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いなちゃんの脇道

ウズベキスタン一人旅⑦七日目 タシケント

 今日が帰国日である。
 夕方まで時間があるので、市街の南西にある日本人墓地にバスに乗って行ってみる。
 第2次世界大戦後、ソ連に抑留され、この地に連れてこられて、強制労働のためこの地で亡くなられた79名の日本人の墓地で、この国の人達の墓地の一番奥まった処にあった。
 墓地には、掃除をしてる女性達がいて、日本人墓地も綺麗に掃除されていた。私がいた間、誰も来なかった。
【各石板に名前と県名が記されていた】

 地元の人達の墓
【裕福な人の墓か、肖像画が】

【そうでない人の墓、土を固めて】

【帰りの飛行機、直行便でほぼ満席】



 朝方、成田に到着。19時のANA小松便で帰る予定で、それまで時間がたっぷりある。
5階でただただ時間を潰し、16時頃、早めに国内線搭乗のため、下に降りていくと、えらく混雑している。
 大雨の為、小松便も含め多くが欠航。がぁ~ん。ANAの説明を聞くのも長蛇の列。明日の飛行機は満席という。
 地上交通で帰ることにする。幸い今日から北陸新幹線が運行しているという。
ただ、この大雨で成田からは京成線しか動いていない。その為スカイライナーは超長蛇の列。特急電車の方が空いている。
 最終の新幹線まで余り時間はなく、田舎者の私は、駅員に聞きながら、冷や汗をかきながら何とか帰ってきたが、外国人の多くは、どうしていいか分からず…大変だったろうなぁ。
【こぼれ話】
 ティムール広場で、時間潰しにベンチに腰掛けていると、若い女性2人が声をかけてきた。♀「Can you speak English?」♂「あ~Little」♀「Where are you from ?」♂「Japan 」♀「バァ~イ」行ってしまった。
 しばらくすると、今度は若い男性が私の側に来て同様に「Can you …」と聞いてくる、同じく「Little」と答える。
少し話していいかと、僕の横に座った。
 色々と話したが、中学生英語の私が理解出来たのは、サラリーマン風に見えたその男性は18歳で、日本の高校生にあたるらしい(高校3年相当か?)。ずいぶん大人っぽい。
 話はウズベキスタンの印象とか、宗教、食事、漢字、韓国人等々色々…。
相手は英会話を勉強するため、適当な相手を探していたようだ。
 私も勉強にと思い、1時間ほど話していたが、3割位通じ会えたか?相手にすれば、人選ミスだった。
 そう言えば、サマルカンドのレギスタン広場でも、同様に声をかけられたが…、こちらの学生は真面目で勉強熱心だなぁと感心した。

【終わり】
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