというごとく、家(大規模なら藩)のような共同体を作って、この中の価値観をモチベーションとして、社員を働かせようとしてきました。
従業員からすれば自分たちの(ウチの会社)ために頑張っていると思っていたら、他人(株主)のために頑張らないといけない世の中になりつつありますね。
Unknown
(
山崎元
)
2007-09-25 21:42:21
>従業員からすれば自分たちの(ウチの会社)ために頑張っていると思っていたら、他人(株主)のために頑張らないといけない世の中になりつつありますね。
外から見ると、株式会社は株主のために経営されて当然だと思うわけですが、長年、株主など意識せずに、「ウチ(ら)の会社」だと思って、社員共同体に属して働いていた、日本企業の多くの社員達は、株を持たれたぐらいでウチのやり方が変わるのは、何だかおかしいぞ、という気持ちになるのでしょうね。
最初から、会社などというものはアテになりませんよ、と教えてあげるべきだった、というのが私の意見ですが、ある種の空約束を空約束でも良いから欲しがるのが、また社員であったりするわけで、これは仕方がなかったのかもしれません。
このへんの社員の意識を思うと、まだ日本は、資本主義の準備段階なのか、という感じさえします。
とりあえずできることは、個々の若い人が現実をシビアに見つめて十分な適応力を持つように、応援することでしょうか。
Unknown
(
西久保
)
2007-09-25 22:58:26
すでに29歳になっている私は、どんな人間もまずはアルバイトから始めるという雇用形態の某専門店で働きながら、毎月第一と第三の土日、東洋医術の学校に通っています。
先日、店長から暗に学校通いを辞めるよう勧告されましたが、やはり一般的な企業はほかに選択肢をもたない従業員を好むものなのかなあと思います。自分で言うのもなんですが、真面目に働いていますし、売り上げ実績も悪くないのですが。
その勧告を受けて以来、同じような立場の40歳近いアルバイトの人と一緒に、とりあえず一日一日の仕事は誰にも文句を言われないように行い、もしも何かあったらほかの従業員のために闘って辞表を叩きつけてやろうと約束しています。
副業を持つ、あるいはその準備をするということで、そういう覚悟を抱いて仕事に取り組めるということでもあるし、そういう人間を抱えることは結局は会社のためにもなるはずだと思うのですが。
Unknown
(
山崎元
)
2007-09-26 00:01:10
西久保さん
コメントありがとうございます。お考えになっていることは、全面的に正しいと思います。一人一人が少しずつ企業に対して強くなって、仲間を守っていけるような連帯(組合のようなくだらないものではなくて)が同時に出来る、というのは理想的な流れです。
とはいえ、店長は、さまざまな圧迫を加えてくる可能性がありますね。「他に選択肢を持たない社員」を好むでしょうし、外に別の道を持つ人への嫉妬もあるでしょうし、単なる権力行使の誘惑もあるかも知れません。
学校通いのスケジュールが知れると、それに合わせて、イジワルをしてくる可能性もありますね。
仕事でボロを出さないのも大切ですが、同時に、(1)店長の言動を記録すること、(2)こちらの情報を秘匿すること、(3)2が不可能になって嫌がらせを受けた場合、店長とだけ戦わないで、本部や、店内の同僚、可能なら他のチェーン店にも、店長の言動をバラして公開の場で戦うことが大事だと思います。一対一でやりとりすると、彼の側に弱みが生じにくい。また、(4)相手がよほど困る場合を除いて、「辞表」を叩きつける意味はありません。先方に解雇させる方がなにかと好都合です(不当なら先方の弱点になるし、失業保険も会社都合退職の方が直ぐに出るし)。戦いでは、自分がスッキリすることではなく、相手が嫌がることを、自分にとって最小のコストで行うことが重要です。また、(4)とは別に、戦う場合には、(5)転職の算段も同時に必要です。
余計な戦いをしないで済むことを祈りますが、いよいよアタマに来た時には、上記を、思いだしてみて下さい。
なるほど!!
(
へなちょこ技術者
)
2007-09-26 12:45:49
はじめまして。
いつも楽しく拝読しています。
本業と副業の差違って、実は費やしている時間/エネルギーの比率に過ぎないってことなんですね。
そう考えると、なんか(理由は分かりませんが)少しだけ気持ちが楽になりますね!
Unknown
(
UNKNOWN
)
2007-09-26 15:28:15
>最初から、会社などというものはアテになりませんよ、と教えてあげるべきだった、というのが私の意見ですが、ある種の空約束を空約束でも良いから欲しがるのが、また社員であったりするわけで、これは仕方がなかったのかもしれません。
ストレートなご意見ですね。
私もその一人ですが、日本人は、不確実性に賭けることを楽しむことを知らなすぎるのかもしれないですね。
>このへんの社員の意識を思うと、まだ日本は、資本主義の準備段階なのか、という感じさえします。
会社は他人のものというのが、本来の資本主義ですからね。
どちらが本業?副業
(
サイレントじゃないマジョリティー
)
2007-09-26 22:35:10
>>草臥れるような気がするが>>
とお聴きすると思わず「お疲れ様です、が、しかし是非頑張って執筆・発刊をお願いします」と、先ず大きな声で言って仕舞います。
職業観についての山崎さんのご見解は此れまでも読ませ&聴かせて頂いてはいるのですが、TV局や主催者・依頼者側の思いからか転職観にフォーカスが集まり過ぎるように思え、職業観として纏まった山崎さんの一冊が得られることは本当に楽しみです、どうか世に出して下さい。
(尤も私は山崎さんが転職されたとは思っていません、多くの増職・転社を経験され現在は複職を生き根底では常に職業観を語って居られると思います、これは余談です。)
先日の日経キャリアデザインセミナーを受講させて頂いた長男は、相手方パネリストの方とコーディネーター司会役の方の進め方から、山崎さんの職業に対する哲学部分のお話が遮られて仕舞うかのような進行を大変残念がっていました。 執筆に取り掛かられたご著作はきっと多くの読者待望の一冊になろうと思います。
親の立場ではどうも年寄り性が強く出て仕舞い(と息子から言われ)、山崎さんご自身の実体験に基づく経済学的・行動金融学的な視点からの職業観を是非広く共有させて下さい。
とまずはお願いをしておいて、さて副業に就いての気軽な意見です。
副業大賛成、極力早い時期から積極的に見つけて実行に移しておくべきです。
サラリーマンの場合は会社員としての本業が果たして本当に自分のやりたい仕事なのかを定期的に見直す必要があろうかと思います。
もしも今の会社への就社時の一番の動機が其の会社名なり会社の基盤の確かさと言ったブランド力だとか又は処遇の良さに魅せられての入社でそのまま現在も続けているような場合は、職に就いたと言うよりは就社であったと思うべきでしょう。
自分の気に入った会社の土俵で活躍出来ている事はそれで素晴らしいのですが、もしも与えられた仕事をこなしているだけだと会社自体が輝きを失った場合には自分の輝きも途切れる危険があり自分で仕事を作る力と仕事を上手く進める能力に欠けるリスクが顕在化しそうです。(定年近くなって気が付いた場合は大体が遅きに失する)
このような場合も予見して、自分のしたい事・世の中の役に立てる事・全身全霊を打ち込んで自分の手に職をつける作業を始めた場合はそれ自体が本業模索の道であって、今現在している毎日の仕事の方が寧ろ、今日明日の生計を得る為の手段としての副業なのかも知れません。
ちょっと情けないような話ですが、自分自身を冷静に&客観的に(と自分では信じて)振り返って見ると、どうもそう言う事のような感じがしておりますが、社会人として船出をする段階ではまだまだ視野も限られているでしょうから副業先行で会社員になっておいて其処での経験もベースに本業を見つける&創り出すのも結構良いのではと思います。
