こんにちはx3です
カーボンレールサドルの補修をしました
「お前 カーボンレールのサドルなんて持ってたっけ?」
な~んて聞かれそうですが 持ってませんでしたよ
ヤフオクでポチするまでは(笑)
ありえない値段で出品されており
「説明文には無いけど 不具合多数だろうな」
って 思いながら入札しました
みんなも 分かっているようで 誰も入札しません
出品価格で落札できました
お試しのつもりだし ちょっと興味がある事も試してみたかったので 安価で落札できてよかった
まぁ~ 出品価格以上の金額を 突っ込む気がなかったので 横槍が入ったら 終了でした(笑)
届いた商品がこちら
アスチュート スカイライト VT です
重量200gを切る 軽量サドルです
このサドルのメーカーも もう訳わからない事になってますね
通常ルートで新品を購入するのは もう無理です
さてこのサドルですが 思った通りの不具合がありました
分かり易くするために ちょっと削ってみました
クラックが入ってます
「割れている」
って 言うほどでもないので 『ひび』ですかね
サドルベースとレールを持って両手で思いっきり握ると 少し傷口が開きます
仕様かどうかは 分かりませんが ベースが軟らかく しなるため レールも それに伴って しなります
そのためレール後部(破損個所)に曲がる方向の 変動荷重がかかります
これにより 表層破断が起こったものと思われます
クランプ部は 破断・ひび共に無いので 大荷重ではなく 繰り返し荷重に因るものでしょうね
もしくは クランプ部を痛めないように レールで サドルからの 荷重入力を逃がす仕様になっているかですね
今すぐ壊れるかもしれないし まだまだ壊れないかもしれないが 時限爆弾的な物を抱えているのは間違いありません
そこで今回のテーマ
『カーボンの ひび は瞬間接着剤で直るのか パート2』
パート1(後付け)はこちら
「直らんって分かっとるじゃろ!?」
って 事ですが まぁ~そうですね(笑)
しかし今回は少し違うのも試してみたんです
とりあえず傷口を開いた状態で瞬間接着剤を流し込み 乾いたら表面を紙やすりで平坦にします
ここまでは パート1と ほぼ同じです
ここから今回使うのはこちら
紫外線硬化型接着剤です
成分の大半を占める シアノアクリレート は瞬間接着剤の成分ですね
硬化させるための紫外線ライト(UVライト)が付いています
直視しないでください!!! (笑)
液を患部に塗布して UVライトを当てれば 数秒で硬化します
いちいちライトを点けたり消したりするのが面倒なので 私は点けたままで作業しました
その際 ライトを直視しないように注意します
印象としては 見た目そのまんまの 透明な樹脂といった感じ
この状態で 再びサドルベースと レールを両手で持って 思いっきり握ってみました
樹脂部分が割れました・・・
主成分が瞬間接着剤なので 樹脂自体が固く あまり弾性変形しないようです
カーボンと抱き合わせる エポキシ樹脂なら良かったのかも
ネットには カーボンクロスとエポキシ樹脂を使った 本格的な(?)補修を行って おられる方も いらっしゃいます
今のところ そこまでする気は無いので とりあえず紙やすりで削り取りました
やっぱり 瞬間接着剤では治りませんでした (苦笑)
このUV硬化型の瞬間接着剤は それほど負荷のかからない所なら 役に立ちそうです
施工後 やすり掛けで 形を整えることもできるし 何より硬化時間が短い
ライト同封なので接着剤容量5gのわりに お値段はそれなりにします
また いくらUV硬化と言っても 主成分は瞬間接着剤ですから 保管状態や使用頻度によっては 液を使い切る前に 硬化する恐れもありますね
面白そうな 物を試せて これはこれで良かったと思います
さて このサドル 使う予定は無いのですが いざ使うとなると もう一つ問題があります
穴開きという事です
使うとすれば MTBで使うと思うのですが 穴開きだと問題があるのです
季節にも寄りますが 自転車に乗っていると 汗をかきますよね
当然 ズボンも 湿気てくるわけですよ
そして オフロード走行をすると 砂埃が立つわけですよ
その砂埃が湿気たズボンに付着すると どうなりますか?
そうですっ! 股ぐらが茶色くなるんですよっ!!!
股ぐらが茶色になると どうなりますか?
「やだぁ~ あのひと ウ〇コ 漏らしちゃってるぅ~」
って なるわけですよ!
年齢的にも心配されてくる お年頃に差し掛かりつつある私なので これは なんとかせんと いけません
早い話が 穴を塞げばいいんですが 普通にテープ貼ったのでは 芸がありません
穴の形に紙を切って 型紙にして 透明のアクリル板を切り出します
アクリル板を はめていきながら 形状を微調整し 『標準片』にします
その形に合わせて 穴を塞ぐ アクリル板を切り出しました
右が『標準片』です
はめ込んでいきます
この位置から入れるとアクリル板が折れなかったです
はめ込み完了です
分かり易くするために バルブ回しを 乗せてみました
これで ウ〇コ 問題解決です! (笑)
いろいろ手を加えたので 使いたいところなんですが この軽量サドル どこかで使う事あるかなぁ~
私もレールはチタンですが他の部分(笑)をカーボンにした99gの超軽量サドル持っていますよ!
