猫毛玉

忘備録(写真倉庫の代わりにもしてる)

悲しかった事

2010年12月27日 | 日記・エッセイ・コラム

自分の失礼な発言が発端で、引きかえに随分傷ついた。

ずっと自分の中に置いていると悶々とするし

また泣いてしまうので、ここに出して忘れようと思う。

 

ぽかぽか絵本箱の反省会での話。

まず自分のとっても失礼な発言。

先輩が早口で読んだ事が気になっていたので

「時間を気にして早口で読んだんですか?」

と言ったのだ。

私の好みでゆっくりじっくり聞いてみたいと思った絵本だった事と、

その後私が読む絵本も少し時間のかかるものだったので

それに気遣いをして頂いたのかと思っての発言だった。

その時点でちっとも失礼な事を言ったとは気付いてなかったし、

そんなつもりも全然なかった。

ところが

「あなた!ずっと先輩の私に、年上によくそんな失礼な事を!」

と言い返されてしまってびっくり。

慌てて「私のも長かったので気を遣っての事かと思って…」

といいかけると

「そんな事を私がするはずがない!効果を考えてわざとよ!

 あなたよりもずっと長く勉強してきているのに何故

 そんな事をあなたに言われないといけないの!失礼だわ!!

 先輩に対して口を慎みなさい!失礼な!」

かなりのご立腹。

思った事を軽く口に出してしまって、先輩を立腹させる事は多い。

情けないけど、本当に多い。この先輩一人ではない。

でもこの先輩は私に真っ向からこう言って下さったので私も

「そういうつもりで言ったのではなかったんですが…すみませんでした」

と謝りはしたのだが、もう怒りはおさまる事はなかったよう。

 

その後も、「昔は世界の子供達の様子を絵本などで知ったものでしたよね、

私も母に読んでもらった記憶があります」と言ったら

「あら、あなたのお母さんは相~当!暇だったのね、する事がないから、

 時間がありあまり過ぎて、あなたに本を読む時間なんかあったのね。

 私の母なんてずっと忙しかったから本を読んでもらった事もないわ。

 私は専業主婦だったけど、子供は早朝から係の仕事で

 学校で帰りも暗くなってからだったから、

 私も子供の世話をするにはそれよりもずっと早く起きなきゃいけなくて、

 そんな本を読んでるなんて暇は全然なかった。あなたは暇でしょうけど」

私は学も礼儀も無い事を非常にコンプレックスに思っている。

(だからそんな私にでも出来る何かをと思って絵本を読んでいる)

それだけでも打たれ弱い私には充分なのに、

母の事まで言われたのが何だか凄くショックだった。

母の事がショックだったのは気付かれたようでその後も同じような事を言われた。

  

若い頃から別の地で読み聞かせのグループに参加していて

そのグループは専門的な知識のある方達ばかりで、

ずっとその人たちの中で勉強してきて、それと経験が今の自分を確立している。

それを否定されるような事を、何の勉強もしない暇な人間にされたくない

と司書さんに向かって語って、立腹のまま中途で席を立って帰られた。

 

私は気を遣ってもらったのだとしたら申し訳ないなぁと思っただけだったのに。

言われたら嫌な事をいっぺんに全部言われた気がした。

胸にナイフが何本もグサグサと音を立てて刺さったような気もした。

これが正に『口は災いのもと』って事なのかな。

  

絵本を読みに来ている方は専門的な知識を持っている方が多い。

そしてそれゆえに非常に忙しい方が多い。

自由な時間ばかりだと思われている私はそれだけでも

恨めしいと思われているとひしひしと感じている。

その人たちに公言するつもりは無いけど

私が毎日内職に追われている事を知ってる人はいない。

バイトをしているのも知ってる人は関係者のみ。

(内職に)休みの日というのは無いし案外忙しいんだけどな、私も。

あ、後…

絵本を読むことに関して家族全員が非常に理解を示してくれている事や、

アンドリューが休みの日には一緒に図書館で選書していたりするのも

皆さんとっても気に食わないらしいです。。。

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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (こけもも)
2010-12-27 17:01:36
う~ん、大変でしたね。

私がブログを書いているのは、読み聞かせは誰でも出来るもの、と思っていて、皆さんにそれをお知らせしたいからです。
もちろん多少の知識はあった方がいいのですが、基本的には子ども達に一冊でも多くの本を手渡しする事が大事であって、、子ども達に「この本を読んであげたい」という思いが強くあったらそれでいいのではないでしょうか。

もちろん専門に勉強された方もいらっしゃるので、それはそれでいいと思いますが、あまり知識がないからと自分を小さく見なくてもいいのではないでしょうか。

私の母は専業主婦でして、よく私に本を読んでくれました。私の読み聞かせの原点は母の読み聞かせにあると思います。人それぞれの事情がありますので、外で働く人あり、専業で家で働く人ありでいいのではと思います。