また副業先の会社の本性を知る一つの手がかりも探れると思います。
実力主義・成果主義を前面に出す会社のくせに、スキル強化で会社の業績向上に貢献しようと、例えば税理士や不動産鑑定士の資格取得とかアメリカのロースクールとかMBA留学をさせて呉れとか頼み込んだ場合、資格は個人に帰属するからと渋ったり或いは取得後に会社を辞める旨の誓約書を書くことを強制する如きは、その会社に本当に人を育てる意思があるのか疑うべきかも知れません。
情熱を持って資格取得を希望する積極的な若者にどんどん機会を与えようとせずに其れを経営陣が渋る場合は、本当の意味での実力・成果主義ではなく、人材像も見出していないぐうたら経営と思うほうが安全と思います。
Unknown
(
とりさん
)
2007-09-26 23:04:45
副業は、賛成でも反対でもありません。
結果を出せる人は、本業だけでも、副業を持っていても、どちらでも成功しているからです。
しかし、私はそういう能力のある人間は、副業をしない場合が多いと感じています。
くまさんへの下記コメントは、違和感がありました。
>とはいえ、本業一本に賭ける前提として、「会社や国が信用」できるか、という問題があります
そんなものを信用する甘い人間は、能力があるとは思えませんし、自分自身の力で生きていく限り、会社や国が何とかしてくれるという前提など持つこと自体、前提条件が甘過ぎでお話になりません。
少なくとも自分の責任から逃げているだけの人間にしか思えませんので。
またと会社いう名の小さな村社会での下らない話に迎合したりすることや、それに反感を持って辞表を叩きつけるということは、同じ愚行だと思います。
自分の目標に対して、余裕と気遣いを持てる大人の対応ができれば、本業一本でも、副業を持っていても大した差が
ないと思います。それが難しいと思いますが、本質はそこにあると思います。
本業一本でも、副業を持っていても、その人への他者からの信頼が変わらなければ、どちらでも同じことだと思うのが理由です。
少なくとも副業を持ったいることの方ががメリットが大きいとは思いません。どちらでも同じ事だと思います。
訂正
(
サイレントじゃないマジョリティー
)
2007-09-27 06:33:04
(正)或いは取得後に会社を辞めない旨の誓約書を
(誤)或いは取得後に会社を辞める旨の誓約書を
失礼しました
まず自分はどうしたいのかをはっきり確立すべき
(
まひわり
)
2007-09-28 12:51:16
「趣味を持て」と似ているんじゃないかと思います。
熱中しすぎると困ったり、関連知識が意外と本業に役立ったり。多角的な視点の獲得は望めますし、本業と副業間で対立があってそれを解決できたりすれば実りが大きいし、解決できないときも何故出来ないのか知見を得ることは人生経験でプラスになるでしょう。
暇ならやってみればいいし、暇じゃなくても無理に時間を作ってやってみるのも有意義。このへんは自己啓発なんかと同じくやる気があるならやってみると色々と良いことや悪いことが自分に降りかかってきて、後に振り返ってみれば大変いい事を経験したという感慨をもてると思います。まあ逆に、やれと言われてやらされたら身に付かないのも趣味や勉強と同じでしょう。
やりたい人を止めるのは経験豊富なひとを生ませないという理由で社会の損失だし、やりたくない人にやらせるのは鬱憤を溜め込ませて社会に害悪をなす原因になるでしょう。
他人から見た副業は、役に立つ立たないでいけば中立だと思います。やってる本人の感性や損得勘定で良い悪いを決めるべきで他人の判断は出来るだけ当てにしないほうが良いでしょう。
副業したいのですが・・。
(
miwawa
)
2007-09-29 12:19:25
僕はこの春から会社に就職が決まっているのですが
会社に入りながら副業をし、一定の収入ができてから
独立しようと考えていました。
山崎さんのおっしゃるとおりのリスクヘッジを考えていたのですが、会社を経営する側の人間からすれば
僕みたいな人間はどうなのでしょうか?と少し思いました。
ですが、少なくとも僕は仕事を疎かにするつもりはありませんし、ただなんとなく上司の言うことを守って仕事をする人よりかは熱心に仕事ができると思います。
せっかくインターネットにより、副業のためのインフラが整っているのですから副業をしないなんてもったいないと思います。
副業をしないリスク?
(
山崎元
)
2007-09-29 20:01:31
本業で、一定の人材価値を持つこと、つまり、「誰とでも交換可能な働き手」(=経済的には、必然的に労賃が「安い」)ではななくなることも大変ですが、やっかいなことに、本業に専念していれば安心ということでもありません。
本人の自由を尊重したい(勿論自分についても)のはやまやまながら、時には、副業をしないリスクもあるのが現実でしょう。会社が潰れてしまった、定年まで会社の中だけを見て過ごした、意外なタイミングで解雇された、というような事がありうる場合、何らかの副業(ないしは次の仕事の準備)に助けられる場合があります。
いずれにしても、社員はそれほど強い立場ではないので、本人の好き嫌いだけでは、どうにもならない場合があります。
副業をするリスクもあれば、副業をしないリスクもある、ということですから、何とも厄介です。
副業の前の教養
(
作業員
)
2007-09-29 23:06:10
友人の土建屋は明日も仕事、やせ細っておりました。わしは長浜ラーメンバリカタ替え玉であんこ化を進め、サウナ水風呂でただひたすらさっぱりしたのでありました。会社に行きながら学校にも行っている、と書いておられる方がいて、わしもいっぺん言うておこうかと前から思っておりましたゆえ、一筆。
求人における年齢制限が、建前上とっぱらわれることになるようだ。高齢者および中年フリーターの雇用が促進されるといいね、という政策だろうが、実効性はあまり期待できない。二度手間だから、面接の段取りの電話で、「実は三十以下の求人なの、ごめんね」と正直に言ってほしい。それでも、実際に面接してみたら、「使えそうなおっさん」が発掘できる、可能性もあるか、な。
何が言いたいかというと、地方の求人というのは、やたらに、「学歴不問」というのが多いということ。わしなんかは、学歴、問うてやってもええやんけ、と思うのだが、田舎のタコ社長は、馬鹿みたいに働く若い衆で、かつ、自分よりも頭が少し悪い、程度の人材を欲しがる傾向が強い。院卒なんぞに、就職あるわけねー。わしも、働きながらガッコ行ったくちなので、タコ社長が、どれぐらい教養を嫌う人種か、というのをよく知っている。特に、ジェニにつながらない勉強などしようもんなら、もう宇宙人扱いだ。そういうまごうかたなきタコ社長のもとで働きながら、教養を身につけるとか、将来のために副業を始める、とかいうことが、簡単なことであるわけがない。
ピーエッチピーを教養本だと思っているだろうフジオは、どうだろう。大野君たちが将来を見据えて、疲れ果てたからだにムチ打ってガッコに通うとか、副業を始めるとかいったことに、どんな態度をしめすだろうか。フジオは、会社の将来を見据えて、偽装請負を常態化させたのだろうか。労働法ぐらいすでに熟知している人材を、フジオは自慢のセルラインに欲しがったりするだろうか。年末八千円は怪しいキヤノンは、本当の国際競争力を手に入れることができるだろうか。未来は誰にもわからんからして、せめて教養ぐらいは身につけてみろ、そこの若い衆。一風呂浴びて、本でも読め。
目標設定
(
とまと
)
2007-09-30 17:18:44
面白い記事なのですが、一部しか、定量目標の記載がありません。
定年後には、イクラの年収があったら、QOLを保てるのでしょうか?
