低山徘徊と自転車散歩

山も自転車も一人で行動しています。その時の記録です。

金山城シリーズ:カラタチ沢~史跡金山城跡ガイダンス施設~県道321号金山城址線横断~四阿(あずまや)

2017年07月10日 | 金山城

コース地図
大手口番所が現在の史跡金山城跡ガイダンス施設です。
金山城址線を三度横断すると四阿に至ります。


 太田口(大光院・金龍寺方面)から頂上までの最短コースは、『史跡金山城跡ガイダンス施設~(金山城址線横断)~四阿~(ジグザグ路)~南曲輪休憩舎~頂上』です。

 今回のコースは、ガイダンス施設に通じるカラタチ沢の遊歩道に*曲輪があるため、ここからスタートして、*曲輪の連続する金山城址線を横断する堀切状の道に入り、四阿までとしました。最後に石垣石積)があります。

 所要時間は、写真を撮り、地形を観察し、曲輪に道草したりで、1時間ほど要しました。
  *曲輪:金山城跡縄張図(金山城跡ガイダンス施設、写真撮影不可)に記された曲輪です。

 堀切状の道と石垣は、私が推測する遺構ですが、平らな場所は金山城時代に削平された曲輪と思われます。持参できる曲輪の記された縄張図があれば断定できるのですが。

 西城から本丸に至る曲輪は、整備復元され、手入もされていますが、ここの曲輪は木が生い茂り草も伸びています。
 素通りすれば、曲輪とは気づきません。振り返って道の左右を観察すれば、自然地形でない平らな場所があります。それが曲輪でまず間違いありません。


≪ハイキングコース≫

 ①駐車場(「万葉の碑」の左下)~②カラタチ沢~③ガイダンス施設~④金山城址線(金山ドライブウェイ)を三度横断~⑤四阿


≪駐車場~金山城跡ガイダンス施設≫ 

親水公園入口駐車場
 
左の道が「県道321号金山城址線」です。
 起点は、太田市金山町・金山自然公園(モータープール)です。
 終点は、太田市東本町・本町交差点(=県道2号前橋館林線・本町交差点)です。
  


カラタチ沢入口
 
駐車場のすぐ先に、入口があります。 


カラタチ沢
 
橋を渡り、対岸に移ります。
 


カラタチ沢遊歩道
 
静かなところですが、ここだけを訪れる人が少ないのでしょうか、遊歩道としては寂れた感じがします。
 西城または頂上へ最短で登るときは、ここまたはガイダンス施設が出発点になります。


遊歩道の曲輪跡
 
金山城跡縄張図(金山城跡ガイダンス施設)によれば、遊歩道山側の平場は「曲輪」になっています。
 なお、この付近に武家屋敷があったとする資料があります。


金山城跡ガイダンス施設

 施設の裏に出ました。旗の所を左に行くと、西城に至ります。
 橋を渡って施設の表にでます。
 


≪ガイダンス施設~金山城址線、最初の横断≫

 ガイダンス施設は隈健吾氏の設計です。
 外壁は金山城の石垣をイメージした石板が配置されています。

 車道は金山城址線です。カーブミラーの所で車道を離れ、ハイキングコースに入ります。


 ここで、金山城址線からハイキングコースに入ります。
 四阿までは、緩やかな登りですが、やや陰気な道です。
 


 左が曲輪です。 
 中央は堀切に見えます。
 右の土塁状の道を行きます。


石製標識柱「史蹟金山城阯」

 金山頂上まで30分の標示があります。
 四阿までは15分です。
 


 これと同じ石標は三カ所確認しています。
 ここと、本丸と、西城から浅間神社に至る尾根上の、太田口が一望できる、ピークです。

 史蹟の石標があり、金山城跡縄張図に記された曲輪が連続するこの道は、かっての城道と思われます。


 振り返ると曲輪であることがよくわかります。
 道は堀底のようです。 


 金山城址線にでます。


≪金山城址線、最初の横断~二度目の横断≫

 最初の横断です。


 左は曲輪です。
 



 縄張図によればここも曲輪のようです。


 金山城址線にでます。


≪金山城址線、二度目の横断~三度目の横断≫

 二度目の横断です。


 入口です。


  堀底のような道を登ります。


 振り返ると曲輪であることがよくわかります。
 左右共に曲輪です。


  最後に石垣(石積)に出会います。


 最上段は、金山城址線の法面です。
 川原石が使用されています。


 金山城址線にでます。


 三度目の横断です。
 四阿に到着しました。
 


 以上



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