貴方に捧げるお遍路の日々~あした天気になぁ~れ♪

 旅立った主人が空から見てくれている、そう信じながら進んだお遍路の日々を思い出しながら書いています♪
 

本題から外れて 入院中の事Ⅳ

2024-07-03 17:44:54 | 日記
 術後2日目の回想記

 歩く事が出来たら、自力でトイレに行く事が出来るから尿道からの管も抜けるし、脚に巻き付いているエアーシートも外せるとの事で術後2日目から歩く練習です。

 看護師さんの「歩いてみる?」「無理しないで歩けるところまでね」
と言う優しいお言葉に「うん、歩いてみる」とタメ口で答えて(*´▽`)

 点滴台をコロコロしながらヨタヨタ歩き初めて、病室を出て左手に曲がり一歩二歩三歩…はい!無理!
 「きぽち悪い(;Д;)」
血の気が退いていく感じで自分でも顔が青くなってるのか分かる、看護師さんの「顔色悪くなったねぇ~戻ろうか?」の言葉に「はい~」と素直に従いヨボヨボと退散いたしました(;∀; )

 歩き気満々だったのに…

 がっかりしてベッドにフラり~座ると
「お尻痛ーいっ!めちゃ痛い!」(O.O;)(oo;)
仰向けになったりベッドに腰掛けたり、お尻がべったり下に着く姿勢になると肛門様が激痛なのです(;>_<;)
 手術の傷の痛みも動かなければ楽勝なのに…肛門様だけがとにかく痛い…。
  
 その後、先生や看護師さんが様子を見にきていただく度に
「お尻だけが痛いです」と報告し続け、時には「私~少し痔があるから…その痛みかも」と今回の治療による痛みではなく元々の私のお尻の問題なのです的に、良い子ちゃんぶって言ったりしていました(T0T)

 後に教えていただいた事なのですが、
術後の腸にはホースが入っていて結合部を保護しているそうです。
 そのホースの先は太めのストロー位の太さになっていて、その先が肛門から出ていて抜けない様に2針縫ってあるのだそうです( ̄▽ ̄;)
 ある時、看護師さんに「お尻からホース出てるの分かってる?」と聞かれ
 そんなとてつもないスゴい事に「えっ(-o-;)」と一言発しただけの私の心中は
「知らない知らない、そんなヤバい事聞いてない…そんな事になってたら痛いはずだよね(泣)(泣)お尻が痛いど何度も伝えて、しかも痔持ちです的な恥ずかしい事も告ってしまったのに…号泣」とそんな感じでしたね~(;^∀^)

 そして、看護師さんが「先生に塗り薬出してもらうね」……と天使の笑顔で言っていただいた事に
「今か~いっ」とツッコミたい気持ちを抑え「ありがとう~助かる~」とタメ口で答えまたもや良い子ちゃんぶっる私でした(o;д;)o

 しかし…手術ってスゴいですね…そして体の回復力にもビックリです。
そんなスゴい事になってるのに治っていくのですからね~神秘に近い様にも思えてしまう。

 程無く塗り薬が届き、痛みは改善していきましたヾ(≧∀≦*)ノ〃
 素敵でダンディーな主治医先生が「どお?効いたでしょ」と素敵な笑顔で回診に来ていただき「はい」と答えた私は素敵な笑顔ではなかったはず~と今だ不安です(((^^;)

 術後2日目はここまで~
食事はまだまだお預け~絶食3日目!
 食欲より、お尻のチューブ早く抜けます様にと切に願っていた事を超記憶しています(-。-)y-~

 早くチューブ抜けます様に
    そして
 あした天気になぁ~れ♪

(写真はお尻からのチューブではありません、お腹からのチューブです)








 

 
 

 

 
 

本題から外れて 入院中の事Ⅲ

2024-06-24 16:04:35 | 日記
 術後1日目の回想記

 術後一日目は
 酸素マスクと鼻とお腹と尿道と肛門様からの4本の管と、左腕には点滴、右腕には手術中に使用したと思われる点滴のルートのみ有り。
 そして、血栓予防のエアーシートが両足に巻き付けられた状態で、回復に従い数日置きに一つづつ外されていった。

 酸素マスクは術後一日目の朝には外され、鼻から胃袋まで入っていた長い管もにゅるにゅるにゃると抜かれ、さぁ口腔ケアとの事で看護師さんが歯ブラシセットを持ってきてくれました(*´∀`)
 酸素マスクで口の中が乾燥してカピカピで気持ち悪いから歯磨き出来るのはスゴく嬉しいけれど、この状態でできるの?って不安に思っていると(((^^;)
 ベッドのリクライニングを90度近くに上げてくれて、歯ブラシを「はい」って渡され、うがいのコップとガーグルは体近くに引き寄せたテーブルの上に用意してくれました。
 
