よしゆきの折々日記帳

十勝・帯広のいろいろの出来事を書いていきます。

棟方志功展を見てきました。

2012年08月19日 | 日記
北海道立帯広美術館で開催されてる「棟方志功展」を見たいと思っていたところへ、北海道新聞の「ぶんぶんクラブ」が、観覧希望者に入場券をプレゼントする記事を読み応募したところ当選して入場券2枚が送られて来ましたので娘と二人で見てきました。

棟方志功は、1903(明治36)年に青森に生れ、はじめは画家を目指すが、その後木版画の制作に力を注ぎ、日本を代表する木版画家として世界にその名をとどろかせた美術家です。
今回展示されている作品は、72歳の生涯にわたって彫りつづけた作品の中から、はがき大の小さな1枚1枚の版画から、全幅26メートル・高さ2メートル以上もある大作まで、全部で224点の作品が展示されていました。また1枚の板に彫った作品もあれば、数枚の板に彫った版を組み合わせた作品まで展示されていました。
作品は黒と白を基調とした作品が主ですが、中には絵具で色彩が鮮やかに塗られている作品もありました。また書かれている人物、特に女性の裸体や動物の姿は躍動的で生き生きしていました。また棟方志功は、仏教にも造詣が深く仏像や経文そして仏教に関する用語が多く書かれている作品が多数展示されていました。
展示されている作品は、一見すると粗雑な作品のように見えるが、人物などの配置が緻密に計算されていました。また版板を何枚も合わせての大作は、少しの違いやズレがあると作品として価値が失われると努力が無駄になってしまうのではないかと考えると、大変な努力を積み重ねた作品に触れて良かったと感じた次第です。また板画は、版板を彫って絵具を塗って紙に刷って絵となる。そのような過程を経て出来上がった作品は、作者の並々ならぬ努力の跡がにじんでいる作品ばかりでした。
また美術館の中は隅から隅まで冷房が効いており涼しいというより寒い感じがしました。冷房の効いた美術館から外へ出ると真夏の暑さに照らされ、その温度差に思わず吃驚しました。


ハイビスカスの花が咲いています。

2012年07月28日 | 日記








我が家の庭にハイビスカスの鉢があります。昨年までは1年に1度だけそれも一輪しか咲かなかったのですが、今年は最近になって蕾みが数多くついているのです。そしてこの暑さで一挙に咲きはじめました。ハイビスカスの花は、沖縄やハワイなどの南国に咲く花ですが、北海道でも咲きました。

雀の死

2012年07月25日 | 日記
私の家の庭には小鳥の餌台を置いてあり、リビングから雀やヒヨドリなどが飛んできて私たちの目を楽しまさせてくれています。
先日、珍しくアカゲラが飛んできて餌を食べていました。
昨日のことです。妻が悲しそうな顔をしているので聞いてみると。雀が一羽、居間のガラスにぶつかって庭に落ちて死んでいると言うのです。
私は、死んでいる雀を庭の片隅に穴を掘ってそっと埋葬してやりました。



40年前を思い出しました。

2012年05月15日 | 日記
今日5月15日は沖縄がアメリカから返還された日です。私は返還前の2月に沖縄を訪ねたことがあります。その当時のことが懐かしく思い出されました。当時の沖縄はアメリカの施政下にあり、日本政府からパスポートの交付を受けて行きました。通貨はドル紙幣で、道路は右側通行でした。ただ言葉は日本語が通じました。米軍基地の見学や、沖縄戦跡の研修をしました。その際に感じたことは日本本土との格差があると思い、返還された後が大変だなあと感じ那覇港からフェリーで帰りました。40年前のことを懐かしく思い出しています。