ウイスキーの刻 ~Whiskyのとき~

耳を澄ませば聴こえるウイスキーのメロディ。
『ウイスキーの刻』は、その真実を探し求めていきたいと思います。

『お酒の世界へ』

2020-01-11 17:17:17 | 日記
 こんばんは。Aokiです。

 『日本ブログ村』内のカテゴリー「シンプルライフ」に
 席を置かせていただき、三ヶ月近くが経ちました。

 なぜ、『ウイスキーの刻』がここに?
 といった疑問を持たれた方もいらっしゃったと思いますが、
 一人でも真意が伝わった方がいらっしゃれば幸いです。

 「真意を理解してほしい」という思いではなく、
 それがわかることで、その方の歩みの僅かな休息、
 少しの旅のお供になれば・・・そんな想いでした。

 実際の記事は、必ずしもその方向性に沿うものではなかっただけに、
 ひとりよがりの域を出ることはなかったと思いますが、
 皆さまの想像力と創造性に委ねたいと思います。


 なかなか『ウイスキーの刻』にフィットするカテゴリーが見つからず・・・

 言葉を間違えました。

 『ウイスキーの刻』が、主催者が用意してくださったカテゴリーに
 沿うことが出来ていないのです。

 もし、フィットするカテゴリーがあるとすれば、
 それは「刻」・・・「メロディ」・・・

 ・・・意味不明ですね。

 そんなカテゴリーに登録するブログがあるとすれば、訪れたいでしょうか?

 そう考えますと、「シンプルライフ」から当ブログを
 訪れていただいた方々には、頭の下がる思いです。

 ありがとうございます。


☆☆☆

 コメントをくださった方々にも、感謝申し上げます。

 コメントは、その方の人生の小さな一片ですが、
 私が歩むことの出来ないとても貴重な世界なのです。

 たとえば、「xxxxの記事を、自分はこう感じた」・・・

 こうした短い一言にも、深い世界を感じます。

 xxxxは私が綴った記事ですが、
 その方がその言葉をなぞった時点で、
 もうxxxxは存在しません。

 扉は同じようで、開ける方によって、
 中の風景は二つと同じものが無いからです。

 その方が感じたことは、ご本人はxxxxの記事に対する感想と
 思っていらっしゃるかもしれませんが、
 実は、その方の世界に他なりません。

 一方、コメントをいただいた私には、
 その方の感じたことはわかりません。

 言葉をなぞっても、
 その方の世界を知ることは出来ません。

 ですが、微かなメロディが聴こえてくるようです。

 人は、たとえ親子であっても、
 わかり合えることはありません。

 言葉ではなおさらそうなのですが、
 だからこそ、対話が必要です。

 でも、どれほど対話をしても、
 じれったさが募るだけかもしれません。


 「どうしてわからないの?」

 「なぜ、わかってくれないんだ!」


 “想い”という“形無きもの”を自分のグラスに注ぎますと、
 そのグラスの形になります。

 ですが、“形無きもの”を自分の形にしただけであり、
 それは“想い”を理解したことにはなりません。


 「では、どうすればわかるのか?」

 どんな形のグラスでもよいのです。

 グラスがなければ、手のひらに受けとめて・・・

 飲むことです。

 無色透明なその液体が、
 真水なのか、
 スピリッツなのか、
 お酢なのか、
 飲めば、ある程度わかります。

 それが、“想い”・・・

 誰かがあなたに届ける“想い”なのだと思います。

 グラスの形にこだわる方が多いように思いますが、
 誰もがもっているグラスがございますね。

 二つと同じものが無いグラス。

 飲もうと思えば、グラスはあるのです。

 最初からあるのに、立派なグラスを探そうとする・・・

 相手を大切に想えば想うほど、
 それに応える立派なグラスを得ようと躍起になる・・・


 あなた自身の“想い”は、立派なグラスを必要としていますか?

 もしも私に“想い”があるとすれば、
 それはグラスを必要としていません。

 飲んでいただくためにつくったものですから、
 受けとめる器があれば、それで十分です。


☆☆☆

 『ウイスキーの刻』は、音符を砂の上に描いている感覚です。

 ピアノを弾く方は、このメロディを奏で、
 楽器を持たぬ方は、口ずさみ・・・

 そのメロディは、音符を描き続ける私にもわからないものです。

 あなただけのメロディですので、
 ときに聴かせていただけますと、有難いです。

 題名の無い、終わりなき曲を描き続けてはおりますが、
 ♪や♬をランダムに散りばめただけの
 単なる落書きでは失礼ですので、
 きちんとした旋律を奏でられるように、
 それなりの勉強をさせていただいております。

 「ウイスキー文化研究所」の
 「講師(Whisky Lecturer)紹介」コーナーに
 掲載されている私の内容に、
 「ウイスキー以外のお仕事」と「主な保有資格」を
 載せているのにも、ひとつには、こうした理由があります。


 先ほど、相手の方とわかり合えるとすれば、“飲むことです”と
 お伝えしましたように、“メロディを奏でること”もまた、
 大切なことだと思います。

 対話ではわからないことが、
 “メロディを奏で、共に聴く”ことで、
 その刻が訪れる・・・ と、思います。


☆☆☆

 さて、それでは、そろそろ「お酒」の世界へ戻ることにいたします。

 以前は「洋酒」に席を置いておりましたが、
 洋酒以外のご紹介もしておりますので、
 今回は、「洋酒」と「バー」に席を置こうと思います。

 必要なときに、ふらっとお立ち寄りいただけますと幸いです。


                            Z.Aoki
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