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旋律は覚えなし。 ()
2007-12-21 02:02:25
検索すると私は天満敦子さんを、別人と間違えてました。



残念ながら[望郷のバラード]の旋律も覚えなしですね・・。

聴いた筈ですが。



東欧革命の頃は仕事が、やたらと多忙な時期でした。



ソ連のプラハ進攻から20年位して、民主化されたチェコは印象に残ってます。

その間、愛国の指揮者ノイマン?[我が祖国モルダウの流れ・・]の国外公演は聴きに行きました。

民主化には長い時が過ぎました。

これも東欧革命の一翼でしたね。



米軍は駐留し、ホボ一党独裁の日本は民主化してるのかな?

などと現実に戻してしまいました!



昔々、関西の辻久子さんと新幹線で、偶然に二度も同席になったことが有ります。

独特の[女流]の雰囲気が有りました。(笑)

これは随分と外れたコメントになってしまった。





火星が接近してると言うので、昨日の早朝、暗い西の空に火星が見えました。



ところが、火星はかなり赤い星と思ってましたが・・・黄色い程度!?

そうでしたっけ?(笑)



今夜、天空を再確認したらやはり同じです。

明るいお月さんも出てました。







 
 
 
『百年の預言』をめぐって (ピース・リヴァー)
2007-12-21 10:36:52
『百年の預言』を読みました。
紛れもなく大力作です。恋愛あり、セックスあり、謎解き(推理)あり、殺人あり、動乱あり、おまけに旅行記ありで、読者へのサービス満点です。どちらかといえば、エンタテインメント小説の部類に入るのではないかと思います。

メインは、ルーマニアの作曲家ポルンべスクのバラーダの楽譜をめぐる謎で、この楽譜に、ルーマニアの古い民謡の1節が隠されていて、この謎の解明が前半の大きなテーマとないっています。

この作品の評価には、触れませんが、ひとついえることは、主人公の一人といえる走馬充子(そうまみつこ)に、大部分作者そのものの性格が担わされているのではないかと。この人の恋愛のやりかたが、あまりに大胆で、僕からみれば、むちゃくちゃに思えるところがあります。同じ芸術家同士ですからね、自分とダブらせても、不自然ではないと思います。

ところで、むしろ本題はこちらのほうですが、この本は、僕にある記憶を鮮明に蘇えらせてくれました。

今から何年前になるか正確には思い出せないのですが、おそらく十年以上も前のことだったと思います。すると、この作品が朝日新聞に連載されたのが、1998年から1999年ですから、それとの関連が、さっぱりわからないのです。実は密接なつながりが、あるのに。おそらく、僕は朝日新聞を購読しながら、高樹さんのこの小説を全然読んでいなかったと思われます。

あるとき、一人の白人の女子学生が僕の研究室に入ってきて、僕のドイツ語の授業を受けさせてくれと、いったのです。
話を聞いてみると、その子はルーマニア人だったのです。日本語がかなり達者だったので、僕等は日本語でしゃべったのですが、意思疎通には何の不自由も感じなかったように思います。
その後も、たびたびその女の子は、僕の研究室を訪れ、よくしゃべったのですが、内容は全然記憶にありません。ただあるときルーマニア革命についてたずねたときがあったのですが、自分は、まだ子供だったから、よく分からない、と言ったきりでした。めでたく優秀な成績で、単位をとって、最後に、お土産を持って僕の研究室に現れました。それはルーマニアの音楽を録音した一本のカセットテープと、一冊の本でした。僕は、おおきに、おおきに、と言って受け取ったものの、その後、それをどこかにしまいこんで、忘れてしまっていたのです。

このたび『百年の預言』を読んで、もしや、と思って必死に探したら、両者とも見つかりました。
本は、ルーマニアの国民的詩人ミハイ・エミネスクの英語の対訳詩集でした。そして音楽テープのA面のトップにあるのが、なんと、キプリアン・ポルンベスクのバラーダだったのです。演奏は,もちろんルーマニアのオーケストラですが、名前は読めません。そしてB面のトップがジョルジュ・ユネスコのラプソディイア ロマーナとなっています。
今思えば、彼女と出会う前に、高樹さんの『百年の預言』読んでいれば、もっと話が弾んで、もっと彼女を喜ばせてあげられたのに。もちろんそれが可能だったとしての話ですが。残念です。
パトリチア君、元気だろうか。
 
 
 
