見出し画像

Wozéqui - soleil ブログ

「ふるさと大垣科」のパネル展を見て… 市政の施策に役立つ内容は、議員さん、市長さん、市職員さんなどに見てもらいたいです。

岐阜県大垣市内のショッピングセンターで教育関係のパネル展が開催されていましたので、見学してきました。

テーマは「ふるさと大垣科」です。

ところで「ふるさと大垣科」は、数年前、土曜授業を行うために教育委員会で教育課程特例校指定のための申請が検討され、しかし申請手続きは期待通りに進まず、それなのに当時の市長が市民に教育課程特例校指定を期待させ、それから数年間(今から約1年ほど前まで)教職員が教育課程特例校指定を信じこまさせられたという、曰く付きの教科です。自治体単位でふるさと教育を教科設定されたという理由からかもしれませんが「全国で稀有な教科」とされています。(ちなみに、土曜授業については来春に廃止される方向が、今月の市議会で話題になりました。)

この「ふるさと大垣科」のパネル展の概要などについては、例えば、下記リンク先で情報が検索できると思います。


この検索結果を見る限りでは、残念ながら、市の広報や大垣市教育委員会管轄のホームページ「OPEN」には、ふるさと大垣科パネル展の案内はないようです。中学校によっては、既存の慣習に縛られることなく、学校ホームページにふるさと大垣科パネル展を案内して下さっているようです。ありがたい流れです。

取り急ぎ、感想をFacebookに投稿しました。下に転載します。



テキスト化しますと… こちらでは、ふるさと大垣科パネル展を見に行く前の動きも紹介しています。

(公開設定は フル OPEN です)
午前、用事がありましたが(ここでは詳細を割愛します)、その後、アクアウォークのOKB(大垣共立銀行)で情報公開請求の費用94円を支払ってきました。案件は、市教育界の(不可解さが聞かれる)研修について、です。

その後、ふと思い、イオンモールに来ました。こちらで、約1週間?、全国でも稀有とされる教科「ふるさと大垣科」に関するパネル展が開催されていることを思い出し、それを見学しようと思ったからです。

昼食前にチラリと見たところ、先客が1名、後から2~3名くらいがいらっしゃいました。教育界関係者(教育長、事務局長、事務局学校教育課の職員(課長、参事など)、校長、教頭、一般教員など)は、たまたまなのか?、誰もいなかったように見受けられました。

各中学校で制作されたパネルは、社会勉強として、しっかり取り組まれた内容に映りました。

ただ、世間でいろいろ言われるように(土曜授業する目的で設定されたとされる←来年度から土曜授業廃止の方向ですが)、①教科「ふるさと大垣科」を制度化までして、ふるさと教育をすべきなのかどうか、と思いました。また、②今回ふるさと教育について参考になりましたが、先生方や生徒の皆さんの負担はある程度あったのではないか、と思いました。

昼食後、ふるさと大垣科について、各中学校のパネルを拝見しました。

時々、お子さん連れの家族などの立ち寄りがありました。

いろいろ勉強になりました。

手作り感があるパネルが、デザイン性を意識したパネルなど… 内容も、仕上がり感も…

行政施策の意義ある提案も沢山ありました。そのため、市長さん、市の職員さん、議員さんに、参考にしてもらえると良いように思いました。

また、「ふるさと大垣科」は、大垣市在住の中学生にとって差別を含んだ教科であることを示した展示になっていたように思います。いわゆる旧大垣市、旧上石津町に住む中学生(中学校)の発表はありました。旧墨俣町の中学生(中学校)は?→大垣市安八郡安八町組合立の中学校に通うため、旧墨俣町の中学生は除外されているようです。これは、ふるさと大垣科の制度に無理があるかもしれないように思います。大垣市教育委員会関係者さん、議員さん、(地方教育行政法に抵触しない範囲で市長さん)に、制度の無理(矛盾)の有無、改善が必要な場合の処置を検討してもらえると良いように思います。

じっくり見学した稀有な見学者(私)が今回学んだ内容については、別途ブログにまとめることができれば、と思います。

以上の内容は、あくまで個人の感想でした。

***

さて、ここでふるさと大垣科パネル展を見て学んだことや感想をまとめようと思います。(上記からの再掲もあります。)

①どの学校も、社会教育面で内容は素晴らしいと思います。SDGs、防災、地場産業、市行政などについて、良いアイデア・行政向け施策提案がいくつもありました。ここで市の行政活動や議会の動きを比較してみますと、以前、市役所職員の市民への説明が十分でなかったり(例:地域交通ヒアリング)、市議会(専門委員会)で「あの審議は何だ?」と疑問を感じる場面がありましたので(例:教育福祉委員会の審議)、市議会議員さん、市長さん、市役所職員さんに、ぜひふるさと大垣科パネル展を見に行っていただき、物事の考え方やまとめ方(主張の仕方)を、中学生から(および恐らく先生方から指導があったことも推察されます)学んでいただくことをお勧めします。

②内容・まとめ方に手作り感ある学校があれば、世間の専門業者がまとめるようなデザインに仕上げられた学校もありました。既存の慣習に縛られない力を感じた内容もありました。

③中学校(中学生)の作品群に比較し、ふるさと大垣科を紹介する教育委員会のパネルはラフに感じました。その内容を見ると「子育て日本一への取組」「障がい者に対する福祉の取組」「お年寄りが住みやすいまちづくり」などの記載がありましたので、市政(市役所、市議会)は、そうした観点を大切にした活動をしていただけることを期待しています。

④ふるさと大垣科は大垣市在住の中学生向けの教科と思っていましたが、旧墨俣町に関する内容のパネルはなかったように思います。旧墨俣町に住む中学生は、大垣市の教科を学ぶ機会がないように推察されました。これは教育行政による差別行為と考えられます。旧墨俣町の中学生がふるさと大垣科を学ぶ機会がない理由は、通う中学校が大垣市安八郡安八町組合立であるからのように思われます。ふるさと大垣科を大垣市在住の小中学生を対象にする教科扱いするなら、この差別をどう捉えるべきか、裏を返せば、仮にふるさと大垣科を大垣市在住の小中学生向けに「教科」設定しようとするには無理がある、ということではないでしょうか。教科扱いすることなく、各校で地域性に合わせたふるさと学習ができれば、それで良いのではないでしょうか。

***

個人的には、全国で稀有とされるふるさと大垣科で、全国で稀有と思われる住宅街に近い全国有数の石灰鉱山~石灰産業が登場しなかったように思われたことが残念でした。

(追記2021.12.20.)ふと思いました。ふるさと教育が各学校の地域性を考慮され、各学校が内容を吟味できるなら、例えば、赤坂地区などの学校では良くも悪くも(良かった部分の例は地域経済の発展、悪かった部分の例は公害(粉塵))地域に影響あった石灰産業を大きく取り上げても良かったように思います。(見落としがあったなら申し訳ありません。)ふるさと教育を市内一律化しようとすると、地域性が考慮されにくくなる、という一例のように受け止めました。

最後に… (注)以前、或る所で、情報モラル関係で著作権に注意、旨の紹介がありましたので、この投稿が抵触しないことを願っています。ただ、いま、或る人から、刑事・民事の手続きを宣言されていることから、この投稿をすぐに消去すると証拠隠滅になる恐れがありますので、いましばらくはこの投稿はそのままにします。宜しくお願いいたします。

今回、上記ブログにお付き合い下さり、ありがとうございました。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事