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こなキン じじい日記

2022/02/09

 







Eテレで演出家の宮本亜門さんが出演していたのをたまたま見てました
前立癌で全適して復帰したことをお話ししてました
その中で「宣告されてから、死を意識するようになりいままで目の前を流れていった風景が、一つ一つ見れるようになりました」と、おっしゃっていました。
 
同じような感覚を経験していて 今も続いているんです。
自分の場合は吐血という緊急入院で 処置していただいて今がある。すると、無意識に死を覚悟していたんです。
病室から見る景色 色 
倒れる前は何とも思わなかったものが「感激」するようになったんです
山の緑や飛ぶ鳥をみて「きれいだ」と思うようになってます。
お散歩中も何かしら感激しています
 
ところが、その感覚が薄れてくるんです。
どのような時か?病気になって薬を処方されて飲み続けますが病気が治ってくるとつい飲み忘れを起こしてきます。それと同じで、身体がだんだんと健康を取り戻していくと目の前の映像を流すように見てしまうのです。そして気が付きます「いかん、いかん」とね
 
自分の体が手術というものでだんだんと動けるようになってくると、感動というものより生活というものにフォーカス始め 自然に対して感動がおろそかになってくるのです。心の余裕というものがなくなり「欲」というものが支配始めてきます。そうすると 人に対して優しさや思いやりが薄れていくかんじがします。
 
生きているという ありがたさ をかみしめ 目の前の映像を流すことなく沢山の1ショットと捉え感動する心を持ち続けたいと思います。
 
もう一つ これだけ手術を経験すると下着を取り診察してもらうことに何も違和感がなくなってきます。
下着を脱ぐことに違和感を持つのはこれは男だけでしょうね(笑)
 
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