 あくまで自分でどうぞって事ですね…

 は~いチャレンジしてみます~

 ルートが着いてるだけのわりと自由のきく左手に歯ブラシ持ちまして、歯磨きチューブつけて~準備OK!
 歯磨きする前にお口をちょっとすすぎたいな、右手にコップ持て~プルプルしながら口に持っていき、やっと水分が口に入ってきた~それだけで気持ちいい!
 モグモグモグっとお口すすいで水をガーグルに出すと同時に「ぷはぁ~」と看護師さんの声が聞こえてきた(○_○)!!うんん?
 歯ブラシをシャカシャカシャカとしまして、歯みがき粉の泡を出した時も「はぁ~っ」とまた看護師さんの声~
(○_○)!!えっ?
 間違いなく私の気持ちを代弁してくれてる(○_○)!!
 患者さんの気持ちに確り寄りそていただいてるからこそ、患者さんの気持ちが分かり過ぎてご自身の事の様に声が出てしまうのでしょうね(^^;
 献身的で優しくて可愛い看護師さんの「ぷはぁ~」「はぁ~ぁ」はその後もグッドタイミングで続き…
 歯磨きが終わりリクライニングを少し倒していただき、爽快感と歯磨きやり遂げた感がいっぱいで安堵した時も「はぁ~~ぁ」と看護師さんのお声(○_○)!!ははっ( *´艸`)
 タイミングも素晴らしい!正しく今!って時に聞こえてきて、本当にご自身も爽快感に浸ってみえる様です(*>∀<*)

   でもね…でも
それ、ぜ~んぶっ私言いたいやつ(TдT)

 私ね~ちょっと歯磨きマニアで、入院準備でも普段使う歯ブラシ達の中から厳選して持ち込んでいた。
 歯はけして優良ではありませんが、むしろ悪いほうで、これ以上悪くさせたくない思いから朝晩の懸命な歯磨きに勤しんでいます。
 
 習慣とは怖いものでいつもの様にできないストレスは大きいですよね。

 そんな訳で前日から歯磨き出来なくて、やっと得られた爽快感は天にも昇れる程でしたから、自分がどんな「ぷはぁ~」「はぁ~ぁ」の響きを出す事になったのか聞いてみたかった…(;^∀^)なぁ

 しかし、看護師さんの思いが可愛過ぎて、有難過ぎて嬉しかった♪

 彼女は正しく白衣の天使
 天使の声に代弁していただきながら歯磨き出来て私は幸せ者ですヾ(≧∀≦*)ノ〃      入院記つづく


    毎日、気持ちは
  あした天気になぁ~れ💝


 

 



本題から外れて 癌の事II

2024-06-20 18:33:33 | 日記


      こんばんは

    退院後何とか無事に
     過ごしています

    退院してからの数日は
   「お通じ問題」が少々大変で…
    何度トイレに行っても
    スッキリ~感がなく
      かといって
    力み過ぎるのも怖くて…

   癌を中心に上下に20センチ
   切り取られた私の腸ちゃん
  頑張って結合してくれたのよね
      力み過ぎて
       ピキって
    離れたらどうしょう
  その恐怖がいつも頭をかすめて
        てた


    そのお通じの大変も
   だんだん改善されてきて


    傷口が咳やくしゃみで
   悶絶の痛みだったけれど
    それも和らいできて
   「へっくしょん」って
   おっさん並みのくしゃみも
     できちゃってる

      入院の10日間で
     5キロ弱痩せたから
   体のダメージは大きなもの
   だったと推測できるけれど

    体の回復力はスゴいね
   どんどん元気に戻してくれる


   まだ以前より疲れやすかったり
      するけれど
   それも時が解決してくれると
       思うし
    5キロ痩せた今の体型も
   お洒落を楽しむぞーって
   前向きに受け入れてる

    父よ母よご先祖様よ
   丈夫な体に生んでくれて
  真っ直ぐな体型に育てくれて
      ありがとう

      きっと大丈夫
   もっと体は回復してくれる

     そしてこれからは
    もっと体を大切にできる



        今は
    生きてる事がちょー幸せ
      


       梅雨だけど
     気持ち的にはいつも
    あした天気になぁ~れ
        です







  







    

本題を外れて 癌の事Ⅰ

2024-06-17 15:33:24 | 日記

      こんにちは
    今日は退院してから
    初めての受診日です


      私の癌は
    S状結腸と直腸の境目に
      有りました
  正確には直腸上部と言うそうで
    直腸…と知ってからは
  ストーマ(人口肛門)…になって
      しまうのかと
   その事が頭から離れないく
  常に考えてしまう毎日でした


