新実家17

「小学生ぐらいまでは遊んだ方がいいんだじょ」

「知能指数が低いから駄目だ(笑)」

「自転車乗らないのか乗らない方がいいよ」

「ダイエー勝ったんだって

ダイエーが優勝したのか」

受験料も出してくれないんじゃな

盆も正月も無しで勉強していたのに

テレビのチャンネル権は全くなかった

俺を労働源として実家に連れ戻した訳だ

それでちょとでも言う事を聞かなければ有りもしない事を並べかけて俺を精神病院にぶち込んだんだ訳だ

それでも入院している時には天国のような生活が送れたけどね

あの実家に戻るくらいなら刑務所に入った方がいいから

「メガネ壊れているのか直しやる貸してみろ」

新実家16

「○○○のやっている事見てみな面白いから」

オメェ○○○が生きていた時はテレビみるの悪い事のように言っていたよな

俺は新しい自転車買ったとも前の自転車捨てたとも一言も言っていない

俺はアイツらに殺されかかったんだ

言う事を聞かなければ精神病院に強制入院か

アイツらは俺のことを端っから馬鹿にしているんだから

「体操をやったて金になる訳じゃないんだから(笑)」

俺の正念場をことごとく邪魔した

おい！このぬいぐるみオメェが置いてた物だろう

「○○○○は世渡り上手いよ友達が多いし」(どこが)

オメェらの言う通りにやったら本当に頭おかしくなるんだよ

言っている事が一時間毎に変わるんだから

新実家15



"○○○が鉄棒で車輪なんか出来るようになったら大変だ“

鉄棒で車輪が出来るコツ掴みかけていたんだよ

「嘘つきだね只の嘘つきじゃなくて嘘つき魔」

オメェらと比べたら若いていうだけの話だろう

何屁理屈ばかり言ってんだ

アイツらは押し入れの奥から荒らして行くからな

勉強なんて出来る環境じゃなかったんだよ

いつも負けてばっかりだったら皆阿保らしくなってパチンコなんて辞めるよ

たとえたまにとはいえ勝てる時があるからせっせと通っちゃうんじゃん

「凄い食欲だな

なんだお前拒食症じゃなかったのか」

あの時は○○○を悪者にするのが一番得だったんだよ

オメェが俺を自分の子供と思わないいいよ

俺もオメェを自分の親とは思わないから

「こりゃ雨が降った方がいいな」

「極悪な子供だからねこれからは管理しようと思って」

新実家14

「俺に言えばいいじゃないか(何か言おうとするとさぁーと逃げるくせに)」

それで俺のいない所で悪口を言う

俺の服を全部持って行って

香水まで付けて気取って街中を歩いて

女の子にモテたか

何がいろいろな仕事がしたいだ

仕事が出来なくてひとつの所に長く居られないだけだろう

「本を整理するのが好きなんだな本は読む物なんだぞ(笑)」

なんだ逆切れかよ

社会で落ちこぼれたのオメェらのせいだ！

「おまえはこれでも着ればいいんだよ」

もう家族の縁を切っているから

アイツは便所に入る為だけで家に帰って来る

「ふん！そんな小汚い足引っぱらないよ」

目先の利益に流されたな

努力すら認めてはもらえないんだから