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お題「スキー場での思い出」

2017-01-16 | お題

 スキー場での思い出№1はスキー旅行3回目ぐらいだったか、まだ携帯電話はなくて、ちょうどテレビゲームが流行していたころのことだ。同僚5人ぐらいで志賀高原に行ったのだが、ホテルのロビーに設置してあったテレビゲームにはまってしまったことだ。みんながスキーに行った後、友達と二人残って、一日中テレビゲームをした。二日目も同様で、結局、スキーをしないで、帰ってきた。自分の馬鹿さ加減に呆れた。

 思い出№2は初めて行ったスキー。26歳の春、町内の知り合いに誘われて団体で野沢温泉スキー場まで行った。上級者は一人、ある程度経験のある人が数人、未経験者は、ぼくともう一人女子高校生の二人だけだった。スキー場について、さて、上級者に教えてもらおうとした時、すぐにニュース、その上級者がアイスバーンで骨折したため急きょ、病院に搬送されたという。それから3日間、誰も指導する人がいないまま、経験者は自由に滑った。ぼくと女子高生は二人で何度も初心者コースを滑り、二人とも一日目100回ぐらい転んだ。二日目50回ぐらい転んだ。三日目、10回ぐらい転んだ。その午後、帰るまでの数時間、上級者コースにチャレンジ。2、3回転んだだけで下まで行けた。だけど、女子高生は足首捻挫してしまった。やはり僕が悪かったのだと今も反省している。

 思い出№3は矢張り同僚といっしょに、4回目のスキー旅行に行った。今度は奥志賀高原まで行った。3泊4日だったが、驚いたことにカレーライスが1000円だった。当時、山の下では定食が300円ぐらいのころだったし、志賀高原はこんなに高くなかった。とにかくリフト代やいろいろなものが予想以上に高過ぎた。結局4日目、帰る時、持って行った7万円がなくなり、友人に借りて、帰宅。信じられない気持ちだった。こんなに金がかかるスキー旅行は初めてだった。



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