Abut, the tubA

Written by やまぎし

2012-09-14 02:44:06

2012-09-14 02:44:06 | インポート
二期会の創立60周年記念公演で、ワーグナーのオペラ「パルジファル」を聴かせていただきました。

オケは読響、指揮は飯守泰次郎氏。
合唱は二期会合唱団。
アムフォルタス役、黒田博氏(バリトン)
ティトゥレル役、小田川哲也氏(バス)
グルネマンツ役、小鉄和広氏(バス)
パルジファル役、福田敬氏(テノール)
クリングゾル役、泉良平氏(バリトン)
クンドリ役、橋爪ゆか氏(ソプラノ)

でした。

このオペラは上演時間が約5時間という超大作です。

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うーん、長い

皇太子さんも観にきており、厳重な警備体制の中で行われた今回のオペラ公演初日。
長時間にわたる作品にも関わらず、一瞬たりとも目が離せない素晴らしい公演でした

かつてはバイロイトでしか上演が許可されなかったこのオペラ。
日本で日本人による二期会の公演も、1967年の日本初演以来そう多くはやっていないと思われます。
ワーグナー特有の指導動機を連結していく作曲技法の、極限まで極めた作品と言われています。

ワーグナー本人の希望で、第1幕が下りたあとは静寂を保つために本来は聴衆の拍手は禁じられていますが、今日は普通に拍手起きてました
形骸化してしまった部分もあるようです。

出演者の皆さんは本当にお疲れさまでした!
残りの3公演も頑張って下さい!
オペラはやはり最高の総合芸術ですね
音楽だけのコンサートも素晴らしいですが、たまにはこういうのもいいものですね