単純生活費は、年収現在価値で240万円(ネット)くらいでしょうか。つまり、グロス年収300万円という理解でしょうか。
年収500万円(グロス)を維持できて、家がありローンが終わって、子供の学費支出等がなければ、悠々と考えても良いならば、公的年収(240万円)以外の収入として260万円程度を考えなければならない。20年分として、5000万円の貯蓄があれば、豊かに生活し締結と考えて、目標設定していますが、そんな程度で足りるものでしょうか?
実際には、月額の生活費というのは、20万円という線が妥当な線で、それ以外に娯楽費や交際費を考えて置いたらよいのではないかと考えていますが、ご意見・アドバイスをお願いします。
当方が考えている具体案は、現在、資産1億5000万円程度、この資産を流動資産化して、3000万円程度を投資に廻し、年率10%程度の利益を上げれば、グロス年収500万円を実現できると考えているのですが、素人投資家には難しいでしょうか。
雇用という独占
(
異端経済学者
)
2008-07-19 11:05:59
ずいぶん前の記事への書き込み、失礼いたします。大筋において同感ですが、
副業禁止をちょっと違った視点で書かせていただきます。
企業は副業を禁止することで独占的な立場に立てる。雇われている人は退職することが大きなリスクになるので、会社に反抗しにくい。会社が従業員に対し、圧倒的優位に立つために副業を禁止している面は少なからずあると思われます。
そして細かいことですが、「本業での情報や取引関係、人間関係などを、社員が副業に流用して、本業での得べかりし利益が損なわれる」とありますが、会社は従業員が本業以外で得た情報や人間関係を流用して本業の利益としても、それほど多くの利益還元を従業員にはしていないように思われます。それなら、この部分はあたらないのでは。
独占的な立場
(
山崎元
)
2008-07-19 18:03:57
異端経済学者さま
会社側が圧倒的に優位である、というのは、ご指摘の通りでしょうし、だからこそ、副業を禁止する社内規定があるのでしょう。
情報なりノウハウなりの流用が、会社→個人、個人→会社、の双方向で生じているのは事実だと思います。また、仰るように、個人→会社の側の便益提供の対価が正当に評価されているかどうかは、曖昧でもありますし、会社側のタダ取りに近い形になっているのではないか、という状況も現実に近いでしょう。
ただ、これは私が自分の経験から思ったことですが、たとえばコンサルティング会社に勤めながら、自分でもコンサルティング業務を含む副業を行った場合、あるクライアントの案件を、自分の副業で処理しようか、自分の勤務先のビジネスにしようかという点で、迷う余地が生じることはあります。率直にいって、この場合に、副業と会社の間にコンフリクトが存在することを実感します。
このコンフリクトについては、その案件を会社のビジネスにする方が便利であり、利益にもなる、ということなら会社でやればいいし、会社は、単に、従業員が会社に貢献した分に対応するだけ報酬を払えば、双方共にそれでいいではないか、と理解するのが健全で理想的な方向だと思います。
しかし、現実的には、こうしたコンフリクトを嫌い、自分の強い立場を利用して、会社が従業員を自分の思うとおりにしようとする傾向が続きそうです。
replica handbags
(
knockoff handbags
)
2011-11-21 22:23:18
遅ればせながら山崎さんのブログを初めて読ませていただいております。
転職関係の内容の物も含め、貴方の著書は数冊読ませて頂いておりそのお人となりに以前より非常に興味を抱いておりました。
そこで唐突で恐縮ですが「貴方は本当に男らしい方だ」と思いました。そう思った理由はいろいろあるのでいちいち書きませんが絶対にそう思います。
これからも応援していますので是非ご活躍のほどを。
http://www.designer-handbags-jewelry.com
htyht
マオ
(
knockoff handbags
)
2012-02-06 23:12:40
仕事に関係する場と相手以外で、誰と付き合って、何をしていても、「関係ないでしょう、それは」という感覚が常識になるべきだと、アタマでは思うのですが、世の中がそうなっていない、ということから考えると、倫理というものは、少なくとも、事柄にだけ付属するのではなくて、個々の人間に属するものなのだと思えます。gvrw
2234@qq.com
(
replica designer handbags
)
2012-06-06 02:29:07
ずいぶん前の記事への書き込み、失礼いたします。大筋において同感ですが、
副業禁止をちょっと違った視点で書かせていただきます。
企業は副業を禁止することで独占的な立場に立てる。雇われている人は退職することが大きなリスクになるので、会社に反抗しにくい。会社が従業員に対し、圧倒的優位に立つために副業を禁止している面は少なからずあると思われます。
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副業を持つと本業がおろそかになるという主張は、一見まっとうな主張のように聞こえますが、「部活をやってると成績が下がるぞ」という言い方と同じに聞こえます。実際にはそうはならないと思います。
また、公務員にも副業を(さまざまな制限は当然必要だと思いますが)認めたら、年金の横領のような不正や関連団体への天下りなどが少しは減るかもしれませんね。
そういう人達の実質的な怠業、若者イジメが多いと思う。自分のことで頭がいっぱいで、指導力もなし。ややこしい仕事と(失敗の)責任を派遣等に押し付けて、有給を消化したり、残業を一切しなかったり、権限を持とうとしない、仕事の段取りを改善しない、(昔は良かったと)愚痴だけ言う。
副業OKなんてことを認めてしまうと、副業もないのに怠業する無能人間のモラルハザードがより強く起こるんじゃないだろうか、と心配する。
優秀な派遣さん、正社員と同様にカンパニースペシフィックな、他の会社に使えないスキルにたけているけど低賃金で働いている人達が、一番ハイリスクな人生を歩んでいる。そういう人達にこそ副業を持って欲しいと思う。副業でなくとも、要領よく自己啓発に時間を使って欲しいと節に思う。
約款を読み込んで、あたしは正社員とない胸をはる某業界のクレーム処理ねーちゃんに、手取り足取りレクチャーを続けていたわしも、ほんと、プロなら勉強せーよ、トヨタ王国のヘルス天国の天使の方がよっぽどプロやで副業でも、と思っていたところでした。二日勉強したわしより明らかに無知な、営業部長の肩書きのある人間が、もろアホなことを言い出して、ただただ、泣けました。おまい、患者の承諾なしに医者に個人情報聞きに行けるわけなかろうが、ばかたれ。この営業部長は、たぶん副業ばかりしていたのでしょう。「約款上の不正はよくわかったが、おまいの行いは法律上の不正・違法行為には当たらないのか? 有印私文書偽造、詐欺罪に当たるかどうか、顧問弁護士に聞いて来い」と問うと、明日から入院するようなそぶりになったのでとりあえず、もういいよ逝ってよし慶応病院へ、と言ってやった。
ある事務所とある事務所が合同で仕事をするようになって、分かったのは、ある事務所もある事務所も、別のだが、全員マルチ信者であるということだった。五時まで合同で仕事をし、五時からはファミレスで、大マルチ宗門改め合戦が繰り広げられたそうだ。これが、ありていなる庶民の副業かもしれんね。
とある運送屋の事務所の二階は、某学会さんの集会所で、就職をするとき、みな観念して入信すると言う。副教だか副宗だか、なんなんだか。
ところで、PROFILE欄の
http://www.yamazaki.net/
ですが、実際にこのアドレスを直接入力すると変なホームページに行くのですが...
