日々雑感

いじめは今後だんだんかなり困難になる?

2012/7月現在でオリンピックの音楽担当を辞職した小山田氏のニュースが多く出ている。辞職は当然であるし、彼のあのような言動は結構有名だったとのことなので彼を任命した側の責任も問われることになるだろう。
同じくいじめに関して韓国で有名スポーツ選手が過去のいじめを告発され、その進退にかかわっているようだ。ともに告発の場を提供しているのはネット空間である。今後はミュージシャン・俳優・スポーツ選手等の有名人のみではなく、例えばある程度の規模以上の企業役員・上級管理職などに対しても、過去のいじめを告発されるようになるであろう。

今は誰もが、SNSで情報を発信することができるようになっている。ということは例えば学校関連を含むスポーツの現場や芸能関係の現場でもし今、いじめられたとしたら、「いじめをするなら、あなたが将来有名になったときに過去のいじめの告発を考える。」との考えを表明すればよいのだ。また、学校教室内でもしいじめが起こったら「あなたが将来自営業やサラリーマンとして成功したときには、過去のいじめの告発を考える。」との考えを表明すればよいのだ。

この方法は特に若年層ではその場で実際に表明することは簡単ではないであろうし、スポーツでも芸能でも自営業・サラリーマンとしても成功することは無いと思っている人には抑止力としては小さくはなってしまうが、少なくとも学校の運営・管理者が「具体的な例を示しながら、もしいじめをすれば、それがあなたが成人した後それなりの社会的成功を収めたとしても、過去のいじめを告発されてそれを失う可能性はある。」ということを啓蒙すれば、効果はあると見込まれる。

 今の若年層にとってSNSの威力の大きさはそれなりに身に染みていると思われる。また、それがいじめなのか、いじめでないのかというのは(セクハラと同じく)被害者側の主観による世の中であるという状況の啓蒙とあわせれば、いじめ防止にはこの方法はそれなりに効果があると思うのだがどうだろうか?
別に有名でもなんでもないしがない大人になったとしても、「もし将来少しでも成功したとしても過去のいじめを告発されることはあり得る。」という状況が想定されることはいじめ抑止力にならないだろうか?


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