コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
「麻玲の雨」と「驟雨」
(
ビー玉
)
2007-07-13 00:36:47
朝、出勤前にこのブログを拝見してから、ずっと考えていました。短編の題名のことー。
やっと帰って書き込みができる!と思ったら、また新たなブログの更新が・・・。今日は、本当に幸せな一日です。
私も吉行淳之介さん、大好きです。中学生の頃からよく読んでいました。最初の出会いは教科書に載っていた作品を読んだことだったように記憶しています。表現が斬新で強くひかれました。
大人になって男女の関係の機微がわかるようになってからは更に、その深い小説の世界にひきこまれるようになった次第。
高樹先生が芥川賞を受賞された時のエピソード、大変興味深く拝見しました。御本人から、こういう話が聞けるというのは、このブログの大きな魅力ですね。今、少し(いや、かなり)興奮しています。
朝、前回のブログを拝見した時も、興奮しました。作家本人から、短編小説の執筆過程をおうかがいすることができたのですから。新潮に発表される小説、早く読みたいです。
カブト虫のたとえ話も面白かった・・・。今回のマレーシアを舞台にした小説には、どんな仕掛けが隠されているのでしょうか?
さて、問題の題名ですが・・・。私が編集者なら「どしゃぶり麻玲」を選ぶかもしれません。でも、読者は素直に「麻玲の雨」の方を選ぶのではないかという気がします。一日中、悩みましたが、やっぱり「麻玲の雨」かなぁ・・・。
私は雨の多い地方に生まれましたので、「雨」には思いいれがあります。それこそ雨の匂いを感じながら育ちました。
小さな女の子とマレーシアと雨?うーん、どんな作品なんだろう・・・。
そういえば、吉行さんの作品にも「驟雨」という題名の小説がありましたね・・・。今回は、どんな作品が芥川賞に選ばれるのでしょうか。選考の経過の御報告も楽しみにしています。
この人は化けるかも知れない
(
ふわく
)
2007-07-13 05:55:35
吉行淳之介さんのとの接点・・・やっぱり・・・という感想です。そして、すごい体験ですね。
高樹さんは、「偏屈でダンディでした」とおっしゃられましたが、まさに、そのダンディさに惹かれていました。
昭和の時代に生きた、真のインテリ、ダンディな男の人だったんだろうな~って・・・
たいてい東大に行った人は、官庁でエリートにいくはずなのになんで?という印象を幼心にもっていまいた。
そういう真のダンディな男性に、眼をかけられたんだから、やっぱり高樹さんは、本物!!なんですよね。
恥ずかしながら、高樹さんの本はしっかり読んだことがありません。このブログから・・・・トークブログや毎日の日記から高樹さんの息遣いや心意気を強く感じて・・・高樹さんの本を読もうと考えている状態です。
そして・・・・HOKKAIにやっと着手(笑)いたしました。
なんか、正直でいいな~って・・・・
吉行さんが、受賞当時の高樹さんをどんな風に注目されていたのか?どういう交流があったのか?なんて・・・
いろいろ想像して、これもまた小説のネタになりそうな・・と思ったりします。
すごい体験ですよね~実際にお話されたなんて、うらやましいです。
吉行さんの作品は、隠微なしめった世界をサラッとニヒルに描かれていますよね。小学生くらいから読み始めたので、ずいぶんオマセでした。でも、なんとなく理解はできました。
周囲の男性からは・・・・・
「お前は、男見る眼がない!!!!」とさんざんいわれています。かかわる男は・・・フフフ・・・です。
でも、何度失敗?しても、やっぱりちょっと偏屈でダンディがすきなんですよね~
高樹さんのおかげで、吉行さんが私の”憧れのおとこ”なんだということが認識できました。
貴重な体験談をありがとうございます。ホント、うらやましいですね~
HOKKAI面白いです。高樹ワールドは、ふわくの歳になってやっと理解できるようになりました。