副業=自営業(ハイリスクハイリターン?)
このような組み合わせが考えられますね。
副業とは、個人の保険みたいなものでないでしょうか。おっしゃるとおり、会社が一生面倒を見てくれないから、会社や国を信用できなくなったから、自分でリスクヘッジする。それが副業ではないでしょうか。そのために本業に手心を加える、例えば、残業を減らしたりするかもしれません。当然、不良社員のレッテルを貼られない程度にですが。表には出なくても本業への悪影響はあるはずです。
したがって、社会のためにも、万人に副業を薦めるのは、よろしくないのではないかと思います。副業の心配などしなくても良い社会を望みます。
本業に不満があるひとの転職活動の一種としては副業という選択肢は良いかもしれませんね。会社員を踏み台として小説家とか。
株ですが、短期で運用する場合は、副業とみなしても良いと思いますがどうでしょうか。
おっさんの副業としては休日の公園なんかで足元にカンカン置いて芸を披露するのがいいんじゃないかと思います。ありていに言ってコジキだけどマルチや株屋に嵌められるよりはましでしょう。
大道芸プロデュースの会社を成功させた某社長がやたらと船井幸雄を褒め称えるのでずっこけたことがあります。何でも成功した自身の経営メソッドを船井にほめられて『俺の本で使わせてくれよ』とまで言ってくれた、との由。
トホホホホホホホホホホ~社長そういうのは
「権威のケの字はケツの穴のケ」
っていうんですよトホホホホホホホホ~
と内心で嘆いたのも早数年前。件の会社はまだつづいているかしらん。
そうですね。ただ、かりに終身雇用の約束があっても、やはりリスクは存在しているのでしょうね。
約束を履行する能力が会社側にあるかどうかは、年金と同じで別の問題ですからね。
成立を期待して待っていましたが、ホワイトカラーエグゼンプションなどの話にまぎれて、そのまま流れてしまったと思われます(報道が少なくてなかなか確認できないのですが)。
さっそく多数のコメントを頂きました。どうもありがとうございます。
さて、「くまさん」のご意見こそ、お待ちしていた反論でした。確かに、副業に時間を使うと、本業への注力は「ベスト!」ではなくなりますから、本業への悪影響と、おっしゃるものは、存在します。それは、ここ数年、「複業」を続けている私も、自覚があります。
とはいえ、本業一本に賭ける前提として、「会社や国が信用」できるか、という問題があります。
この点については、「会社や、国は、ある程度しか信用できない、だから、自分の人生は自分で考える」ということを、現実認識と、あるべき論の、両方の次元で納得すべきではないでしょうか。
「失われた10年」のリストラが、される側にも、する側にも「無残」なものになった理由の一つは、「会社は社員の一生の面倒を見る」という建前が、「嘘だった」と認めなければならなくなったからでした。
会社にはそんな能力はないし(国にもありません)、そんなことができるという建前を中途半端に生かしておくと、これを悪用して、過大な期待の下に、社員をこき使う経営者が跋扈する余地ができてしまいます。
しょせん、会社だの、国だのというものは、そんな「偉い」ものではない、という現実から、個人の人生も社会の仕組みも考えるべきでしょう。
確かに、副業を持つと長時間の残業などはしにくくなりますが、6分の力でも、8分の力でも、会社との契約に十分な労働を提供すれば、それでいいのではないでしょうか。
社益や国益が、個人の能力を全て搾り取るに足るだけ、優先されるべきものだとは、考えない方がいいでしょう。これらの組織を、かつての武士にとっての、家や藩のように、個人の生活の上位に置くのは、不適切だと思います。
結局、プロジェクトXは、個人が会社や国に賭け、会社や国が個人の期待に応えることができた、幸運な時代の、美しい物語でしょう。
会社や国の権威を解体したところから物事を考える方が、社会として「安全」かつ「健全」でしょうし、ひいては「美しく」もなるのではないでしょうか。
テレビでとりあげられたあるホームレスは、元々は優秀な畳職人だったそうだ。洋間しかないような、耐震偽装ハイカラくそマンションにばかりみんな住むから、熟練の仕事を失ってしまった。明日はわが身だ、全員。わしなんかは、このホームレスを準公務員にして、日本中の小学校で「畳ができるまで」という特別授業をしてもらえばいいと思うが、公務員抹殺が主眼の山さんなんかは、個人の営業力でシノギを探せ、自己責任で小学校に営業かけろ、となるだろう。正論は正論だ。ほんでから、ズレてるわしやズレてる山さんの持ち出す例(だいたい極論)を足して二で割るぐらいが現実なんだろうから、「NPO畳ができるまで」を立ち上げて、すぐにドサ周りを始めねばならない。畳でひと財産築いたタコ社長は、社会にそれぐらい還元したらどうか。
珍しく今日は、朝からめっさ元気になってしまった。あの番組に北の女子穴が一日だけ帰ってきていた。やっぱ、あの番組は、この穴に限る、衣装はラバー系にしてくれんかなあ、萌えるがな、朝から。番組に、内容はない。同じことしか言わないハゲじじいは、相変わらず、資産ころがせ、と言っていて、業界のジェニにぎっているとしか思えない、死ぬまで犬は犬。政治乞食の田原が御○所フジオの名前を出したので、視聴者は全員、わしのことを思い浮かべてくれただろう、少してれてしまった朝だった、では失礼。
いちど組合の人に、どうせ給料下がるばかりなんだから、副業を認めさせなさいよ!と言ったら顔中に?マークだった。
ストもせずに上意下達のピラミッド構造つくってる労働組合は、管理側の御用ちょうちん提げて歩いているだけだから、意味がわからなかったらしい。
仕事終わったら、スーパーのレジで「いらっしゃいませ」ってやるのか?
