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いなちゃんの脇道

前立腺除去手術闘病記

 60歳代の男性の約2/3は前立腺肥大症だと言う。その内排尿困難などで治療を伴うのは1/4位という。
 私の場合その1/4に見事当てはまった。通常はチョロチョロと細く長〜くという感じで、アルコ−ルを飲み過ぎたり、風邪薬などでも詰まる事があるという。
 私の場合、ビ−ルの飲み過ぎなどで一滴も出なくなって、夜 救急外来で病院へ駆けつけたことが5~6年の間に3回あった。
 その時のお腹が痛くて我慢できない辛さ🥶病院でも直ぐには処置してもらえる訳ではなく、夜なので医者が駆けつけて診察して貰うのに30分程待たなくてはならない。それから看護師さんに管を挿して貰い、尿が出た時の痛みから解放された時の快感😇
因みにいつも700cc程排出(我慢してトイレに行っても300cc程)。
 前立腺は80歳位まで大きくなり続けるという。私の場合は前立腺がBigになり膀胱にくい込むまでになっていた。
 前立腺肥大症の治療は薬による方法もあるが、前立腺の肥大が進むと手術した方が良く、手術するなら体力が十分ある内が良いと言う事で一大決心。
 前立腺の摘出手術は従来形の電気メスで取り除く方法と、手術レ−ザ−による摘出方法があるが、レ−ザ−による治療は比較的出血が少なく、入院期間も少し短いという。
 後で分かったことだが、レ−ザ−治療と言っても色々あるようで、私が入院した厚生連高岡病院はHoLEPという優れたレ−ザ−治療を行っており、全国でも10箇所もないという。良かった😉

 さて、手術前の検査で尿道からカメラを入れて膀胱まで見る検査があったが、押し込む嫌な感じと突き刺さる様な痛み🥵
前日に入院し、翌日手術。病室を9時半前に出て、手術を終えたのが丁度11時。背骨から注射で下半身麻酔。注射の後、氷の袋を腹から順に下にチョンチョンと触り、恥骨の上辺りで感じ無くなる事を確認。下半身と言っても膀胱の下辺りから麻酔がかかっている感じだ。
 手術は尿道から手術レ−ザ−の機械を入れるわけだが、全く感覚がない。前立腺を削る時は恥骨の上から押さえながら施術しているようで、抑えた下辺りは少し痛みを感じる。手術は40~50分くらいか?終わった後、先生から容器に入った摘出した前立腺を見せて貰ったが、淡いピンク色した肉片、大き目の玉子大。
 その後病室に戻る。身体には点滴と尿道に管が入れられ、その先には血の混じった尿の袋。
 そして5時間は絶対安静。翌日からは点滴と尿袋をぶら下げたままだが、歩く事が出来る。手術から3日目の朝には点滴も済み、尿道に入れていた管も外された。
 最初は20~30分おきにトイレに通う。80cc程 鮮やかなピンク色 染みるような痛み。その都度看護師さんに紙コップの尿量を確認してもらう。
 そして手術から4日目には退院。まだ、1時間位の間隔でトイレに通う。
 退院しても排尿時の沁みるような痛みや少量の出血は続く。その為パッドを当てているが2週間位で取れた。
 意外だったのは退院後の通院は無く、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に診察を受け回復の確認をする。
 1ヶ月後は出血が収まった頃。先日受けた3ヶ月後診察。ほぼほぼ完治で尿流量検査で確認。6ヶ月後の検診は未だだがカメラを入れ、膀胱の出口などの傷口跡を診るという。また、痛い目にあう🥵
 手術を受けた人の5%位で尿の出が再び悪くなることが有ると言う。
また、傷口が完全に治るには4ヶ月係るという。思うに尿道壁を切り開き、前立腺を摘出した後、傷口を縫えないので!!

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