もえちゃんの軽量化に如何ですか!?(笑)
コメントありがとうございます。
クラックは諦めて 壊れるまで使うという方針になりました。
ただ すぐに使うという事でもないので 忘れたころに お目見えするかもです。
もしかして その軽量サドルとは 『すけべいす』と言われた 金色のカーボンサドルの事ですか?
99gかぁ~・・・。
今付いてるのよりも 軽いなぁ~・・・。
しかし もし私が思っている物ならば色味的に 差し色どころじゃない存在感でしょうね(笑)
例の「スケベイス」ではありません。
あれはそこまで軽くないです。
(今回のアスチュートと同じくらい)
20年以上前のカーボン製品なので今回のアスチュートより多分ヤバイと思います。
まあ、そもそもサドルというより拷問器具なのですが(笑)
コメントありがとうございます
気になったので かるふいさんのブログを遡ってみてみました。
そこで今回のコメントの返しに誤りがある事に気が付きました。
正解は
「いやぁ~ あんなヤバイの止めときます」
ですね(笑)
レールが金属なのに99gって ちょっと怖いです。
最悪 割れて刺さるという事になったら 拷問どころじゃない(笑)
ところでブログ遡りといえば私のよく見るブログにクラインMTBを所有されておられる方のブログがありまして、その方の5年くらい前の記事に自分のクラインについて以下のように綴られておりまして。
(以下引用)
軽量化に走った時期もありましたがMTBに関しては「軽いが正義」ではないと思い 現在の姿になりました
(引用以上)
ですって。
どう思います?
ちなみにそのブログの方、ご自分のクラインに「燃ちゃん」と命名されておられる方なのですが(笑)
コメントありがとうございます。
ほんの一瞬だけ心が揺れましたが すぐ正気に戻りました。
走る三角木馬になっちゃいます(笑)
ほ~ほ~クラインのMTBですと?
私とK野さん以外にもクライン乗りがいらっしゃるのですね。
「軽いが正義」ではない ですか。
まぁ~確かにオフロードで振られやすくなっちゃいますね。
その方の当時の乗り方では 軽量化するメリットが無かったんでしょうね。
MTBに求めるものは 人それぞれですから いろいろな考え方があって良いと思いますよ。
MTBに名前まで・・・
「燃ちゃん」?・・・
って 私じゃないですかぁ~(大笑)
思いっきり言い訳しますと、今はエルスワースがあって走りの面では そっちに任せちゃってるんです。
「もえちゃん」は もはや完全に『趣味の自転車』なのであります(笑)
x3さんと知り合った頃にはメイン機はトレックになったかもですが、たまにイベントに持ち込むこともあった気が…
モデルはパルスですが、トレック扱いになる前のモトクロス扱い時代のクソ高価い頃のやつです。
MTBでロードレースに出場してロードーレーサーを差し置いて優勝してしまうという、キング伝説の一端を担ったマシン…だったと思います。
あの記事を見つけたとき、
「人の心は移ろいやすい」と、
「歴史は繰り返される」
の二言が頭をよぎりました(笑)
コメントありがとうございます
仕事の忙しさにかまけて コメント見落としておりました。
キングもクラインのMTB乗りでしたか!
キングもK野さんもトレック前のクラインを所持されているので、いわゆる『本物』ですが 私はトレックラインなので『にわか』ですね(笑)
MTBでロードレースに出場して優勝なんて舐めてますね。
キングなら そのころロードレーサーorロードバイクを所持していたでしょうに。
出場してた選手の気持ちを思うと・・・
っと、あえて毒づきましたが 私が『どろんこ』でしていたことは棚上げです(笑)
今はレギュレーションが厳しくなって もうできませんがシクロでもMTBがシクロクロッサーをやっつけることは結構ありましたね。
正直に言うと『軽いが正義』ではない の言葉は これを始める前に頭をよぎったんです。
「でも今はエルスワースがあるから」って都合良く脳内改変したのでした。
まぁ~人の心は移ろいやすいものですから(笑)
えっとですね、キングの件については私も知り合う前の話ですのであまり詳しくないのです。実は。
但し、キングかロードバイクを買ったのって私と知り合ってからなのです。確か。
舐めていたかどうかは解りませんが、その当時彼はMTBしか持っていなかったと思います。
シクロは20年前とか特にカテ3はMTBしか出場してませんでしたからね。
数年前に久しぶりにエントリーしたらカテ3でも私以外は皆シクロバイクで焦った記憶が…
コメントありがとうございます
ほぼ毎日チェックしてたんですが偶然 見逃したようです。
当日のコメントだと「○○時間前に□□さんからコメントがありました」って出てるんですが
日が変わると「△月◇日に□□さんからコメントがありました」と変わるのです。
毎日見ているつもりで「○○時間前」の文字だけ追ってたので 1日跨いだのに気が付かなかったようです。
って、どうでもいいですね(笑)
っという事はMTBしか持ってないのにロードのレースに出たという事ですね。
「わしの武器はこれだけじゃ」って感じで。
サムライですね!
サムライキングですね!!!
そもそも何でそれほどまでにレースに出たかったのでしょうか?
そちらも気になります。
私が最後にシクロに出た時はカテ4でも知り合い以外はシクロバイクでした。
しかもMTBは最後尾スタートにされました。
やはり土俵が違うのでしょうね。