2004年6月5日、上高地の名はよく聞くが未だ行ったことは無い。思い立たが吉日で天気の良い日に行こう。東京からは上高地に毎日夜行バスが出ている。週間天気を見て6月4日の夜行バスを予約。新宿を23時発で上高地に翌朝6時着。復路は14時発で新宿に19時着。夜行日帰りだ。
少し早めの5時50分前に大正池に着く。フリータイムは8時間だ。ここから横尾を目指して4時間歩き、そして戻ろう。5時55分大正池を出発。
これが大正池か、よく見る写真と比べると立木の数が少なすぎる。
朝日を浴びて焼岳が美しい。鏡面の大正池にも焼岳が。
右手の梓川上流には穂高連峰が。右から明神岳・前穂高、中央が奥穂高、左が西穂高への山並。
中央の鞍部が吊尾根。吊尾根からの白い筋の下が岳沢だ。
すらすら出てくるのは、こんな虎の巻があるのだ(さわやか信州号のパンフから)。
大正池から田代池に6時25分出る。
鳥がいるが普通に歩いて行けば逃げない。人が追いかけたりしないからなのだろう。
目の前で木をつついている。
田代橋を渡り梓川の右岸に出る。梓川を挟んで左に六百山、右に霞沢岳
7時ウエストン碑に着く。
7時20分河童橋に着く。早朝なので人もまばらだ。
橋の上から、梓川上流の穂高連峰を眺める。
橋を梓川の左岸に渡り、河童橋と焼岳。
河童橋から小梨平キャンプ地を通り、ササが茂る樹林を明神へ。道は平坦なので疲れない。
8時30分明神に着く。明神岳が大きく迫る。明神橋で梓川の右岸に渡れば明神池だが、先を急ごう。
徳沢園の近くまで来ると明神岳の右に前穂高岳が姿を現す。
さらに梓川の上流に見える残雪の残る山は大天井岳(おてんしょうだけ)だろうか、それとも常念岳かな。大天井と思うが。
10時5分新村橋に着く。ここで戻ろう。前穂の眺めがいいね。
10時25分徳沢園まで戻る。
徳沢園の近くの林にヤマシャクを見る。
11時15分に明神に戻る。ここで昼食。
明神橋から明神岳。人も増えてきた
明神橋で梓川の右岸に渡り、穂高神社奥宮に参り、明神池を見学。
梓川の右岸を歩いて岳沢湿原を抜け、
12時35分河童橋に戻る。橋の上はもちろん、橋の周りはここが山の中なのかというほどの人出で
ある。本日の見納め。
奥穂高岳、中央下は岳沢。
奥穂高岳から左、西穂高岳への山並
奥穂高岳から右に吊尾根から明神岳。
こののち上高地は、大天井岳、焼岳、奥穂、槍ヶ岳への登り、下りで何度も足を運ぶとは思わなかった。この風景を眺めたら登りたくなりますよね。でもこんなに良い眺めを見たのはこの時だ。