2023年2月28日、火曜日、晴。火曜登山の日だ。そろそろマンサクが観られるのではないかと多良岳に行くことになった。太良権現あたりは咲いているのではなかろうかと向かう。
10時15分出発。
途中、前岳への直登ルートを右に見送り、車道を金泉寺に向かう。10時43分金泉寺着。
金泉寺や太良権現が初めてと云うメンバーが居たから、金泉寺お参り後、師匠が梵鐘に案内。ゴーン~。春山に響きわたる鐘の音。
平日なので山小屋は閉まっている。
金泉寺境内のここはテント場だ。
11時2分役行者から数分急な石段を登る。
石段を登り数分も歩くと、左手岩場に十六羅漢。羅漢の左を登り上がると「針の目んず」と云う岩くぐりがある。
また数分も登ると、難所の鎖場への取付きだ。右手に見上げる岩の表面に梵字が刻まれている。
鎖場を慎重に通過して、4,5分登り上がると、
11時34分国見岳に着く。マンサクが青空に映える満開だ。
国見岳から罪人落しの道を歩いて行くと、太良権現石段のマンサクも咲き始めた。国見岳と数十mほどしか離れていないの咲き方が違う。
11時47分太良権現に着いて春の日差しの中昼食。
ここのマンサクも咲き始めた。目の前に木があるので接写。
一部の木が伐採されて展望も良くなった。経ヶ岳、前岳が良く見える。
昼食後、12時22分、太良権現から急坂を下り前岳へと向かう。
三寒四温のこの時期、山は冷え込むとまだ霧氷が付く。下る斜面には雪や霜柱が見られ、気温が上がるとこれが解けて、道が滑り易いから注意だ。
皆さ~ん、ゆっくり慎重に。
12時33分「へっちん岩」だ。昔のトイレを思い出しますね。
前岳への稜線は登りも大変だ。
12時44分展望所の手前まで来た。
ここのマンサクも開き始めたが、
岩の痩せ尾根を歩くので花など眼中にない。
梯子を登り上がれば大展望だ。
経ヶ岳、
五家原岳、
諫早湾干拓地の先に雲仙岳。
展望所から1,2分で座禅岩。もう一段右の先端に立ってほしいね。
座禅岩から数分で鬼の岩屋。
ここから少し登り上がって、13時、前岳山頂。
ここから戻って、急坂を下って鬼の門へ13時17分着く。
ここから一の宮分岐に下るのだが、六体地蔵まで5分ほどなので、訪れたことのない人達が往復。岩壁基部に並ぶ六体地蔵菩薩。どうやっても写真には五体しか納まらない。
鬼の門に戻ると、おでんを作って待っていました。
13時55分駐車場所に下山。マンサク良かったですよ~。金泉寺から前岳、初めての方にはマンサクも観られ印象に残る良い山行でしたでしょう。