こんにちはx3です
今回はブレーキ&シフトケーブルです
以前『ゆめかちゃん』を組み立てるときに軟らかいアウターケーブルを探していました
その時に軽量のブレーキケーブルがある事を知りました
当時はメタルアウターの方が見た目が良かったので そちらを導入しました
今回の軽量化計画でそれを ふと思い出して導入することにしました
日泉ケーブルのウルトラライト アルミニウム アウターケーブルです
アウターキャップもアルミ製で軽量にこだわっています
シフトアウターは重量化しそうですが「なんとなく」でちょっとグレードの高いものにしました
日泉ケーブルのステンレスアウターVer.3です
かなりカッチリ系のようでシビアなシフト調整にも対応との事です
インナーケーブルも交換します
ブレーキ・シフトとも日泉ケーブルのSP31スペシャルステンレス インナーケーブルです
アウターが日泉ケーブルなのでインナーも日泉ケーブルにしてみました
ケーブルを秤に乗せようとすると広がってしまうのでケースに入れて測定します
まずはウルトラライト アルミニウム アウターケーブル
ケーブルは比較対象が無いので軽いかどうかわかりません
アウターキャップ4個で1gはさすがに軽いと分かる
アウターケーブルは軟らかく曲がり剛性はありません
キツイ取り回しも対応できそうです
次にステンレスアウターVer.3です
これも比較対象が無いので重いか軽いか分かりません
ウルトラライトケーブルに比べて反発力が凄いです
ただ普通のシフトケーブルと違って 素線がコイル状に巻いてあるので融通が利きそうです
ただ反発力が強いのでリアディレーラーにキツイ取り回しをするとシフトフィーリングに影響があるかも
次にインナーケーブルです
まずはブレーキ インナーケーブル
比較対象が・・・以下同文
触った感じでは表面処理に関しては謳い文句ほどの事は無いという印象です
シマノのに比べて しなやかな印象はあります
次にシフト インナーケーブル
比較対象が・・・以下同文
触った感でじは・・・以下同文
シマノのより・・・以下同文
さて重量の比較をどうやってするかが問題です
今回の部品は交換すれば良いだけの物ではありません
自転車に合わせてケーブルをカットしなければならないからです
シフトアウターケーブルが説明文を読んだときに 面倒くさそうだったのでプログレスにお願いすることにしていました
カットした物を横で量って取り付けてもらうなんて もっと面倒くさいです
カットした物も捨てずに取って置いてもらい 自宅で余りを計測することにして 自転車に付いている部分の重量を計算で出すことにしました
まぁ~それでも施工する方は面倒くさいとは思うんですが
施工後の余りの重量を計測しました
まずはブレーキ アウターケーブルから
ウルトラライト アウターケーブルは
54-8=46gが取り付け重量です
アウターキャップは余り0(ゼロ)で取り付け重量1gです
46+1=47gがブレーキ アウターセット取り付け重量です
では取り外したアウターケーブルの重量を測定します
アウターケーブル+アウターキャップ=交換前重量
96+2=98gが交換前重量です
47-98=-51
51g軽量化しました
ブレーキ アウターだけで すごく軽量化しました
次にシフト アウターケーブルです
ステンレスアウターVer.3は
92-36=56gが取り付け重量です
アウターキャップは同じ物の新品に交換するので 測定しませんでした
取り外したアウターケーブルを測定します
56-41=15
15g重量化しました
こんなに重いとは思っていなかったので ちょっとショックです
こんな事なら日泉ケーブルのスタンダード版にしとくんだった・・・
つぎはブレーキ インナーケーブルです
42-15=27gが取り付け重量です
交換前のブレーキ インナーケーブルを測定します
27-27=0
プラス マイナス ゼロです
インナーケーブルはシマノのに比べて軽くなるという事ではないようです
最後にシフト インナーケーブル
32-14=18gが取り付け重量です
取り外したシフト インナーケーブルを測定します
18-22=-4
4g軽量化しました
結果的に2勝1敗1分で40g軽量化しました
軽量化量としては大きい方ではないでしょうか
さてブレーキ&シフトのフィーリングのインプレッションです
因みに ここで言う感想はあくまで私個人の見解であり 皆が同じような感想を持つ訳ではありません
って これを言うって事は察しの良い方なら分かると思いますが・・・
相対的にフィーリングが良くなった所は一つもありません
ブレーキ アウターに関しては商品説明に 耐久性や剛性感は通常のアウターケーブルに劣ると書いてあるので覚悟はしていました
書いてあるだけの事はありますね
もともとBB7キャリパーでタッチが悪いのが更に悪くなりました
シフト アウターはシビアな調整に対応との事だがこれは言葉が正しくありません
「シビアに調整しないとシフトフィーリングが悪くなる」
これが正しいと思います
もえちゃんは8sなので 多少の誤差は許容できる『遊び』がシフトにはありました
このアウターケーブルは 『遊び』が無くなってしまいます
どういう理由かは分かりません
少し乗った後にチェーンのかかりが悪くなって異音がし始めました
シフター側のアジャストボルトで調整したら異音はしなくなりました
リア側は過去こんな事は1度もありませんでした
インナーケーブルも交換前と比べて引きが軽くなったとも思えません
見た目と重量以外ではシマノの方が良いです
シフトに関しては重量もですが・・・
フィーリングの問題で性能の問題ではないので このままにしておきます
Webでは高評価しかないのになぁ~・・・
次回はいよいよ軽量化計画最終回です!!!
というかパーツ確保はしていましたが、なかなか換える機会が無い…
プレミアムの方がぱっとしない(?)ってのは残念ですねえ。
コメントありがとうございます。
シフトケーブルは初期の伸びにしては早すぎるんです。
かといって最初から微妙と言うわけでもないんです。
インナーケーブルの伸びが私が思っているよりも早く出るというなら分からなくもないんですが、それだとインナーケーブルの性能が今一つという事になるし・・・。
使い込んで良くなるという事を期待します(泣)