この人は化けるかも知れない
(
佐藤達朗
)
2007-07-13 09:37:08
芥川賞受賞の経過面白く拝見させて頂きました。
吉行さんが、「この人は化けるかも知れない」と評価された点は、「まさに先生のその後を買われた」ということになると感じます。
今長嶋さんが、日経の「私の履歴書」で連載掲載されており、第11回目の「4打席4三振」のデビュー時の記事に目を通し、それに対する感想を明日くらいにブログで公開する予定です。
長嶋さんにとっては、「4打席4三振」が「その後の長嶋に化けるきっかけ」になったと感じますし、イチロー選手の場合もアメリカに渡り「さらに大化けするきっかけ」になっていると感じます。
ひとそれぞれに、「化けるきっかけ」に出遭っているのかもしれませんが、それが目立つか目立たないか、あるいは、感じられなかった、わからなかった、ということもあるやも知れません。
私自身も、小学校時代ある先生からいきなり評価を受けるようになり、それなども「私にとっての化ける機会」であったのかもしれないと思っています。
その先生(故人)の期待するところにはまっているか否かわかりませんが、結果としてその後の私の人生があり、今もそれが継続している過程にあるということになります。
先生も、「この人は化けるかも知れない」との吉行さんの評価を、「ひとつの心に課せられた十字架(言葉の使い方の問題があるかもしれません)」として背負い、歩き続けてこられているようにお見受けします。
また、それが先生の人生ではないかとも感じます。
SIAの活動等を通じ、「自分でも化けることができた、と感じることができるようになる」ことを目標に据えて頑張っていってもらいたいものだと思います。
それはそうと、源氏物語も1000年の時を超えて、フランスに渡り、フランスの人たちの目に触れようとしております。
いつか先生の「源氏物語観」をお伺いしてみたいものだと思っています。
By Tatsuro Satoh on 13th July, 2007
トラックバックさせて頂きました。
(
佐藤達朗
)
2007-07-14 06:48:52
長嶋さんの「私の履歴書」の「4打席4三振」の記事の感想を記述した、私の記事の中に先生も登場することになり、トラックバックさせて頂きました。
ご参照頂ければ幸甚に存じます。
by Tatsuro Satoh 14th July, 2007
コメントを投稿する
名前
タイトル
URL
コメント
※絵文字はjavascriptが有効な環境でのみご利用いただけます。
▼ 絵文字を表示
携帯絵文字
リスト1
リスト2
リスト3
リスト4
リスト5
ユーザー作品
▲ 閉じる
コメント利用規約
に同意の上コメント投稿を行ってください。
コメント利用規約に同意する
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
やっと帰って書き込みができる!と思ったら、また新たなブログの更新が・・・。今日は、本当に幸せな一日です。
私も吉行淳之介さん、大好きです。中学生の頃からよく読んでいました。最初の出会いは教科書に載っていた作品を読んだことだったように記憶しています。表現が斬新で強くひかれました。
大人になって男女の関係の機微がわかるようになってからは更に、その深い小説の世界にひきこまれるようになった次第。
高樹先生が芥川賞を受賞された時のエピソード、大変興味深く拝見しました。御本人から、こういう話が聞けるというのは、このブログの大きな魅力ですね。今、少し(いや、かなり)興奮しています。
朝、前回のブログを拝見した時も、興奮しました。作家本人から、短編小説の執筆過程をおうかがいすることができたのですから。新潮に発表される小説、早く読みたいです。
カブト虫のたとえ話も面白かった・・・。今回のマレーシアを舞台にした小説には、どんな仕掛けが隠されているのでしょうか?
