x3変態長のブログ『まえのめりでいこう』

あまり深く考えず思ったことを口にしてしまうタイプです

同僚と行く 秋の三倉岳

2016-11-13 14:12:10 | 山登り

こんにちはx3です

『朝日岳』『中岳』『夕日岳』『三倉岳』『瓦小屋山』に登りました

春の灰ヶ峰に引き続き 私も登ったことの無い山へ同僚と行ってきました

暦の上ではすでに冬ですが現世ではちょうど秋ですね

葉も色付いています

 

 

霞の向こう通称『三本槍』が見えています

某ヤマップでリアルタイムに工程を見ようと思っていたのですが痛恨の地図ダウンロード忘れ・・・

しかもこの場所私の携帯では圏外・・・

諦めてガーミンで履歴だけを取ることになりました

それなのに これまた痛恨のスタートボタン押し忘れ・・・

かなり登ってから気が付いたので相当残念な軌跡になりました・・・


『朝日岳』『中岳』の分岐までは ほぼ階段です

これから始まる急斜面との対比で よく言えば体力温存のための親切な登山道

7合目位から丁度良くなりましたが、時期的に少し寒いかもと思い それなりの格好をしているので序盤は結構暑かった

 

分岐からまずは『朝日岳』に向かいます

話は逸れますが最近思ったことで、景色の良いところで撮影する写真というのはネットでどれも同じようなものばかりです

私は変態長でありますから こういった『よくある写真』を掲載するのはどうかと思っておりました

故に私としては少し変わった写真を掲載していきたいなと思っております

そんなことを考えながら撮影していると肝心の写真が無いため「ホントに行ったの?」って感じになってしまった・・・

やっぱり『よくある写真』というのは意味があるんだなと思いました

そんな『よくある写真』ではない写真にしようと思って撮影した『朝日岳』の写真

 

 

木の枝が邪魔でさっぱり分らないが『リオのしゃくれ石像』(同僚談)こと『コルコバードのキリスト像』ポーズ

ここから南方向へぼんやり歩き跡が見て取れた

試しに行ってみると下の方へ延びている

もしかしたら公式ではない別ルートがあるかもしれない

しかしこの山はロッククライミングが盛んであるため 岩へのアプローチルートかもしれない

この手の道探索は一人で来た時にすると決めているので今日はここで引き返し同僚と合流し『中岳』へ進む

分岐に降りてきたところで男女のパーティーと少しお話し

「見晴らしはあまり良くないけど、三本槍を制すなら登らないといけないですよね」と言っておいた

 

パーティーが『朝日岳』に上るのを見送って我々は『中岳』を目指す

ここからは今までのレジャー登山から一変危険なルートとなる

 

 

鎖無かったらマジヤバいです

「俺はクライマーだからこんなの使わないぜ」って思ってる人ほど落ちますよ

まぁ本物の人は要らないかもしれませんがね

全てにおいて何事にも「侮ることなかれ」です

 

展望の良いところに出ましたが標識は読み取れませんでした

 

 

日に焼けて読み取れません・・・

同僚とは『天狗の桶場』だろうということになりました

 

『中岳』最後の登りも岩場の鎖登りです

この時 気を付けて欲しいのが次の『夕日岳』へのルート確認です

標識があるので大丈夫だと思いますが『中岳』の景色にテンションが上がって忘れて下り始めると『天狗の桶場』まで下りることになります

我々のようにね・・・(笑)

 

『中岳』頂上の岩場はスリル満点です

 

 

この日お決まりの『キリスト像』ポーズですが岩場が切り立っていてめちゃくちゃ怖かった

今更ですが最近やりだした自撮り(棒無し)

結構良い感じに撮れた

遠くに見える連峰が美しいです

次に登る『夕日岳』はまだ高いところにある

『夕日岳』は山頂から なだらかに左側に下ったところまで行けます

 

軽く補給をして『夕日岳』へ向かいます

先ほど以上にアドベンチャーなルートになります

 

 

さっきのと同じような写真ですが この一段下にも同じようなところがあり、この上にもずっと延びています

我々のようなレジャーハイカーにはめちゃくちゃ怖いです

 

こんな難所を越えた先に見たものはよく考えると すごいものです

 

 

成形された石柱で作られた階段

あそこを担ぎ上げたのかと思うと恐るべしです!

