30数年間、住み続けてきた我が家ですが、息子夫婦の為、建て替えを計画している。
当初の購入当時には、不覚にも、考えなかった問題が出てきた。それは地下車庫の寿命の問題だ。現在の地下車庫をそのまま利用できるかどうか? 地下車庫を作り変える必要があるどうか?
地下車庫を取り壊し、新規に作るとなると費用も400万円+α(?)ほど掛かる。それよりも、隣接する建物に影響なしに、取り壊し施工できるかなど問題が多い。
いろいろ調べてみると、契約書の中から、当初の入居当時の構造計算書が出てきた。地下車庫はプレファブタイプで、興研産業の興研式ボックスガレージが使われており、市の建設許可も施工検査証も受けていた。
それによると、使われているコンクリートは、強度FC=360㎏/㎝2(36N/mm2)のものが使われており、その期待できる寿命は200年と分かった。
検査も受かっており、現在のガレージ壁に市の検査証が張られてり、本格的な改良工事はなしで行けそうだと分かった。また、大手の建設業者の見積もり時に、この問題を投げてみると、該当建物は、下記画像のBのタイプの構造であり、既存地下車庫において、上載荷重以下になることの確認が取れるので、市の検査も問題なく通るでしょうと
しかしながら、念の為、コンクリート検査をやることとした。
ガレージ部分は簡単な補修で済むと思われるが、ガレージ横および上部の擁壁部のコンクリートは現地で施工されたものゆえ、それ相当の補修が必要と思われる。
息子の代はこのままで、簡単な補充だけで使用可能だが、孫の代では、大補修が必要となるであろう。
ひな壇タイプの造成地の宿命かな?
話が飛んで住みません。
10月の台風19号で、武蔵小杉の高層マンションが最近大きく取り上げられています。→こちらの報道など
浸水被害の問題が大きく取り上げられているが、私の地下車庫のコンクリートの問題と似たように、高層住宅の寿命(コンクリートの寿命)は皆さんはどう捉えておられるのでしょう?
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それと造成地が作られる前に宅地予定地を予め調査しておく必要があるなども考えてみませんでした。盛り土であるか、切土であるかで地盤の強度は全然違うようです。大抵宅地購入者は造成完成後の土地を見ることが普通だし、こうした情報の開示は義務にはなっていないのが現状だとか。今は購入者が聞けば情報は開示されるが、聞かないと情報は与えられないとか。法的に開示義務が必要な気がします。
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Hiroshiさんの経験も息子に伝えておきます。ありがとうございました。
私の家は丘の斜面を切り開いた段々になった造成地です。裏の家は5mくらい高い崖の上、前の道路下は同じように3mくらい下になってます。見晴らしは良いです。下水溝は造成業者がしっかり計画してつくっていました。今まで、雨水が溢れる大きな問題はなかったです。写真を見てもらうと分かりますが、擁壁の排水穴から雨水の漏れ後が残っていますね。これは仕方がないかなと理解してます。
しかし、ガレージのコンクリート上部にたまった雨水が、ガレージ上部のコンクリートと擁壁の隙間から漏れ出してくるのはだめですね。
擁壁補修の折に、こちらも検討します。