有井(アリイ/ARII)製作所のリモートコントロールタンクで2作目。今度は、1/48スケール。踏破性に期待しての入手です。
まあさすがにリモコン・タンクを大分作ってきて、ほぼほぼ傾向は掴めてきました。
実車の構造云々(でんでん、じゃないよ)に関係なく、動輪は後ろ。
そして、古いキットが多いせいで、樹脂製のギアを使っている場合、そのどこかしらが経年劣化破損している。
今回のKITもそうでした。
全体的には良くできていて、リモコンもプロポ調のカッチョイイのが付いてきて気分は上がるのですが。
肝心の車体本体も、前回のBBバトルタンク(ミツワモデル製)のそれに較べれば遥かに高ディティールなのですが、とにかくギアBOXにトラブルがあり、真っすぐは走らない……。
それでも一旦は、無塗装で完成形にまではしました。
幸いに、現マイクロエースがまだ部品を保有しているので、正常なギアBOXは注文して(もちろん余計な出費です)、それを待ちながらスミ入れと汚しだけの処理を行いました。
ということで、いつも通りのグラビアです。
今回の車体は、ミツワモデルのコンバックシリーズのように、アンテナ基部があったので、パッケージイラストを参考にそれっぽいのも付けました。
個人的にはお気に入り。
それで、最終的には正常なギアBOXも届いたので、これでようやくまともな走行ができるようになりました。
さて、踏破性はどんなものでしょうか? 動画をどうぞ。
<動画>
M60A1中戦車 アメリカ陸軍 有井製作所リモートコントロールタンク 1/48スケール
うーん、今一歩。履帯のパターンはタミヤのそれなんかよりも頑張っていると思うのですが、動輪がスプロケットの形状をしていないので、どうしても空転してしまうのですよね。
惜しい。
まあ、色々なところのリモコンタンクを作っていって、そのうちアタリもあると思います。
今のところ、ディフォルメされているのを抜けば、コンバックシリーズが一番の性能ですし。
最後にロケ写真も。
こういうシチュエーションが似合うのは、さすが、戦車ならではですかね。
模型戦車道、まだまだ突き進んで行きますよ(プラモのストックがまだある、ってこと)。
やかん
有井製作所は、現在、マイクロエースという名前で主には鉄道模型を扱う会社に変わってますが、この当時の部品はまだいくつか在庫しているようです。
この時のギヤボックスだけでなく、リモコンの部品も2回請求したことがあります。
TEL/048-444-2945 に問い合わせてみてください。
注意で、シングルモーター仕様とツインモーターがあるので、手元の物をよく確認してください。
ツインは当時の説明書では、600円です。
塗装は、じつはベースは成型色を生かしているんです。それを下地に、それっぽく汚してみました。
ありがとうございます。
追伸:Youtubeしか観てなかったときにはきづきませんでしたが、塗装上手いんですね。