米Mastercardが中東・アフリカ市場に展開、Amazon Payment Servicesと提携斎藤美穂様記事抜粋<
米Mastercardは2024年9月30日、アラブ首長国連邦(UAE)に拠点を置くPSP(決済サービスプロバイダー)であるAmazon Payment Servicesと提携したと発表した。Amazon Payment Servicesはこの提携に基づき、UAEやカタールなど中東およびアフリカの40市場においてグローバルな決済ゲートウエイサービス「Mastercard Gateway」を導入する。これにより、Amazon Payment Servicesの加盟店は迅速でシンプルかつ安全なオンライン決済を実行できるようになるという。
Mastercard Gatewayはカード決済のほか、幅広いデジタル決済のオプションを提供する。Mastercardの調査によると、中東およびアフリカの消費者の95%が生体認証、デジタルウォレット、QRコードなど非接触型決済の利用を検討しているという。その一方で、61%の消費者がデジタル決済に非対応の加盟店を避ける傾向にあるとする。
Amazon Payment Servicesで中東・北アフリカ地域担当マネージングディレクターを務めるPeter George氏は「地域のオンライン決済の未来を形成するという共通の目標を達成するため、Mastercardと協力していく。Mastercard Gatewayの導入により、世界中の主要なアクワイアラーへのアクセスが可能となり、PSPとしてのサービス提供範囲も拡大できるようになった」と語る。
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