"Sushi kills your brain. Too much tuna can be bad for your brain"=
Global Postが2012年12月4日報じている。
サメやメカジキ、そして寿司ねたでおなじみのクロマグロといった大型の魚に含まれる水銀の量が年々、増えており、こうした魚を食べ続けると水銀の毒のせいで、子供の脳の発達障害といったさまざまな健康被害が起こるという報告書が発表された背景がある。
(米の生物多様性研究所(BRI)と、世界的な環境保護キャンペーン団体「ゼロ・マーキュリー・ワーキング・グループ(水銀ゼロ作業部会)」の報告)
こうした科学者や専門家の意見について、水産業界は「環境活動家が売名行為も兼ね、不必要に恐怖をあおっている」と主張。「より多くの魚介類を摂取すれば健康になるという利点が水銀汚染のリスクを上回っているはずだ」と猛反発しています==>当然の反論ですね。
しかし、本当にマグロに水銀が含まれているかと言う報告を調べてみると、
厚生省は「魚介類に含まれる水銀について」として報告している:
ー厚生労働省が実施している調査によれば、平均的な日本人の水銀摂取量は健康への影響が懸念されるようなレベルではありません。特に水銀含有量の高い魚介類を偏って多量に食べることを避けて水銀摂取量を減らしつつ、魚食のメリットを活かしていくことが望まれます。
日本生協連の最新版では:
◎一般の方へ
特定の水産物を偏食すると有害な水銀の摂りすぎになる可能性があります。マグロ類(マグロ、カジキ)、サメ類、深海魚類、鯨類(鯨、イルカ)などメチル水銀濃度が高い水産物を主菜とする料理を週2回以内(合計で週におおむね100~200g程度以下)にすることをお勧めします。サンマ、イワシ、サバなどメチル水銀濃度が低い水産物を控える必要は特にありません。どのような食品でも、偏食は避け、バランスよく摂ることを心掛けましょう。
鯨肉のうちイルカ(歯鯨類)の肉には特に高い濃度のメチル水銀が含まれるため、ごくたまに嗜む程度にされることをお勧めします。
魚好きの日本人にとっては大きな問題ですが、それほど神経質になる必要もなさそうですがーーーーー。(ー_ー)!!