それもいいんじゃない、給料下がってるんだからカッコつけてられないよ!
サービス残業を押し付けられるくらいなら、多少安くてもバイトしたほうが稼げる。
だいたい不動産を持っていて家賃収入があるのも副業のウチじゃないか、そういうのが良くてレジに立つのがダメというのはヘンだ。持ってる人ほどカネもちになるじゃないかぁとヤッカミ言ってたら、クミアイのヒトがどこかにいっちゃった。
佐高師匠も何故か山さんも尊敬する小倉のところがこの調子。労働者など犬猫で、社長は○器なわけね。フジオが経団連会長で、安倍氏が総理ってのは、ほんと割れ○器にピーピー、やな。ようでけた話や。ナカカンスケではないが、我らの宰相安倍氏を一行で表すと、こうなるだろう。
「銀の匙をくわえて生まれてきたバナナマン日村」
あどでー ぼぐでー おじーさんみたいなでー 政治家にでー なでぃだい
と、一度上司にかみついてみました。それでもダメとは言われましたが、反論はされませんでした。できませんよね(笑)。というわけで私も、会社の利益を損なうようなことがなければOKだろうと勝手に解釈しています。
教育費:手当て済み
住宅資金:ローンなし、後は維持費のみ
老後資金:これから準備
公的年金:国民年金。受け取り予定は年額80万円
私的年金:民間保険で60歳から65歳まで年額100万円
妻の年金:厚生年金で継続中
不動産収入は年間600万円で借入返済と維持費にまわしている。57歳時には借入金の返済完了。
只今の金融資産は2500万円で内800万円を国内株式で運用している。成績は日経平均並みだ。
退職後は年金と不動産収入で生活を楽しみ、
趣味で株式運用と家庭菜園をやたい。
おっ、出てきた。お詫びしたって、死んだ同胞は帰らんで。感想はまた。(にしても、古賀の四役って、不気味やな)
日本的人事体系は、組織への「同化」を基本とし、互いの「嫉妬」をインセンティブとして、小さな差の意味を最大限に強調することで社員を競争させる一方で、大きな差を作らないという一定範囲内での結果平等を保証してきた。
『僕はこうやって11回転職に成功した』文藝春秋
ここでいう、互いの「嫉妬」とは一体、何に対してなのでしょうか。
私は、「承認」ではないかと考えます。
ある個人が副業を企てるときそこには、現在所属している組織に「金銭面」と「承認面」のいづれか、あるい両方に不満・不安があるものと考えられます。
組織としては、「金銭面」での不満・不安からの副業には片目をつぶるにしても(「失われた10年」のリストラの負い目もある)、「承認面」での不満・不安からの副業は、これを認めれば組織のタテ社会のタガが緩むために、看過することはできないのでしょう。
要するに、組織内での序列関係が個人を承認する絶対的な価値観であって、副業によってそれ以外の価値観で個人を承認する形があっては、組織を統治する上で都合が悪いからではないでしょうか。
『お金より名誉のモチベーション論』東洋経済新報社:太田 肇(ベタなタイトルで安手のビジネス書を想像させられますが、秀作だと思います。)にも以下のように書かれています。
わが国では、もともと組織のなかでの地位が全人格的な序列と結びつきやすい傾向があります。それは
①経営者は目的集団である会社組織の中に基礎集団の特徴である人格的要素を積極的に持ち込ませ、擬似共同体を作ろうとした。
②個人主義思想と人権意識の発達が遅れたため、権力者による人格的侵害を防ごうという意識は希薄であった
このあたりは転職経験が豊富な山崎氏に日系企業と外資系企業との企業文化比較論を論じていただきたいものです。
「市場と感情の経済学」復刊のコメントの中で山崎氏が述べられていたことでもあるのですが、私も「嫉妬」や「承認」といったことが、成熟した経済における消費を左右する重要なファクターになるものとして注目しております。
おはようございます
(いま25日11:10頃、きょうはうれし、悲しい給料日です)
僕も体調を崩す前はよくバイトをやりました。
プランナーという職業柄、結構ニーズはありました。月に3~4本やったでしょうか。でも、いまはやってない。これはいやみに聞こえるかも知れないけど、できる男にしかこないですよね。特に副業(バイト)とする場合は。だって、その価値はその内容そのものであって、個人的な営業活動は許されないでしょう。それをやっては本業と副業の区別がなくなってしまうことじゃないかと思います。
福田さんの党4役はミスりましたね。
幹事長の伊吹さんで、それまである程度までやるかもと思っていた空気が一気に飛んでしまった。本人はどうあれ、政治資金の問題などでイメージが悪すぎると思います。この際、幹事長に谷垣さんを持ってくるってほどの意欲がほしかった。確かに麻生グループには受けが悪いでしょうが、そのくらいやったって押し切れたと思いますね。ここで、福田さんの限界が見えたと思うのは僕だけでしょうか。
手放しではないものの、副業を禁止するのはどうか、というご意見が多いようで、意を強くしました。
>過疎地の自営業50歳様
生活情報のご開示ありがとうございます。「自営業」のビジネスリスクの内容にもよりますが、7年後に借金が完済されるということですし、まずまずのマネー・プランなのかな、と拝察します。ビジネスと運用のご幸運を祈ります。
>タニボンさま
コメントありがとうございます。
>要するに、組織内での序列関係が個人を承認する絶対的な価値観であって、副業によってそれ以外の価値観で個人を承認する形があっては、組織を統治する上で都合が悪いからではないでしょうか
>①経営者は目的集団である会社組織の中に基礎集団の特徴である人格的要素を積極的に持ち込ませ、擬似共同体を作ろうとした。
全くその通りですね。旧来、日本企業の多くは、勤め先の会社のことウチというごとく、家(大規模なら藩)のような共同体を作って、この中の価値観をモチベーションとして、社員を働かせようとしてきました。
組織が何らかの価値観を持ち、そこから出てくる名誉などで組織の成員のモチベーションを作ることには、プラス、マイナス、両面があると思います。プラス面は、それこそが企業の持つ文化であり、組織の成員の幸福感にもつながり、組織を「生き物」のように統一的に動かす源でしょう。しかし、一方では、組織の価値観で、成員を微妙に(表面的には微妙でも、精神的には過剰に)格付けして、不名誉(出世が同期から遅れると恥ずかしい、とか)を脅しに使い、社員を金銭的には安くこき使うというようなことも起こりました。これは、終身雇用神話が生きていて、転職が難しかった時代には、良くも悪くも、うまく機能したと思います。日本企業では、社員が企業内の価値観での評価に満足させられていて、資本と経営に、大きなピンハネを許した時代があったように思います(思えば、この頃日本企業は強かった・・・)。
ところが、「転職」と「成果主義」がセットでやって来ると、組織の価値観と経済的な価値観の整合性を確保せざるを得なくなりますし、これを、他社と較べざるを得なくなります。たとえば、中の競争に負けた者が他社に転職して、高額の報酬を貰って、明らかに幸せそうに成功している、というような事態が、ちらほらと生じて、組織の価値観を脅かすようになります。また、外資系の企業などでは、直接の引き抜き合いも起こり、これによる、局地戦の勝ち負けも無視できません。しだいに、「ウチの会社の成功者は、これくらいの報酬でなければならない」という外との裁定が働くようになりますし、下方向には「不出来な場合に、貰えるお金でも差が付くのは当たり前だ」という原理が強力に適用されて、組織内の価値観上の勝ち負けに、金銭的な差がついて来ます。「お金でも差が付く。どうだ、負けると、悔しいだろう」という意地悪な評価軸が、組織内の人を動かすモチベーションとして、追加的に導入されるようになりました。