さて、問題の題名ですが・・・。私が編集者なら「どしゃぶり麻玲」を選ぶかもしれません。でも、読者は素直に「麻玲の雨」の方を選ぶのではないかという気がします。一日中、悩みましたが、やっぱり「麻玲の雨」かなぁ・・・。
私は雨の多い地方に生まれましたので、「雨」には思いいれがあります。それこそ雨の匂いを感じながら育ちました。
小さな女の子とマレーシアと雨?うーん、どんな作品なんだろう・・・。
そういえば、吉行さんの作品にも「驟雨」という題名の小説がありましたね・・・。今回は、どんな作品が芥川賞に選ばれるのでしょうか。選考の経過の御報告も楽しみにしています。
高樹さんは、「偏屈でダンディでした」とおっしゃられましたが、まさに、そのダンディさに惹かれていました。
昭和の時代に生きた、真のインテリ、ダンディな男の人だったんだろうな~って・・・
たいてい東大に行った人は、官庁でエリートにいくはずなのになんで?という印象を幼心にもっていまいた。
そういう真のダンディな男性に、眼をかけられたんだから、やっぱり高樹さんは、本物!!なんですよね。
恥ずかしながら、高樹さんの本はしっかり読んだことがありません。このブログから・・・・トークブログや毎日の日記から高樹さんの息遣いや心意気を強く感じて・・・高樹さんの本を読もうと考えている状態です。
そして・・・・HOKKAIにやっと着手(笑)いたしました。
なんか、正直でいいな~って・・・・
吉行さんが、受賞当時の高樹さんをどんな風に注目されていたのか?どういう交流があったのか?なんて・・・
いろいろ想像して、これもまた小説のネタになりそうな・・と思ったりします。
すごい体験ですよね~実際にお話されたなんて、うらやましいです。
吉行さんの作品は、隠微なしめった世界をサラッとニヒルに描かれていますよね。小学生くらいから読み始めたので、ずいぶんオマセでした。でも、なんとなく理解はできました。
周囲の男性からは・・・・・
「お前は、男見る眼がない!!!!」とさんざんいわれています。かかわる男は・・・フフフ・・・です。
でも、何度失敗?しても、やっぱりちょっと偏屈でダンディがすきなんですよね~
高樹さんのおかげで、吉行さんが私の”憧れのおとこ”なんだということが認識できました。
貴重な体験談をありがとうございます。ホント、うらやましいですね~
HOKKAI面白いです。高樹ワールドは、ふわくの歳になってやっと理解できるようになりました。
吉行さんが、「この人は化けるかも知れない」と評価された点は、「まさに先生のその後を買われた」ということになると感じます。
今長嶋さんが、日経の「私の履歴書」で連載掲載されており、第11回目の「4打席4三振」のデビュー時の記事に目を通し、それに対する感想を明日くらいにブログで公開する予定です。
長嶋さんにとっては、「4打席4三振」が「その後の長嶋に化けるきっかけ」になったと感じますし、イチロー選手の場合もアメリカに渡り「さらに大化けするきっかけ」になっていると感じます。
ひとそれぞれに、「化けるきっかけ」に出遭っているのかもしれませんが、それが目立つか目立たないか、あるいは、感じられなかった、わからなかった、ということもあるやも知れません。
私自身も、小学校時代ある先生からいきなり評価を受けるようになり、それなども「私にとっての化ける機会」であったのかもしれないと思っています。
その先生(故人)の期待するところにはまっているか否かわかりませんが、結果としてその後の私の人生があり、今もそれが継続している過程にあるということになります。
先生も、「この人は化けるかも知れない」との吉行さんの評価を、「ひとつの心に課せられた十字架(言葉の使い方の問題があるかもしれません)」として背負い、歩き続けてこられているようにお見受けします。
また、それが先生の人生ではないかとも感じます。
SIAの活動等を通じ、「自分でも化けることができた、と感じることができるようになる」ことを目標に据えて頑張っていってもらいたいものだと思います。
それはそうと、源氏物語も1000年の時を超えて、フランスに渡り、フランスの人たちの目に触れようとしております。
いつか先生の「源氏物語観」をお伺いしてみたいものだと思っています。
By Tatsuro Satoh on 13th July, 2007
ご参照頂ければ幸甚に存じます。
by Tatsuro Satoh 14th July, 2007