7月21日、晴。2日目の今日は針ノ木小屋から船窪小屋までだ。この間にピークが蓮華岳、北葛岳(きたくず)、七倉岳と三つある。経験から筋肉のこわばりが一番激しい2日目が一番きつい。でも今日は5時間30分の行程だ、ゆっくり行こう。
朝飯前に、小屋前南に広がる眺望を楽しむ。今日の行程の北葛岳(左)、七倉岳《中央)。ここから眺めると七倉岳は奇麗な三角形だ。
七倉の右奥に槍ヶ岳見える。
七倉の右横に明日の船窪第二ピーク、不動岳、南沢岳、烏帽子岳が、奥には鷲羽、水晶、赤牛も視認できる。
6時小屋を出発。小屋から蓮華岳へはいきなり急坂の尾根を登る。15分ほど登ると昨日登った針ノ木岳やその右のスバリ岳が美しい。
昨夜同宿した秋田の方はここを越え爺ヶ岳に縦走するという。中間地点まで登ると緩やかな登りとなる。山頂近くまで登ると針ノ木岳の先に立山連峰や剱岳が見えるようになる。
7時5分蓮華岳の山頂に着く。
山頂一帯はコマクサの群落だ。
登山道沿いに数株白いコマクサがあると聞いていたので探すが見つからず。砂礫の大下りを北葛乗越に下り登り返す。通過点の様な北葛岳の頂からは、
雲がかかり始めた針ノ木岳や蓮華岳が見えたが、
七倉岳の頂に着いた11時過ぎには、晴れてはいるものの景色は望めなかった。ここから10分で船窪小屋なので、山頂で昼食とした。七倉岳の頂は針ノ木小屋から見た感じとは違い細長いなだらかな頂であった。
今日の行程はハシゴあり、ロープ場ありと変化に富んだコースであった。
11時55分ランプの宿で有名な船窪小屋に着く。この先の烏帽子小屋までは8時間以上かかるのでここで泊まり。小屋前のベンチに座ると小屋の奥さんがお茶とお焼きを持ってきてくれた。山小屋のこのようなおもてなしは初めてだ。ありがたい。
夕食はランプの明かりの下、
いろりを囲んで、宿泊者4名と、山小屋の方も一緒に食事だ。
食事のあと、ランプの下で船窪小屋の歴史が語られる場となる。黒部湖から針ノ木谷を経て船窪小屋に至るルートも最近整備したとのこと。
お開きとなり、山小屋の方が私の住所からKさんを知っているかと尋ねられ、同じ会の大御所ですと言ったら、エベレスト登山時の話をしてくれた。
この方もKさんもこよなくお酒を愛するところが似ていた。
今日の行程、
針ノ木小屋6:00-7:05蓮華岳-8:25北葛乗越-9:25北葛岳-10:10七倉乗越-11:05七倉岳11:45-11:55船窪小屋
朝飯前に、小屋前南に広がる眺望を楽しむ。今日の行程の北葛岳(左)、七倉岳《中央)。ここから眺めると七倉岳は奇麗な三角形だ。
七倉の右奥に槍ヶ岳見える。
七倉の右横に明日の船窪第二ピーク、不動岳、南沢岳、烏帽子岳が、奥には鷲羽、水晶、赤牛も視認できる。
6時小屋を出発。小屋から蓮華岳へはいきなり急坂の尾根を登る。15分ほど登ると昨日登った針ノ木岳やその右のスバリ岳が美しい。
昨夜同宿した秋田の方はここを越え爺ヶ岳に縦走するという。中間地点まで登ると緩やかな登りとなる。山頂近くまで登ると針ノ木岳の先に立山連峰や剱岳が見えるようになる。
7時5分蓮華岳の山頂に着く。
山頂一帯はコマクサの群落だ。
登山道沿いに数株白いコマクサがあると聞いていたので探すが見つからず。砂礫の大下りを北葛乗越に下り登り返す。通過点の様な北葛岳の頂からは、
雲がかかり始めた針ノ木岳や蓮華岳が見えたが、
七倉岳の頂に着いた11時過ぎには、晴れてはいるものの景色は望めなかった。ここから10分で船窪小屋なので、山頂で昼食とした。七倉岳の頂は針ノ木小屋から見た感じとは違い細長いなだらかな頂であった。
今日の行程はハシゴあり、ロープ場ありと変化に富んだコースであった。
11時55分ランプの宿で有名な船窪小屋に着く。この先の烏帽子小屋までは8時間以上かかるのでここで泊まり。小屋前のベンチに座ると小屋の奥さんがお茶とお焼きを持ってきてくれた。山小屋のこのようなおもてなしは初めてだ。ありがたい。
夕食はランプの明かりの下、
いろりを囲んで、宿泊者4名と、山小屋の方も一緒に食事だ。
食事のあと、ランプの下で船窪小屋の歴史が語られる場となる。黒部湖から針ノ木谷を経て船窪小屋に至るルートも最近整備したとのこと。
お開きとなり、山小屋の方が私の住所からKさんを知っているかと尋ねられ、同じ会の大御所ですと言ったら、エベレスト登山時の話をしてくれた。
この方もKさんもこよなくお酒を愛するところが似ていた。
今日の行程、
針ノ木小屋6:00-7:05蓮華岳-8:25北葛乗越-9:25北葛岳-10:10七倉乗越-11:05七倉岳11:45-11:55船窪小屋