この辺りの段階を、経営者の周りにいる茶坊主どもが取り仕切ると、たとえば富士通の告発本で話題になったような「成果主義」になります。ただし、これは、主に外資系の某コンサルティング会社が持ち込み、日系企業の経営者周りの茶坊主に最適化された「陰気な成果主義」とでも言うべきシステムで、本来の成果主義とは似ても似つかぬものです。過去の成果主義を巡る論争は、この「陰気な成果主義」と、良い点ばかりでもありませんがもっと直接的に成果を金で買う「陽気な成果主義」とを区別せずに、議論が行われた点が不毛だったと思います。
もとに戻って、同僚の賞賛こそが最高の報酬である(たとえば社内での発明に対しても)、というような組織運営は、それ自体として素晴らしいのですが、金銭経済とこの組織が触れあうときに、金銭的な価値観の滲入を止めることが出来ないのが現実でしょう。また、その人の貢献に対してフェアな額よりも、社内の価値観で報いる、というような手段を、経営者に大きく使わせすぎると、社員は不幸せです。
そもそも企業は利益を求めて活動している存在ですし(特に株主にとってはそうですし、株主の影響力は今後も強まるでしょう)、結局、紆余曲折はあっても、社内の価値観の方が金銭的な価値観に鞘寄せしていくような形で、両者は一致する方向に向かうでしょうし、そうした理屈を踏まえた上で、労使双方にとってフェアな仕組みを作っていくべきだということでしょう。
>xtc4241さま
福田政権は、消費税引き上げシフトを敷いてきたと思います。官僚機構に、これを態度でお約束したのが今回の人事でしょう。
伊吹幹事長(大蔵省出身)は、消費税問題の論戦のための対外要員で(数字や仕組みに強く、ああ言えばこう言う式の討論に強い)、谷垣氏は党内向けの顔でしょう。実質的な幹事長は、次の選挙での公認調整権を握る古賀氏でしょう。
これまで殆ど政策を話していない福田氏ですが、年金については、民主党との対話もあると口にしています。これは、民主党の主張する基礎年金の税方式化あたりを取引材料にして、年金と絡めて消費税引き上げを果たそうということではないかと思います。
本当は、年金と消費税を絡めるというのは、理屈に合っていないのですが、主に官僚が政治を支配しているとして、落とし所があるとすれば、その辺りでしょう。
会社側に、副業を認めてもいいし、認めなくてもいい、という裁量があると仮定すると。「非正規の副業を認め、正社員の副業を禁止する」のか、「非正規社員には副業を禁止し、正社員はフレックス化して副業も認める」のか、微妙な問題な気がする。鬼畜キヤノンの正社員は、鬼畜○器一族、という血のつながりで結束しているから、奥谷のアムウェイをやろうが奥谷の郵便配達をやろうが、キヤノンの情報が流出する、とは考えないだろう。疑われるのは、大野だ。大野を解雇すると、情報を山さんに売るかもしれない、副業など非正規にさせたら何しゃべるかあいつらわからない、とか、フジオは思っている、かどうか、記者クラブのアホどもは、たまにはまともな質問しろや。フジオは天皇さまやなかろうが、鼻くそどもめ。
>全くその通りですね。旧来、日本企業の多くは、勤め先の会社のことウチというごとく、家(大規模なら藩)のような共同体を作って、この中の価値観をモチベーションとして、社員を働かせようとしてきました。
従業員からすれば自分たちの(ウチの会社)ために頑張っていると思っていたら、他人(株主)のために頑張らないといけない世の中になりつつありますね。
外から見ると、株式会社は株主のために経営されて当然だと思うわけですが、長年、株主など意識せずに、「ウチ(ら)の会社」だと思って、社員共同体に属して働いていた、日本企業の多くの社員達は、株を持たれたぐらいでウチのやり方が変わるのは、何だかおかしいぞ、という気持ちになるのでしょうね。
最初から、会社などというものはアテになりませんよ、と教えてあげるべきだった、というのが私の意見ですが、ある種の空約束を空約束でも良いから欲しがるのが、また社員であったりするわけで、これは仕方がなかったのかもしれません。
このへんの社員の意識を思うと、まだ日本は、資本主義の準備段階なのか、という感じさえします。
とりあえずできることは、個々の若い人が現実をシビアに見つめて十分な適応力を持つように、応援することでしょうか。
先日、店長から暗に学校通いを辞めるよう勧告されましたが、やはり一般的な企業はほかに選択肢をもたない従業員を好むものなのかなあと思います。自分で言うのもなんですが、真面目に働いていますし、売り上げ実績も悪くないのですが。
その勧告を受けて以来、同じような立場の40歳近いアルバイトの人と一緒に、とりあえず一日一日の仕事は誰にも文句を言われないように行い、もしも何かあったらほかの従業員のために闘って辞表を叩きつけてやろうと約束しています。
副業を持つ、あるいはその準備をするということで、そういう覚悟を抱いて仕事に取り組めるということでもあるし、そういう人間を抱えることは結局は会社のためにもなるはずだと思うのですが。
コメントありがとうございます。お考えになっていることは、全面的に正しいと思います。一人一人が少しずつ企業に対して強くなって、仲間を守っていけるような連帯(組合のようなくだらないものではなくて)が同時に出来る、というのは理想的な流れです。
とはいえ、店長は、さまざまな圧迫を加えてくる可能性がありますね。「他に選択肢を持たない社員」を好むでしょうし、外に別の道を持つ人への嫉妬もあるでしょうし、単なる権力行使の誘惑もあるかも知れません。
学校通いのスケジュールが知れると、それに合わせて、イジワルをしてくる可能性もありますね。
仕事でボロを出さないのも大切ですが、同時に、(1)店長の言動を記録すること、(2)こちらの情報を秘匿すること、(3)2が不可能になって嫌がらせを受けた場合、店長とだけ戦わないで、本部や、店内の同僚、可能なら他のチェーン店にも、店長の言動をバラして公開の場で戦うことが大事だと思います。一対一でやりとりすると、彼の側に弱みが生じにくい。また、(4)相手がよほど困る場合を除いて、「辞表」を叩きつける意味はありません。先方に解雇させる方がなにかと好都合です(不当なら先方の弱点になるし、失業保険も会社都合退職の方が直ぐに出るし)。戦いでは、自分がスッキリすることではなく、相手が嫌がることを、自分にとって最小のコストで行うことが重要です。また、(4)とは別に、戦う場合には、(5)転職の算段も同時に必要です。
余計な戦いをしないで済むことを祈りますが、いよいよアタマに来た時には、上記を、思いだしてみて下さい。
いつも楽しく拝読しています。
本業と副業の差違って、実は費やしている時間/エネルギーの比率に過ぎないってことなんですね。
そう考えると、なんか(理由は分かりませんが)少しだけ気持ちが楽になりますね!