 

「ヘリコプターで運んだんじゃね?」

 

なんて無粋なことはロマンが無いので考えません(笑)

 

山頂に着いた『夕日岳』は木々に覆われてて展望がイマイチ

ここでは字が読み取れない石碑があった

 

 

遠くから見て あれほど高い『夕日岳』の展望がこんなわけないと見て回っていると南側が開けていました

足場が安定して広かったせいか、『中岳』が怖すぎてマヒしたのか分かりませんが岩場の先まで行ってみました

 

 

『中岳』『朝日岳』分岐で会ったパーティーが見えました

谷が切り立っていて声が反射するので お互いに声掛けできました

 

一見しっかりした岩に見えますが場所によっては注意が必要です

 

 

広島の岩はほぼ例外なく『花崗岩』です

今のところ先端の方は風化の進んでいるところは無さそうですが そこに至るまでの間には所々あります

そういったところは いつ崩れるか分からないので歩く時は足元をよく見て進みます

 

『夕日岳』を過ぎて『三倉岳』三角点へ向かいます

今までの整備された道から里山の道に変わります

三角点には標識はあるものの景観はありません

レジャーハイカーはここには寄らず 『夕日岳』の余韻を持ったまま下山されることをお勧めします

我々もレジャーハイカーですが私が変態野郎なので ここからさらに『瓦小屋山』まで行きます

道はさらに変わります

 

 

踏み後はしっかりしているので迷うことはないでしょうが枝が張り出しているところが多くなってきます

どの辺りかは忘れましたが『夕日岳』が見えるところで岩場の先に先ほどのパーティーが昼食を摂っているらしいのが見えました

どうやら『三本槍』を無事制することができたようです

 

おめでとうございます!

 

さらに進むとネットで見た特徴的な岩に着きました

そこには大きなスズメバチが巣を作っていて命辛々通過したことが書かれていました

今はその巣も無くなっていましたが「ここを通過したのか」と思えるほど巣から近い位置を通過していました

その岩の上に上がってみると展望が開けていました

 

 

色付き始めた山の木々が美しいですね

この岩から南を見るとピークが二つ見えます

右に見えるのが目指す『瓦小屋山』です

順序で行くと ここから二つ目のピークです

進んでいくと砂の急斜面がありロープが垂らしてあります

『夕日岳』を出てから初めての難所です

二つ目のピークに差し掛かりますが なんとなく踏み後が乏しいようなので先に進みます

小瀬川ダムが見える展望の良いところに来ました

踏み跡もぼんやり先に延びており、ルートのような気がしますが下に延びているので引き返します

因みにそのピークの入り口はこんな感じ

 

 

入った先に『瓦小屋山』の標識がありました

南側に景観がありますが今までのルートでしっかり見ているので特に思うところもなく先に進みます

本来なら下山ルートに入るのですが今回はもう一つピークハントします

ここから南西に見えるピークで地元の方はそっちの方を『瓦小屋山』と言ってるとかなんとか・・・

 

 

写真 中ほどに特徴的な岩がありますね

近くまで行ってみるとこんな感じ

 

 

遠くから見る印象に比べて大きくないな・・・

先に見えていたピークを目指します

峠から少し登ったところに下山口があった

大抵 峠(鞍部)から下山道が出ているので少し意外だった

下山口から僅かに登ったところにピークはあった

 

 

小さな岩があるだけで標識も何にもない

南西にルートが延びているが こちらのルートはとんでもない悪路になるとネットで知っていたので引き返す

ただこちらの下山路も優しいわけでは全くない

ほとんど景観の無い険しい道をひたすら下っていく

電線の管理道に出るまで ほぼ休憩無しで1時間くらいかかった

民家の手前の獣除け柵を通過すると下山終了

 

 

『よくある写真』なのだが撮影せずにはいられなかった

後は駐車場までトボトボ舗装路を歩きます

 

 

着替えてから『KTダイナー』で450gの肉を喰らい帰路に就いた

しっかり動いた後はやっぱり肉だ!

 

写真撮影に時間がかかったので4時間半くらいの行程だった

途中から始まった残念な軌跡を見てみると『三本槍』以降の方がはるかに長い

登りは急斜面、下りは緩やかに長くといった感じのルートかな

でも下りは別の意味でハードだったけどね

残した宿題はいつ やっつけるかが問題だ

 


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