こんばんは。Aokiです。
昨日(1/18)は、テクノロジーと、
それが扱う対象の変遷を考察いたしました。
その際、「鶏が先か卵が先か」と同様に・・・
と申し上げましたが、実は、
テクノロジーの変遷と密接に関わっていることに、
「価値(価値観)」がございます。
個々人の価値観は千差万別ではありますが、
時代の潮流のような、
いわば「価値観の下地」のようなものを感じます。
客観的な証明が出来ない分野ですので、
賛否両論おありかと思いますが、
ご一緒にお考えいただけますと幸いです。
☆☆☆
2.価値の変遷
■昭和
価値の対象は、主に形あるものでした。
現金、土地、建物、金・プラチナ、株券・・・
「情報」の位置づけは、これらを手に入れるための
手段の意味合いが強かったように思います。
この時代のキーワードは、「所有」です。
どれだけ、自分のものとして持っているかに
重きが置かれていました。
■平成
テクノロジーや通信の進化は、ハードからソフト、
機器の性能もさることながら、そのソフトウェア、
アプリケーションが注目される時代でした。
また、所有に重きが置かれていた昭和に比べ、
「賃貸」「リース」「レンタル」など、
“手軽さ”を基軸に、価値を具現化する形態も
増えてきたように思います。
また、新たな価値も浮上してまいりました。
「環境」や「個人情報」など、従来からあったものが、
社会不安を伴ってクローズアップされ、
これが政治、ビジネス、行政、個人の生活にまで
大きな影響を与えるようになりました。
■令和
始まって間もないので、少し先も見据えての展開になります。
ハードからソフトへ価値の中心が移行していく中、
この時代の価値の対象は、
「不安無き余生」ということになりそうです。
すでにそうしたご年齢を迎えていらっしゃる方々だけではなく、
若い世代も、今から余生について考える方が
増えてきたように感じます。
若い時分は大胆に無茶なことも平気でやる・・・
そんな昭和的な風潮は影を潜め、
省エネモデルの人生を賢明に歩む・・・
それでも頭打ちで将来に不安がある・・・
そんな時代の様相を呈しているかのようです。
この時代のキーワードは、「シェア」です。
「所有」に対する価値観が薄れ、
余計なものは無くてもよいので、
必要なときに十分な状況が担保されていることが
重要視されるようになってまいりました。
必ずしも自分が独占しなくてもよく、
煩わしい管理の手間を省き、
不特定多数との「シェア」が益々脚光を浴びそうです。
☆☆☆
独断と偏見による時代考察を行ってまいりましたが、
実は、「昭和」&「平成」と「令和」には、大きな違いが感じられます。
それは、「次元」です。
「昭和」&「平成」は、各時代に様々な違いはありますが、
いずれも「現在」の土俵にあるということが共通しておりました。
しかし、「令和」の土俵は「近未来」に変わってきました。
少し具体的にお話しますと、ハードとしての冷蔵庫は、
「現在」の食材を冷やすことに価値があり、
ソフトとしてのタイマー機能は、
「現在」考えている通りにセットすると、
その通りの結果が概ね保証されることに価値がありました。
しかし、「令和」の冷蔵庫は、
あなたが今夜食べたいものを見つけ、
あなたが帰宅するであろうその時刻に
それがベストな状態になるように、
自ら考え、行動するのです。
もちろん、これは冷蔵庫の意志でも意思でもありません。
世界中にあるビッグデータと、
濃密なパーソナルデータから
AIが導き出す答であり、
それは、あなたの無意識の領域にまで届く可能性もあります。
あなたの近未来を先取りするのです。
本シリーズのタイトルが『時空革命(STR)』
である理由のひとつが、この点にございます。
STRは、「Space and Time Revolution」を指しております。
ここで、昨日申し上げたキーワードを、
もう一度お伝えいたします。
「表しかないコインは存在しない。」
「肉体の限界を超える乗り物は、
肉体を破壊するリスクも搭載している。」
詳細は割愛します。
不安を煽る意図もございません。
僅かな記憶を頼りに、古びた頭で出したひとつの仮説から、
こうしたキーワードが浮かんできます。
その意味につきましては、日を改めることにいたしましょう。