ストレートなご意見ですね。
私もその一人ですが、日本人は、不確実性に賭けることを楽しむことを知らなすぎるのかもしれないですね。
>このへんの社員の意識を思うと、まだ日本は、資本主義の準備段階なのか、という感じさえします。
会社は他人のものというのが、本来の資本主義ですからね。
とお聴きすると思わず「お疲れ様です、が、しかし是非頑張って執筆・発刊をお願いします」と、先ず大きな声で言って仕舞います。
職業観についての山崎さんのご見解は此れまでも読ませ&聴かせて頂いてはいるのですが、TV局や主催者・依頼者側の思いからか転職観にフォーカスが集まり過ぎるように思え、職業観として纏まった山崎さんの一冊が得られることは本当に楽しみです、どうか世に出して下さい。
(尤も私は山崎さんが転職されたとは思っていません、多くの増職・転社を経験され現在は複職を生き根底では常に職業観を語って居られると思います、これは余談です。)
先日の日経キャリアデザインセミナーを受講させて頂いた長男は、相手方パネリストの方とコーディネーター司会役の方の進め方から、山崎さんの職業に対する哲学部分のお話が遮られて仕舞うかのような進行を大変残念がっていました。 執筆に取り掛かられたご著作はきっと多くの読者待望の一冊になろうと思います。
親の立場ではどうも年寄り性が強く出て仕舞い(と息子から言われ)、山崎さんご自身の実体験に基づく経済学的・行動金融学的な視点からの職業観を是非広く共有させて下さい。
とまずはお願いをしておいて、さて副業に就いての気軽な意見です。
副業大賛成、極力早い時期から積極的に見つけて実行に移しておくべきです。
サラリーマンの場合は会社員としての本業が果たして本当に自分のやりたい仕事なのかを定期的に見直す必要があろうかと思います。
もしも今の会社への就社時の一番の動機が其の会社名なり会社の基盤の確かさと言ったブランド力だとか又は処遇の良さに魅せられての入社でそのまま現在も続けているような場合は、職に就いたと言うよりは就社であったと思うべきでしょう。
自分の気に入った会社の土俵で活躍出来ている事はそれで素晴らしいのですが、もしも与えられた仕事をこなしているだけだと会社自体が輝きを失った場合には自分の輝きも途切れる危険があり自分で仕事を作る力と仕事を上手く進める能力に欠けるリスクが顕在化しそうです。(定年近くなって気が付いた場合は大体が遅きに失する)
このような場合も予見して、自分のしたい事・世の中の役に立てる事・全身全霊を打ち込んで自分の手に職をつける作業を始めた場合はそれ自体が本業模索の道であって、今現在している毎日の仕事の方が寧ろ、今日明日の生計を得る為の手段としての副業なのかも知れません。
ちょっと情けないような話ですが、自分自身を冷静に&客観的に(と自分では信じて)振り返って見ると、どうもそう言う事のような感じがしておりますが、社会人として船出をする段階ではまだまだ視野も限られているでしょうから副業先行で会社員になっておいて其処での経験もベースに本業を見つける&創り出すのも結構良いのではと思います。
また副業先の会社の本性を知る一つの手がかりも探れると思います。
実力主義・成果主義を前面に出す会社のくせに、スキル強化で会社の業績向上に貢献しようと、例えば税理士や不動産鑑定士の資格取得とかアメリカのロースクールとかMBA留学をさせて呉れとか頼み込んだ場合、資格は個人に帰属するからと渋ったり或いは取得後に会社を辞める旨の誓約書を書くことを強制する如きは、その会社に本当に人を育てる意思があるのか疑うべきかも知れません。
情熱を持って資格取得を希望する積極的な若者にどんどん機会を与えようとせずに其れを経営陣が渋る場合は、本当の意味での実力・成果主義ではなく、人材像も見出していないぐうたら経営と思うほうが安全と思います。
結果を出せる人は、本業だけでも、副業を持っていても、どちらでも成功しているからです。
しかし、私はそういう能力のある人間は、副業をしない場合が多いと感じています。
くまさんへの下記コメントは、違和感がありました。
>とはいえ、本業一本に賭ける前提として、「会社や国が信用」できるか、という問題があります
そんなものを信用する甘い人間は、能力があるとは思えませんし、自分自身の力で生きていく限り、会社や国が何とかしてくれるという前提など持つこと自体、前提条件が甘過ぎでお話になりません。
少なくとも自分の責任から逃げているだけの人間にしか思えませんので。
またと会社いう名の小さな村社会での下らない話に迎合したりすることや、それに反感を持って辞表を叩きつけるということは、同じ愚行だと思います。
自分の目標に対して、余裕と気遣いを持てる大人の対応ができれば、本業一本でも、副業を持っていても大した差が
ないと思います。それが難しいと思いますが、本質はそこにあると思います。
本業一本でも、副業を持っていても、その人への他者からの信頼が変わらなければ、どちらでも同じことだと思うのが理由です。
少なくとも副業を持ったいることの方ががメリットが大きいとは思いません。どちらでも同じ事だと思います。
(誤)或いは取得後に会社を辞める旨の誓約書を
失礼しました
熱中しすぎると困ったり、関連知識が意外と本業に役立ったり。多角的な視点の獲得は望めますし、本業と副業間で対立があってそれを解決できたりすれば実りが大きいし、解決できないときも何故出来ないのか知見を得ることは人生経験でプラスになるでしょう。
暇ならやってみればいいし、暇じゃなくても無理に時間を作ってやってみるのも有意義。このへんは自己啓発なんかと同じくやる気があるならやってみると色々と良いことや悪いことが自分に降りかかってきて、後に振り返ってみれば大変いい事を経験したという感慨をもてると思います。まあ逆に、やれと言われてやらされたら身に付かないのも趣味や勉強と同じでしょう。
やりたい人を止めるのは経験豊富なひとを生ませないという理由で社会の損失だし、やりたくない人にやらせるのは鬱憤を溜め込ませて社会に害悪をなす原因になるでしょう。
他人から見た副業は、役に立つ立たないでいけば中立だと思います。やってる本人の感性や損得勘定で良い悪いを決めるべきで他人の判断は出来るだけ当てにしないほうが良いでしょう。
会社に入りながら副業をし、一定の収入ができてから
独立しようと考えていました。
山崎さんのおっしゃるとおりのリスクヘッジを考えていたのですが、会社を経営する側の人間からすれば
僕みたいな人間はどうなのでしょうか?と少し思いました。
ですが、少なくとも僕は仕事を疎かにするつもりはありませんし、ただなんとなく上司の言うことを守って仕事をする人よりかは熱心に仕事ができると思います。
