延ばし延ばしにしていたスピードメーター故障の修理を、ようやくお願いしました。
まず、今回の作業メニュー。
1.定期オイル交換
2.スピードメーター修理
3.ガタつくエンブレの補修
4.アイドリング調整
やりやすい「4」から取り掛かる事にしました。
通常、ショップでは9,000rpm程度に調整しているとの事ですが、ぼく的にはそれだとちょっとだけ高い。専用の計器を使った測定でも、確かに若干アイドリングが高め。ただし通常、設定した回転数から進む事は考えられないそうです。しかし、今回はそれに該当しました。
いくつかの不具合を疑ったのですが、特別、トラブルに結びつきそうな原因はなく、最終的に進角を調整した後で、アイドリングスクリューで決着させました。
これで冷間時はやや頼りないアイドルですが、暖まれば落ち着きのある数値を示してくれるようになりました。アイドリングがあまり高いと、騒々しいのですよね。
お次はオイルが冷めたところで「1」。走ってきたばかりだとアッチッチで手が火傷するので、しばらく時間を空いてからの作業がいいのです。ドレンホールからドシャーっと吐血。今回はフィルター交換もあったので、こちらも取り外して、やはり吐血。規定の交換時期を今回は過ぎてしまいましたが、特別、バッチイ事はなかったようです。
全部きれいに出して真新しオイルを補充。完璧です。よろこんで走ってくれる事でしょう。
この後、一息付いたところでパタパタとカタつく「3」のエンブレムの具合を見てもらいました。
これは上2つ下1つある止めピンの下側が振動などで折れてしまったようで、それが原因でした。この部品は既にリプロでわざわざ交換する価値はなかったので、振動にも耐えられそうな接着剤で留めてもらいました。
この日も寒かったので接着剤はすぐには固まらず、未だにおでこの絆創膏のようにテープを貼ったままにしています……。
そして、ラスト。一番困ってしまったトラブルである「2」。まず、メーター裏のケーブルを外し、改めてメーター自体が壊れていないか、確認します。症状によっては、中のスピンドル部が焼き付いてしまい、それでケーブルがロックされて断線する事があるそうです。しかし、今回は事前に自分でも確認したように、メーターの故障はなし。
ではケーブルだ、という事になりました。
T-IIのスピードケーブル機構は左ハブに付いているのですが、当初、複雑な物を想像していたら、実に簡単なもの。ハブに四角の穴が開いていて、そこに先端が四角のワイヤーを通してあるだけ。タイア・ホイールが回ると等倍でワイヤーが回る、という仕組みです。なんと簡易な! もっともこのお陰でホイール径が変わっても性格に測定できるので、壊れにくいしいいなと思いました。
それで、診断はまずハブ部に塗ってあるシーリングのコーキング剤を剥がし、キャップを引き抜く。それから、メーター側からケーブルを引き抜く。
あれまあ、そうすると今回は、ハブ側のケーブル先端がハブに残ってしまいました。先端を押し出して落としてみたところ、金具とワイヤーのちょうど境目からスッパリ切れていました。これが原因だったのですね。
という事で、色々と懸念したトラブルではなくて、単純なワイヤー切れで決着しました。ある意味よかったです。大事にならなくて。
にしても、納車からまだ6年。あまりこの頻度で切れられると困りますね。右ハンドル車は引き回す距離が長くなり、負担がかかりやすいとはいえ。
ということで、今回も万々歳で修理完了となりました。まだまだ元気に走ってね!
やかん
まず、今回の作業メニュー。
1.定期オイル交換
2.スピードメーター修理
3.ガタつくエンブレの補修
4.アイドリング調整
やりやすい「4」から取り掛かる事にしました。
通常、ショップでは9,000rpm程度に調整しているとの事ですが、ぼく的にはそれだとちょっとだけ高い。専用の計器を使った測定でも、確かに若干アイドリングが高め。ただし通常、設定した回転数から進む事は考えられないそうです。しかし、今回はそれに該当しました。
いくつかの不具合を疑ったのですが、特別、トラブルに結びつきそうな原因はなく、最終的に進角を調整した後で、アイドリングスクリューで決着させました。
これで冷間時はやや頼りないアイドルですが、暖まれば落ち着きのある数値を示してくれるようになりました。アイドリングがあまり高いと、騒々しいのですよね。
お次はオイルが冷めたところで「1」。走ってきたばかりだとアッチッチで手が火傷するので、しばらく時間を空いてからの作業がいいのです。ドレンホールからドシャーっと吐血。今回はフィルター交換もあったので、こちらも取り外して、やはり吐血。規定の交換時期を今回は過ぎてしまいましたが、特別、バッチイ事はなかったようです。
全部きれいに出して真新しオイルを補充。完璧です。よろこんで走ってくれる事でしょう。
この後、一息付いたところでパタパタとカタつく「3」のエンブレムの具合を見てもらいました。
これは上2つ下1つある止めピンの下側が振動などで折れてしまったようで、それが原因でした。この部品は既にリプロでわざわざ交換する価値はなかったので、振動にも耐えられそうな接着剤で留めてもらいました。
この日も寒かったので接着剤はすぐには固まらず、未だにおでこの絆創膏のようにテープを貼ったままにしています……。
そして、ラスト。一番困ってしまったトラブルである「2」。まず、メーター裏のケーブルを外し、改めてメーター自体が壊れていないか、確認します。症状によっては、中のスピンドル部が焼き付いてしまい、それでケーブルがロックされて断線する事があるそうです。しかし、今回は事前に自分でも確認したように、メーターの故障はなし。
ではケーブルだ、という事になりました。
T-IIのスピードケーブル機構は左ハブに付いているのですが、当初、複雑な物を想像していたら、実に簡単なもの。ハブに四角の穴が開いていて、そこに先端が四角のワイヤーを通してあるだけ。タイア・ホイールが回ると等倍でワイヤーが回る、という仕組みです。なんと簡易な! もっともこのお陰でホイール径が変わっても性格に測定できるので、壊れにくいしいいなと思いました。
それで、診断はまずハブ部に塗ってあるシーリングのコーキング剤を剥がし、キャップを引き抜く。それから、メーター側からケーブルを引き抜く。
あれまあ、そうすると今回は、ハブ側のケーブル先端がハブに残ってしまいました。先端を押し出して落としてみたところ、金具とワイヤーのちょうど境目からスッパリ切れていました。これが原因だったのですね。
という事で、色々と懸念したトラブルではなくて、単純なワイヤー切れで決着しました。ある意味よかったです。大事にならなくて。
にしても、納車からまだ6年。あまりこの頻度で切れられると困りますね。右ハンドル車は引き回す距離が長くなり、負担がかかりやすいとはいえ。
ということで、今回も万々歳で修理完了となりました。まだまだ元気に走ってね!
やかん