ルトガー・ブレグマンと斎藤幸平の対談記事

文芸春秋5月特別号にルトガー・ブレグマンと斎藤幸平の対談記事が載っている。 斎藤幸平は『人新世の「資本論」』の著者で日本で５０万部にせまる売上を上げている。内容は、「気候変動の対策は待ったなしであり、資本主義ではこの対策は不可。マルクスも晩年には、自然環境とマッチした社会主義を理想としていたとのメモを残している」とし、「脱成長コミュニズム」が理想だとまとめている。
それぞれの主張を忌憚なく論じていることが気持ちよい。ブレグマンは「脱成長」に疑問を呈し、斎藤は「気候変動の危機」の対応を強調していた。今後もこうした記事が載ること期待したい。

「Humankind 希望の歴史」を読んで

　斎藤幸平さんのTwitterを見ていたらこの本の紹介と、著者との対談のことが出ていた。オランダで25万部というと日本でいえば約200万部になるのではないか？またユヴァル・ノア・ハラリ氏も推薦していると言う。これは読みたいと思った。しかも1988年生まれの34才、ますます興味がそそられ、図書館から借りて読んだ。

　著者ルトガー・ブレグマンの主張するところは一言でいえば、「人は善である」であり、それをいままで心理学や社会学で行われた数々の実験で定説となっていた嘘をあばき、人は基本的に善良であり、困った人があれば助けようとするし、集団と集団との出会いであっても、争いはせず、仲良くなろうとするものであることを綿密な調査の末、あきらかにしている。
　このあたりの経過が謎解きのようで、小気味よく書かれている。一方で我が身を振り返って見ると、大分、性悪説を刷り込まれているなと感じさせられる。

2021年新年に希望の持てる話題を（NO YOUTH NO JAPAN)

２０２１年新年に明るい話題をひとつ。
＃わたしたちが生きたい社会を作ろう。
のスローガンで、「参加型デモクラシーをカルチャーに」というビジョンのもと大学生が始めた運動（NO YOUTH NO JAPAN）のHPがあります。
http://noyouthnojapan.org
こうしたネット上に若者が自ら発信する動きが最近いろいろと目につくようになりました。
調べてみますとこうした運動体のために Syncableというサイトを始めた若い会社があるというのも驚きでした。
さらに、こうしたファンドレイジングを行う会社も数社あるということ。
Syncableの登録団体である中に、あのイラク拉致事件の今井紀明氏が載っていたのも新鮮でした。 彼はNPO法人D×Pを主宰していて、いまもいろいろと活動しているようで、期待がもてそうです。
これからは、こうしたネットサービスがいろいろと出てくるではないかと思います。

パーソナル編集長の自動保存ホルダーは？

　パーソナル編集長の自動保存ホルダーはどこなのか大分探しました。
https://fudemame.net/support/personal8/faq/img/imgph8mail/20100727.txt
この記事はVersion８について書いてあるが、他のVersionでも使えそうです。
というのはVersion10でも使えたからです。%temp%のVjepage??のホルダーにあるとは！！
（??はVersion番号）

Windows 7のサポート終了について

パソコンの話題です。 Windows7のサポートが終わるということですが、マスコミに惑わされないようにしましょう。 Windows7が使えなくなるわけではありません。あまりネットを使わないのであれば、その時だけネットを繋げれば何の問題もありません。あるいは機内モードにしてネットを切り離すという方法もあります。サポートといってもほとんどがウィルス対策の更新です。ウィルス作成者とソフト開発者との間はイタチごっこのようなもので、いまのところおわりはないのではないかと私はおもいます。 ただ、ネット情報が常時必要な方は、Windows10にしたほうが良いと思います。（パソコンを仕事にしていた男より）