Z.Aoki
昨日(1/18)は、テクノロジーと、
それが扱う対象の変遷を考察いたしました。
その際、「鶏が先か卵が先か」と同様に・・・
と申し上げましたが、実は、
テクノロジーの変遷と密接に関わっていることに、
「価値(価値観)」がございます。
個々人の価値観は千差万別ではありますが、
時代の潮流のような、
いわば「価値観の下地」のようなものを感じます。
客観的な証明が出来ない分野ですので、
賛否両論おありかと思いますが、
ご一緒にお考えいただけますと幸いです。
☆☆☆
2.価値の変遷
■昭和
価値の対象は、主に形あるものでした。
現金、土地、建物、金・プラチナ、株券・・・
「情報」の位置づけは、これらを手に入れるための
手段の意味合いが強かったように思います。
この時代のキーワードは、「所有」です。
どれだけ、自分のものとして持っているかに
重きが置かれていました。
■平成
テクノロジーや通信の進化は、ハードからソフト、
機器の性能もさることながら、そのソフトウェア、
アプリケーションが注目される時代でした。
また、所有に重きが置かれていた昭和に比べ、
「賃貸」「リース」「レンタル」など、
“手軽さ”を基軸に、価値を具現化する形態も
増えてきたように思います。
また、新たな価値も浮上してまいりました。
「環境」や「個人情報」など、従来からあったものが、
社会不安を伴ってクローズアップされ、
これが政治、ビジネス、行政、個人の生活にまで
大きな影響を与えるようになりました。
■令和
始まって間もないので、少し先も見据えての展開になります。
ハードからソフトへ価値の中心が移行していく中、
この時代の価値の対象は、
「不安無き余生」ということになりそうです。
すでにそうしたご年齢を迎えていらっしゃる方々だけではなく、
若い世代も、今から余生について考える方が
増えてきたように感じます。
若い時分は大胆に無茶なことも平気でやる・・・
そんな昭和的な風潮は影を潜め、
省エネモデルの人生を賢明に歩む・・・
それでも頭打ちで将来に不安がある・・・
そんな時代の様相を呈しているかのようです。
この時代のキーワードは、「シェア」です。
「所有」に対する価値観が薄れ、
余計なものは無くてもよいので、
必要なときに十分な状況が担保されていることが
重要視されるようになってまいりました。
必ずしも自分が独占しなくてもよく、
煩わしい管理の手間を省き、
不特定多数との「シェア」が益々脚光を浴びそうです。
☆☆☆
独断と偏見による時代考察を行ってまいりましたが、
実は、「昭和」&「平成」と「令和」には、大きな違いが感じられます。
それは、「次元」です。
「昭和」&「平成」は、各時代に様々な違いはありますが、
いずれも「現在」の土俵にあるということが共通しておりました。
しかし、「令和」の土俵は「近未来」に変わってきました。
少し具体的にお話しますと、ハードとしての冷蔵庫は、
「現在」の食材を冷やすことに価値があり、
ソフトとしてのタイマー機能は、
「現在」考えている通りにセットすると、
その通りの結果が概ね保証されることに価値がありました。
しかし、「令和」の冷蔵庫は、
あなたが今夜食べたいものを見つけ、
あなたが帰宅するであろうその時刻に
それがベストな状態になるように、
自ら考え、行動するのです。
もちろん、これは冷蔵庫の意志でも意思でもありません。
世界中にあるビッグデータと、
濃密なパーソナルデータから
AIが導き出す答であり、
それは、あなたの無意識の領域にまで届く可能性もあります。
あなたの近未来を先取りするのです。
本シリーズのタイトルが『時空革命(STR)』
である理由のひとつが、この点にございます。
STRは、「Space and Time Revolution」を指しております。
ここで、昨日申し上げたキーワードを、
もう一度お伝えいたします。
「表しかないコインは存在しない。」
「肉体の限界を超える乗り物は、
肉体を破壊するリスクも搭載している。」
詳細は割愛します。
不安を煽る意図もございません。
僅かな記憶を頼りに、古びた頭で出したひとつの仮説から、
こうしたキーワードが浮かんできます。
その意味につきましては、日を改めることにいたしましょう。
Z.Aoki