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最近のダンス

2018年09月22日 | Weblog

 

今私たちが勉強しているスポーツ

ダンスは従来の教科書とちょっ

変わってきてるんです。

どっちの教科書が正しいかではなく

どっちの踊り方が気持ちよく、

どんなスタイルのダンスがしたいのか

というところでしょうか。


30日の日曜練習会でも解説しますが、

従来の教科書はワルツのナチュラル

スピンターンが

これだけです。

あたらしいスポーツダンスの教科書は

 

男子だけでも二ページ割いてます。

これは女子の二ページ目です

ここで注目は黄色枠は上級・赤枠は

競技選手のテクニックといった

とこでしょうか?

そのテクニックが追加されてます。


具体的にフットワークですが、

従来の教科書は男性のナチュラル

ターン一歩目がHTになっており、

スポーツダンスではHフラットに

なってます

(HTはヒール~トウ)

(フラットは足の真ん中付近と言っても

いいでしょうか)

女子の立ち位置が従来よりも広く、

奥行きも深くなり、それに伴って

男性もバランスを保つため、

背骨が後方左へ変化しているため、

センターの意識が前に動いてゆく。

更に重心の低い踊りになって

脚部が大きく開かれ、前方への

ドライブが強くなったため、

フットワークが変化したようです。

(出典写真WDSF教科書ビデオ)


 女子の4歩目もそうですね。

(スピンターンの第1歩目)

従来の教科書はHT スポーツダンスでは

HBです (Bは足の指の付け根付近)

その変化の理由の一つに

スポーツダンスの教科書には女子の

ローテーションが書かれている欄が

ありますが、スピンターン第1歩目に

 

ショルダー(ライトネス)で右へ

となってますね。CBMの初動です。

 これは、一歩目を真っすぐ進む

と足の裏の体重はかかとからつま先

に抜けていきますが、

女子の4歩目の右足前進の始まりの前

鎖骨付近を静かに右へ回し始めます。

なので、そのため体重は右足の親指付近

(母指球付近)を斜めにアクロスする

ようになります。

(女子右足はBで親指の付け根をアクロス)

そのためヘッドはより遠くの円周上を

回ることとなります。

 

その女子の外回りに発生する強い

遠心力にバランスをとるため男子の

フットワークも従来のTHTといった

きれいなスタイルではなくスポーツ

ダンスではBHBとなり、さらに重心

の低い、そして素早くロアの最終点

に到達し、

素早く曲げたゆえに余った時間を

ライズに使い、そこで遠くへ身体を

運んでいく事で大きなスピンターンを

することができるんですね

 

女子のナチュラルターンの第3歩め

でもあたらしい教科書には面白い

表記があります

 

赤枠のエクステンションです

徐々に後ろへを継続。ヘッド

ポジションを1で終わる です。

 左ひじのやや内側を見ていた女子の

ヘッドスタイルは2のポジション

(左ひじの内側を見てる)は、ひじの

方向(1のポジション)に向いてさらに

左へ伸びていきます。

 

 黄色枠ローテーションの第一歩目で

既に鎖骨から肩の回転(ライトネス)次いで

ボディーの回転(ダイナミクス)と

右へ回転されてる女子のボディー。

(鎖骨付近が最初に回転が始まる。

それは男子を見ればよく分かる。

女子のボディーは鎖骨より上は

回転を始めていてもあばら骨から

下のボディーはまだ回転を始めて

いない。その後二歩目を振り出す際に

ボディが回転する)


 二歩目三歩目はボディは流れに

任せヘッドスタイルを左へ変化

させるのですね


そのため、一歩目で男性を通し

二歩目三歩目は男子にボディーをゆだね、

意識はヘッドスタイルへと移行します。

 ボディーが右へ、ヘッドは左へ。そこに

強いトーション(トーンとひねり)が起こり

 ダイナミックなスピンターンへの

ワインドアップにつながっていくんですね


これはかなりわかりずらいですね。

気にしないでください。従来の踊り方でも

ほんとにいいんです。

 

 でも面白い。さらに勉強したく

なってきました。

30日の日曜練習会はもっと優しく

楽しく練習しますね。

 

最上部の写真は先週、ようやく

いただいた日帰り夏休み

和歌山加太友ケ島に行って

きました。その時の写真です

 

 

 

 


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