山すりー(yamathree)の自分探しの旅

自分探しの旅。心探しの旅(いじめ問題?あの世?仕事の苦しみ?人生の苦しみ他)いいもの・おすすめ、愛と合流のための試行錯誤

橋下さんの、教育改革は、問題あり。

2012年02月17日 19時29分49秒 | 幸せと政治とプラウト思想

本日、ニュースでやっていましたが、
1.橋下教育改革案は、イギリスのサッチャーさんの教育改革を見本にしている
2.アメリカで、ブッシュ政権のとき、今から10年ほど前に、
  同じように、サッチャーさんの教育改革を見本に、落ちこぼれゼロ法
  が、施行されたが、今では、大失敗と言われていること。
3.さらに、サッチャーさんの教育改革も、失敗であるといわれていること。
4.相対評価・点数の公開・教師の点数重視の成績により下位者の厳罰
  それら、アメリカではすべて失敗だったといわれている。
  結果、成績の悪い学校がどんどん、閉鎖し、行き場のない生徒達が増えている。
5.そもそも、点数重視の詰め込み教育が悪いといわれているのに、逆行している。
  もちろん、その対策とした「ゆとり教育」も、失敗であるが、その主旨は
  詰め込みによる弊害から人間道徳の復活であったはずだ。
6.元、社会保険労務士として、「行列のできる法律事務所」に出演していた頃から、
  思っていましたが、橋下さんは、労働基準法を分かっていない。
  北村弁護士は分かっている。
  橋下さんは、経営者過剰重視・労働者差別をしている。
  労働基準法では、力の弱い労働者のため、簡単に首を切ることができないように
  なっているが、そこを理解していない。それは、下になっている者(労働者等)の
  気持ちを全く分からず、「甘え」と断言してるところで分かる。
  戦後、労働者は、残酷な労働条件の下、多くの労働者が協力して労働組合を作り、
  労働条件の向上を果たしてきた。今の大企業だけでなく、中小企業も、それら、
  労働組合の運動のおかげで、労働条件がましな、日本社会がつくられているのだ。
  その、運動にどれだけの苦労が積み重ねられたか、それらの人間としての
  最低限の生活を確保するための「一致協力して、生活を向上する」
  という主旨の労働組合を、ぶっ潰すのか。
8.右脳を重視して、個性を重視して、興味を持つことを重視する教育への、歴史も
  無視して、左脳重視の点数至上主義に、戻ろうとするのか。
9.それは、落ちこぼれ増大法となる。人を切り捨て、おちこぼれを虐待する思想だ。
10.アメリカで、国や州の方針に逆らって、個性重視・興味を持たせることを重視
  した、学校が、今では、落ちこぼれの、受け皿となっているという話も、
  していた。本来の落ちこぼれゼロ法の主旨が、おちこぼれをなくすことなのに、
  法律を守った学校が、成績悪くて閉鎖され、この法律を守らなかった(子ども一人
  一人に興味をもたせる愛情ある)学校が、おちこぼれを救っている。
  落ちこぼれゼロ法を、守った学校が、落ちこぼれを作り、守らなかった学校が、
  落ちこぼれを救っている。
  橋下さんは、落ちこぼれ増やそうとしているのと同じだ。
11.橋下改革の賛成できる部分もあるが、教育改革案と、強権主義・労働者等への
  差別主義は、反対だ。人をばかにしている、これは、ごう慢さから来るものだ。