6月26日、小雨。ヒメシャラの木の花が6月中旬に咲くから見に行こうとなる。場所は轟滝の上流の大渡橋から小松尾公園に行く遊歩道だ。遊歩道となっているが実際は山道だ。
9時に大渡橋の駐車場に着く。駐車場の少し先に新しい林道が出来ている。通行止めになっているが歩けそうだ。5月4日に水曜登山で轟滝から銀鈴渓・金泉寺に行った時の下りの際、多良横断林道から轟滝に下る新しい林道工事(新林道B)がされていたな。あそこに出るのだろう。
通行止めではあるが歩いてみよう。9時10分出発。
新林道AからBに行き、小松尾公園から何時もの緑のルートでなく、その南側の尾根ルートを下る行程で歩く。
(赤実線:初めて歩くルート、赤点線、緑実線:歩いたことのあるルート)
歩き始めて5分ほどで、林道左手にフクロウの彫刻を見る。ここは轟滝から金泉寺に最短で登る登山道であったが、舗装林道になってしまったか。
さらに5分ほど歩くと舗装道は未舗装となる。これから舗装工事に入るのだろう。
歩き始めて15分、金泉寺への登山道を右に見る。道標も付けられている。
上るにつれ所どころ道幅も狭く、傾斜も急な所が出てきた。
9時40分、多良横断林道が見えてきた。
この林道が完成すれば金泉寺には白木峰から来るより、こちらが近くなるのではと誰かがつぶやく。
新林道Bの手前で工事関係者に遭遇し、平謝りで通していただきました。通行止めなのに済みませんでした。
多良横断林道を歩いて、9時45分小松尾公園に着く。この案内板の2,30m手前に下山道の道標があるが、今日はあまり歩かれていない尾根を下ってみる。どこに出るのか楽しみだ。おそらく地形からしてど根性紅葉の手前だろうと皆予想する。
尾根の出足は平坦な道だが、両方とも切れ落ちている。が樹林なので恐怖感は無い。
数分も歩くと祠に出合う。
左手、沢を隔てて先ほどの新林道が見える。
ここからしばらくは、痩せ尾根の急坂の下りとなり、木々につかまっての下降となる。
シャクナゲの木が目につく。
10分ほど急斜面を下ると平坦な所に出る。
そこからまた急斜面を下るとど根性紅葉の分岐から少し登った見覚えのある登山道に,
10時に出合う。(予想的中)
(小雨が降り始めうす暗いので写真がぶれる)
ど根性紅葉をみて、
沢を下り、ヒメシャラを目指す。途中観音滝を通るも雨が降らず水量も少ないから心細い流れである。
10時35分ヒメシャラの木に着くが、お目当ての花はすでに散っていた。
花は白いピンポン玉大である。来年まで待とう。
早々と10時50分、大渡橋の登山口駐車場に着く。今下ってきた渓谷沿い500mの区間は巨木が点在する。下山と同時に雨が降り始めた。間違いなく梅雨入りだろう。
blogを書いている現在、案内板の地図を見ると我等が下った尾根ルートが記載されている。
緑の登山道は赤字の遊歩道あたりを歩く。以前はこの案内板の道だったのか?
それにしても短時間の水曜登山でした。
余談ながら雑学、イロハモミジは手のひら状の葉の指の数をイ、ロ、ハ、ニと数えたことから、その名が付いたと説明板に書かれていた。
27日、出遅れの梅雨入りを取り返すかのように雨が降っている。
梅雨明けまでは雨の登山が多くなるだろう。