中国笑話「希望の家」

私は彼氏と住む家を探して、マンションの見学会に行った。

案内をしてくれた女性が聞いた。

「どのようなおうちをお望みでしょうか？」

私は欲しい家について話した。

「環境がよくて、静かで、緑が多くて、一階建てで、価格は高くなくて、平らで、彼岸には親戚がすぐに訪ねて来やすいところ・・・」

そこまで聞いた彼が口を挟んだ。

「おい、どう聞いてもそれはお墓じゃないか？」

《原創笑話2016-03-06“購房的要求”》