   命が一番大切!生きてこそ!
   それは充分分かっているのに
   ストーマでの生活をする覚悟は
   全く出来ないまま手術の日
      になりました

      手術が終わり
      「○○さ~ん
   無事に終わりましたからね~」               
 
   と先生に声をかけていただいて
       意識が戻り

       「はひぃ~
    あぴぱとうこさいまひた」
     と言うのが精一杯
  お腹がパンパンに張って苦しい~
     尿意もマックスなのに
      出せない感覚で
        そして
     鼻からもお腹からも
    尿道そして肛門様からも
       管だらけ
     もちろん腕は点滴
  脚は血栓予防のエアーポンプが
     巻き付けられていて、
  どこもかしこも自由がきかない

    術前に2日間かけて
   確りと説明していただいて
 術後に自分がどんな状態でいるのか
    分かっていたけれど
   現実はやはり想像を超えて
      いました。

  「尿意も便意もマックスてふ~」
   と叫んでいた記憶が有り

    その叫びが有ってか…
    無くてもだったのか…
      分かりませが
    鎮静剤を投与していただき
       朝まで
    うつらうつらの時間が
     過ぎていきました。
  

     窓から朝日が見え
      意識も確り戻り
     点滴の繋がった手を
      何とか動かして
     恐る恐る腹部を触った
     ス、ストーマない!
   無い!多分ない絶対ないわ~

       本当に心底
      ほっとしてから
     全身麻酔と鎮静剤の
       ダメージを
   うつらうつらと眠りながら
     消化していった様に
      思っています。



    腹腔鏡の手術でしたから
       回復も早く
     入院から10日目には
  退院でき自宅療養で過ごす事が
       できました。


      そして今日
 リンパ節転移の有無が分かる通院日

    病院に入って院内の
 売店やエレベーターやランドリー
       見たら
 点滴台をよろよろと転がしながら
    ランドリーで洗濯したり
       売店で
   オムツや尿とりパットetc…
    を買い物していた事を
     鮮明に思い出し
 キツかったなぁ~苦しかったなぁ
      ただだだ
 その気持ちだけがよみがえりました


     本日は点滴台もなく
   身軽に行動している通院日
      血液検査して
      軽く休憩して
       診察~

     リンパ節28個摘出
       転移0個
    28/0でリンパ節転移は
     有りませんでした

  
      先生、本当に
    有り難うございました
 献身的に看ていただいた看護師さん
    有り難うございました

 そして、今回私を支え祈ってくれた
       皆さん
      有り難う
  感謝の気持ちでいっぱいです


     そして、そして
 こうしてblogに書かせてもらえる事
   読んでいただける事が
  苦しい時の励みになる事を
    改めて感じています

     読んでいただき
     支えていただき
    有り難うございます。 

    全てに感謝しながら 
     朝を迎えられます

     いつも気持ちは

   あした天気になぁ~れ

        です



 

   




       





   

 


6月6日

2024-06-06 15:14:52 | 日記

    3年前の6月6日は
      晴天だった
   6月なのにスッキリ晴れて
 綺麗な青空がひろがり、暑い一日が始まった頃の時刻に、貴方は旅立った。
   
 もう二度と開けてくれる事のない貴方の瞼がゆっくりと閉じられた時に、貴方の瞼から一筋の涙が流れ落ちた

 その涙を見た時、貴方と私は二人で一つだったのだと…自分の半分との永遠お別れなのだと…そんな経験した事のない深い悲しみで胸の中が冷たくなったのを覚えている。

 自分の半分とのお別れ…
 半分を残して旅立つ悲しみも
 半分で残される悲しみも
 どちらも同じほどの悲しみ
 どちらも自分なのだから…

 貴方が旅立って三年目の今日をまさか病院のベッドで迎えてるとは、悪い夢にも思っていなかった。

  長期間のご無沙汰をしたうえに、
いきなり独り言からで、内容は何?になっていますね…ごめんなさい。

 今年の3月に受けた検診で異常が見付かり、再検査~内視鏡~がんセンター受診~手術~で本日術後6日目で病院のベッドに居ます。

 余りに急に手術までが進み、どこか他人事の様なそれでもやはり心の奥には悲しみがあり、今年の春と初夏の青空が私の目には涙色に映り過ぎていきました。

 手術を2日後に控えがんセンターに入院した、案内された病室の窓には私を慰めてくれるかの様な貴方の青い空が眩しかったよ。



 ありがとう
 今日の空は涙色にはみえない、きっと大丈夫そう強く思えたあの時から私の入院が始まりました。

 しばらくは闘病blogになるかなぁ~
   ごめんなさい

少し疲れました~また更新しますね