色々な年代の方達と一緒に読み聞かせする場合は、あらかじめどんな本が良いのか相談してみるといいかも知れません。お互いの本の組み合わせのチェックにもなります。(分数も含めて)
これからもがんばって読み聞かせしてください。

最後になりましたが、このブログをリンクさせてください。よろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
[E:cat]こけももさん (ばんてぃくぅ)
2010-12-27 18:37:27
こんな愚痴に耳を(目を?)傾けて下さってありがとうございます。
持ち方、頁の繰り方、あまりにも自由過ぎる読み方…基礎的な事がまったくなってないとよく言われます。
(それが変わってて面白いと言って下さる方も)
土地柄なのか…その分野の知識と経済的余裕のある方が自分磨きのために参加するのがボランティアという意識のようです。
ボランティア=お金持ちの遊びと判断されるのは私にとっては苦しい所でもあります。。。
こんばんは^^ (沙羅朋)
2010-12-27 23:03:36
ショックでしたね~!
逆鱗に触れてしまったようで
思いとは違う方にどんどんエスカレートして
後味の悪い悲しい出来事でしたね;;
ばんちゃんの心も傷ついて・・・
こちらは思いやりに感謝と思って発したことが
言葉って難しいですね
そうそう これで忘れる事です!
楽しんでくれてる子供達のため
これからも頑張って絵本の話を聞かせてくださいね^^
(^ー^* )フフ♪ どんまいや^^ (あんちゃん)
2010-12-28 09:38:31
ベテランで、勉強してる先輩さんか知らんけど

徳のある人間は、自分がどんなに長けてても、人の意見には耳を傾け、意見がちゃうかっても怒らす、諭すと思うわ。

ま、自分も徳はないけどな^^

ばんさんが落ち込むことはないで^^
[E:cat]沙羅朋さん (ばんてぃくぅ)
2010-12-28 23:50:50
本当に、言葉って難しいです。
特に私は思った事を考えもせず口にしてしまい、言葉が足りなかったりして、
後から後悔するばかりです。
少しは成長すればいいのにバカだなぁと自分でも思います^^;
[E:cat]あんちゃん (ばんてぃくぅ)
2010-12-28 23:54:05
誰しも言われると嫌な事はあると思う、
私も仕返しで言われちゃって泣いちゃったからねぇ^^;
自分の事は自分が悪いけど、身内の事は卑怯な気がした。。
[E:sun]基本的なお話。 反省会というのは、今後ど... (アユ・ファミリー)
2010-12-31 07:46:21
自由闊達な意見に、素直に聞こうとしない方は 非常に世間は
狭く残念ですね。 議長がいらっしゃったら、この方の意見を
即座に止めされるべきでしょうね。

反省会そのものを全て否定している訳で、前向きになっていない事が残念です。

多分その方は、決してお上手では無い。 気持ちが伝わる様に
お話をしているのでしょうか? とても疑問です。
貴女が、もう少しゆっくりの意味は、伝わらなのではと懸念されて
発言されたかと思います。

少しでも分かりやすく、伝えようとする事 一番重要ではないでしょうか。 その為の反省会ですよね o@(^-^)@o。ニコッ♪
[E:cat]アユ・ファミリー様 (ばんてぃくぅ)
2010-12-31 22:35:32
図書館活動での私は年齢も絵本経験も一番浅いせいか、
口出しをしないよう注意される事が多いです。
何も言わず観察しておく事で勉強になるという教えだと思い、
くじけず頑張ります^^
(大阪弁なのが余計生意気に聴こえてしまうようにも思えます)
いつもo@(^-^)@o。ニコッ♪に癒されます。ありがとうございます。
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い... (ねじっこ)
2011-01-03 12:37:58
今更昨年の記事にコメントというのも気が引けますが、ちょっと気になったもので・・・

読み聞かせのボランティアをされている方は、何故かアクの強いひとが多いですよね(笑)
(あ、ここですでに誤解を招いてしまいそうですが、個人的な感想ですからね。)
すべての先輩さんがそのような方ではないと思いますよ。
年下の方に何を言われても、穏やかに接することの出来る方も多いです。

「時間を気にして早口で読んだんですか?」←これは、さすがに失礼かもしれません^^;
でもそんなに怒るほどのことでもないですよねぇ。まして身内のことまで言うなんて、大人げないです。
母親が本に興味があれば、忙しくても読んでくれるでしょう。
そのときたまたま機嫌が悪かったんだ、くらいで、忘れてしまいましょう。

わたしのボランティア仲間さんにも、本当に色々な方がいます。
自分が一番上手いと信じ込んでるひととか(笑)、手遊びは絶対やりたくないと主張するひととか。
先日も、「あんたなんかにまとめ役はつとまらないよ」とわざわざ耳打ちしてくれるひともいました。
でも、一番大事なのは、子供たちに良い本を届けることです。
大人の事情はさっさと流して、読み聞かせの前に良く打ち合わせをすることで、多少は解決されると思いますよ。共に頑張りましょう。


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