ポルンベスク (高樹のぶ子)
2007-12-21 11:44:18
ピースリバーさん、ポルンベスクの名前をご存知とは思ってもみませんでした。
彼はオーストリア・ハンガリー帝国の時代に、権力に抵抗した作曲家です。彼の生地はルーマニア北部の極寒の地。私がブカレストから飛行機で訪ねようとしたその日、大雪でフライトキャンセル。しかたなく、列車で6時間かけて行きました、着くともう、真っ白世界、というより夜中で真っ黒。ホテル(らしきもの)について、何とかあったかい食事を作ってもらいました。けれど、この6時間が素晴らしかった。コンパートメントのオジサンおばさんたちは、安ワインを飲み続けて、歌うのです。私にも、のめのめと。ヤケクソで飲んでいるうち、ルーマニアの民謡がいくつも取材されました。
この街はしかしまだポルンベスクの生地ではなく、翌日四輪駆動で1時間半かけて峠越え。これは怖かった。雪がドンドン降り積もってきて、戻れなくなるかも知れないといわれました。
こういう取材を、わたし、日本からの編集者なしに、現地調達の通訳だけで、やってしまいます。カラダで味わう。だからポルンベスクの生地(今はポルンベスク村)が、ずっと今も記憶に残っているのだと思います。
 
 
 
百年の・・ (satoko)
2007-12-21 13:51:03
年末で世間が騒がしく感じるとどこかに隠れたくなる時があります。
そんな時は読書に逃げ込みます。

「百年の予言」時々読んでいました。
その新聞は勤め先の新聞でしたので、読む日と読まない日がありました。


外交官だった・・男性が、パリ?の街で一人の寂しい売春婦と出会う場面だけ覚えているのです。その家族が、楽譜に関わっていたのでしたっけ・・・

どうしても読みたくなりました。本屋に行ってきます。
 
 
 
珍しいですね? (崖 揺岩)
2007-12-21 20:19:17


反体制の作曲家はかなり珍しいですね。

キプリアン・ポルンベスクは検索しても、実像は掴めませんでした。



音楽家で反体制運動とはローリングストーンやディラン並です。(笑)



反体制は他に名前が浮かびませんが、6、70年代の音楽家には含まれているのかな。



高樹さんのルーマニア取材はたいした事です。

[野人]であることを認めます。

考えてみると[野人]は少し馬鹿なところが有るから、道に迷う事もあるのでしょう。

僕の[野人]の定義を変更しないと・・。

常に在らぬ幻想も抱く癖があるとも。



ピースさんの面白いコメントも参考になりました。

やはり昔ですがM画伯主催のクリスマスパーティーで、ルーマニア人の細君を連れて参加していた印刷屋さんが居たので、ルーマニアの女性はキビキビしたところもあって可愛い人でした。

コケティッシュと言うのでしょう。







今日は草刈りをしていて、水道メーターBOXに水が貯まって溢れているのを発見!

耳を澄まし聴くと何やら漏水の音。

水を掻い出しジョイント管に指先を当てると大量の漏水でした。

メーターの前の元栓を閉め、水道局に連絡、無事に修理終了。



発見が三連休の前日で助かりました。

原因はパイプの縮みでジョイントパッキンに隙間ができたそうだ。

いつからだったのだろう。

タダでも冬場は勿体ない。







 
 
 
百年の預言 ()
2007-12-22 09:01:49
↑にコメントを書きました、satokoです。
なんども失礼をお許し下さい。

百年の予言・・・でなく百年の預言でした。失礼しました。
預言という言葉には深い意味があると聴いた事がありますのに。
それから、昨日、近所の図書館で(一番早いので)百年の預言借て、いっきに読んでしまいました。
読んでいると・当時新聞で読んだことが一こま一こま・・思い出されました。

ああ・・そうだった、そうだったと・・・言葉さえ思い出しました。私の記憶は本当に情けないです。

上の舞台は当然ウイーンなのに・・

シャウセスク政権の倒れる瞬間はテレビで見ていましたが、その後ろにある、事情には気も付きませんでした。水面下でずっと闘いがあったのですね。勿論。

バイオリンの曲を頼りに小説に仕立てていくなんて、失礼ながら、本当に神ワザだとおもいました。

これ以上書きますと又又、失敗しますのでこのあたりで、続きは、私の日記にでも書こうと思います。

今年の締めくくりにもう一度この本に出合えたことに感謝しています。しばらく茫然となってしまいました。

ありがとうございます。



 
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