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絵を描く自分

2012-10-04 02:53:15 | 日記
最近の記事が愚痴になってしまうのは、目を通していただいてる方々に申し訳ないのですが、今回憂鬱な内容になりそうですね。
ちょっとした自己満足になってしまうのでしょうが、心に溜めていたことを書き出しす良い機会です。
そうすればいくらか楽になれるのかもしれません。
付き合って下さる方がいるのなら、どうか最後まで読んでください。



私には絵を描き始めてからずっと思っていることがあります。
多分、絵を描く人間としては思ってはならないことなのでしょう。
しかし、時間が経っても、それに目を背けても、結局変わりませんでした。


まず、私には当然ながら好きな絵柄があります。
その絵柄の絵は大好きで、その作者も心底尊敬しますし、憧れます。

自分の絵も好きです。
でもそれは思う様に描けた時だけで、それ以外は嫌いです。
たまに好きな絵を模写することもありますが、それも好きです。

好きではない絵柄で上手な絵は嫌いです。
大嫌いですね。
もう憎たらしいです。嫉妬と言えます。

「絵を描く人は絵が大好きで、上手い絵は当然のように好きで、そこから参考に出来るから更に好き」らしんですが、正直そんなの嘘っぱちだと思ってます。心内じゃせせら笑ってます。
本心を覆い隠すための綺麗事だろうと確信すらしています。

自分が好きじゃない絵柄で絵を上手に描く人も嫌いです。
私の絵なんて見下しているんだろう、と陰鬱な考えも持てますね。

そいつらが楽しそうに絵を描いている様も腹立たしいです。
目を背けたくなるというか、背けます。
描くの止めろって思ってますよ。

自分より少しでも上手い絵も嫌いです。
自分より下手な絵は嫌いではありませんね。下がいると安心できますから。


こんなことを私以外の絵描きが見たらどのように思うんでしょうか。
「そう思うなら、きっと君は本当は絵が嫌いなんだろう」とか
「君は一生絵が上手くなれないよ、やめれば」とか言うんでしょうか。
「私もそう思う」なんて言ってくれれば、きっと私は安心して、それと同時にそいつを見下すんでしょうね。


笑える話として、私は以前これらと似たような意見を否定しています。
「他人なんて気にせず、自分の絵を磨け。上の人を見習い、下からは得られるものなど無いのだから目を繰れるな」
たしかそんな旨を言った気がします。

自分と同じ考えの相手に対して、本当の自分を見た。
それを見ているのが耐えられなくなった。
無視していたかった自分の姿を見せつけられて。
そして、そいつを叩くことが自分の姿をかき消すと同時に、自分自身を叩くことを免れることとなった。

というところでしょうか。
ちょっとかっこよく書いてみましたが。


自分のことを絵描だなんて称しましたが、失格なのかもしれませんね。
それでも絵を描くことをやめようとは思いません。

他人に「失格だ」、「止めろ」、「お前の絵ダメだ」と言われようともやめようとは思いません。
絶対描き続けます。
数年経ってさほど上達しなくとも、続けます。

少なくとも私は満足していません。
満たされ切るか本当に飽きてしまうまで絶対に続けます。



そんなことを心のどこかにしまいながら私は絵を描いています。
もっともそれだけ思うのなら、もっと頻繁に真剣に絵描きに取り組むべきなのですが。

我ながら情けないですね。
こんなことを書いて、本当は自己陶酔したかっただけなのかもしれません。

以上失礼しました。

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