せっかくインターネットにより、副業のためのインフラが整っているのですから副業をしないなんてもったいないと思います。
本人の自由を尊重したい(勿論自分についても)のはやまやまながら、時には、副業をしないリスクもあるのが現実でしょう。会社が潰れてしまった、定年まで会社の中だけを見て過ごした、意外なタイミングで解雇された、というような事がありうる場合、何らかの副業(ないしは次の仕事の準備)に助けられる場合があります。
いずれにしても、社員はそれほど強い立場ではないので、本人の好き嫌いだけでは、どうにもならない場合があります。
副業をするリスクもあれば、副業をしないリスクもある、ということですから、何とも厄介です。
求人における年齢制限が、建前上とっぱらわれることになるようだ。高齢者および中年フリーターの雇用が促進されるといいね、という政策だろうが、実効性はあまり期待できない。二度手間だから、面接の段取りの電話で、「実は三十以下の求人なの、ごめんね」と正直に言ってほしい。それでも、実際に面接してみたら、「使えそうなおっさん」が発掘できる、可能性もあるか、な。
何が言いたいかというと、地方の求人というのは、やたらに、「学歴不問」というのが多いということ。わしなんかは、学歴、問うてやってもええやんけ、と思うのだが、田舎のタコ社長は、馬鹿みたいに働く若い衆で、かつ、自分よりも頭が少し悪い、程度の人材を欲しがる傾向が強い。院卒なんぞに、就職あるわけねー。わしも、働きながらガッコ行ったくちなので、タコ社長が、どれぐらい教養を嫌う人種か、というのをよく知っている。特に、ジェニにつながらない勉強などしようもんなら、もう宇宙人扱いだ。そういうまごうかたなきタコ社長のもとで働きながら、教養を身につけるとか、将来のために副業を始める、とかいうことが、簡単なことであるわけがない。
ピーエッチピーを教養本だと思っているだろうフジオは、どうだろう。大野君たちが将来を見据えて、疲れ果てたからだにムチ打ってガッコに通うとか、副業を始めるとかいったことに、どんな態度をしめすだろうか。フジオは、会社の将来を見据えて、偽装請負を常態化させたのだろうか。労働法ぐらいすでに熟知している人材を、フジオは自慢のセルラインに欲しがったりするだろうか。年末八千円は怪しいキヤノンは、本当の国際競争力を手に入れることができるだろうか。未来は誰にもわからんからして、せめて教養ぐらいは身につけてみろ、そこの若い衆。一風呂浴びて、本でも読め。
定年後には、イクラの年収があったら、QOLを保てるのでしょうか?
単純生活費は、年収現在価値で240万円(ネット)くらいでしょうか。つまり、グロス年収300万円という理解でしょうか。
年収500万円(グロス)を維持できて、家がありローンが終わって、子供の学費支出等がなければ、悠々と考えても良いならば、公的年収(240万円)以外の収入として260万円程度を考えなければならない。20年分として、5000万円の貯蓄があれば、豊かに生活し締結と考えて、目標設定していますが、そんな程度で足りるものでしょうか?
実際には、月額の生活費というのは、20万円という線が妥当な線で、それ以外に娯楽費や交際費を考えて置いたらよいのではないかと考えていますが、ご意見・アドバイスをお願いします。
当方が考えている具体案は、現在、資産1億5000万円程度、この資産を流動資産化して、3000万円程度を投資に廻し、年率10%程度の利益を上げれば、グロス年収500万円を実現できると考えているのですが、素人投資家には難しいでしょうか。
副業禁止をちょっと違った視点で書かせていただきます。
企業は副業を禁止することで独占的な立場に立てる。雇われている人は退職することが大きなリスクになるので、会社に反抗しにくい。会社が従業員に対し、圧倒的優位に立つために副業を禁止している面は少なからずあると思われます。
そして細かいことですが、「本業での情報や取引関係、人間関係などを、社員が副業に流用して、本業での得べかりし利益が損なわれる」とありますが、会社は従業員が本業以外で得た情報や人間関係を流用して本業の利益としても、それほど多くの利益還元を従業員にはしていないように思われます。それなら、この部分はあたらないのでは。
会社側が圧倒的に優位である、というのは、ご指摘の通りでしょうし、だからこそ、副業を禁止する社内規定があるのでしょう。
情報なりノウハウなりの流用が、会社→個人、個人→会社、の双方向で生じているのは事実だと思います。また、仰るように、個人→会社の側の便益提供の対価が正当に評価されているかどうかは、曖昧でもありますし、会社側のタダ取りに近い形になっているのではないか、という状況も現実に近いでしょう。
ただ、これは私が自分の経験から思ったことですが、たとえばコンサルティング会社に勤めながら、自分でもコンサルティング業務を含む副業を行った場合、あるクライアントの案件を、自分の副業で処理しようか、自分の勤務先のビジネスにしようかという点で、迷う余地が生じることはあります。率直にいって、この場合に、副業と会社の間にコンフリクトが存在することを実感します。
このコンフリクトについては、その案件を会社のビジネスにする方が便利であり、利益にもなる、ということなら会社でやればいいし、会社は、単に、従業員が会社に貢献した分に対応するだけ報酬を払えば、双方共にそれでいいではないか、と理解するのが健全で理想的な方向だと思います。
しかし、現実的には、こうしたコンフリクトを嫌い、自分の強い立場を利用して、会社が従業員を自分の思うとおりにしようとする傾向が続きそうです。
転職関係の内容の物も含め、貴方の著書は数冊読ませて頂いておりそのお人となりに以前より非常に興味を抱いておりました。
そこで唐突で恐縮ですが「貴方は本当に男らしい方だ」と思いました。そう思った理由はいろいろあるのでいちいち書きませんが絶対にそう思います。
これからも応援していますので是非ご活躍のほどを。http://www.designer-handbags-jewelry.com htyht
仕事に関係する場と相手以外で、誰と付き合って、何をしていても、「関係ないでしょう、それは」という感覚が常識になるべきだと、アタマでは思うのですが、世の中がそうなっていない、ということから考えると、倫理というものは、少なくとも、事柄にだけ付属するのではなくて、個々の人間に属するものなのだと思えます。gvrw
副業禁止をちょっと違った視点で書かせていただきます。
企業は副業を禁止することで独占的な立場に立てる。雇われている人は退職することが大きなリスクになるので、会社に反抗しにくい。会社が従業員に対し、圧倒的優位に立つために副業を禁止している面は少なからずあると思われます。