コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
魔都上海 (堀内一也)
2008-10-27 10:26:29
〈上海 〉と〈芥川 〉ある意味一種受け入れがたき異空間でもあります。たかぎさんが朝日に連載していた小説を観つつ〈日本にも骨のありそうな作家がいるか〉と想起したのは数年前です。字数が限られている故簡潔に書きましょう。私は現在楽劇の創設に取り組んでいます。総合芸術故古今東西の書を読破する事は当為です。芥川も嘗て研究対象です。彼の小説の中にこんな一文がありま〈その為には僕は何処かへ行かなければならなかったマドリッドへ・ リオへ・サマルカンドへ… 〉。出典は確認しておきましょう。周知の様に芥川はローマの哲人キケロ!続く
 
 
 
魔都上海 (堀内一也)
2008-10-27 10:51:53
よろしくアフォリズムを得意としています。曰く〈誰よりも十戒をまもった君は 誰よりも十戒を破った君だ… 〉云々。これも小説の後期作品から引用。確かに芥川が置かれた状況から飛翔するのに外遊…あくまで遊びでなくてはなりません…。がしかし芥川は頭脳の中だけでも不幸な事に遊園できる男でした。マドリッド・リオ・サマルカンド。マドリッドはいわずもがなスペイン・リオは南米のリオデジャネイロそして中央アジアのオアシス都市サマルカンドこの3都市を芥川が記した事に2点の理由が観てとれる。第1・西欧・中央アジア・南米と全地球!続く
 
 
 
魔都上海 (堀内一也)
2008-10-27 11:23:35
的規模を芥川が俯瞰している点。芥川の囁きが聞こえてくる。〈読者諸君、なめてもらっちゃこま。る僕はつねに全領域を想念の対象としているんだ 〉よと。そして第2にマドリッド・リオ・サマルカンドと発声する語呂とリズムが極めて流暢な事である。私としては芥川が警句を好み得意とした観点から第2の理由によりこの3都市を抽出したと考えている。ミラノへ・サンパウロへ・チラナへ では語呂が良くありません。芥川がこの流れる様な文体、換言すれば芸術観点でのモダニズムと〈粋 〉を信条としていた事は谷崎との論争の別視点でもある訳です。続く
 
 
 
魔都上海 (堀内一也)
2008-10-27 11:54:34
私も取材で良く海外に渡ります。冷戦時の旧東ヨーロッパ・ミラノからプラハ或いはモスクワへと向かう長距離列車は風情があり当時のソヴィエトロシアすなわちブレジネフ、アンドロポフ或いはボドゴルヌイ最高会議幹部会議長等が政権の中枢にいた時は価値判断は別にしてそれなりの迫力がありました。同レベルで言えばあのハゲのゴルバチョフが書記長になった時、直感的に私は非常にヤバイと思った。数年後ソヴィエトロシアは変容した。歴史上からひとつの理想主義を変容させた彼の責務は大きい。イデオロギー変容後の世界は宗教、民族戦争のルツボ!続く
 
 
 
魔都上海 (堀内一也)
2008-10-27 11:57:00
新しい理想主義的イデオロギーの創設が急務ですね。また投稿します!
 
 
 
魔都上海 (堀内一也)
2008-10-27 12:21:36
追記。訂正箇所が一ヶ所。…あくまで遊びでなくてはなりません…。が必要でした。がしかし←となります。わたくしのメルアドを記しておきます。aid55@docomo.ne.jpです。
 
 
 
反面 (乃阿 一葦)
2008-10-27 12:53:24
・・・
芥川は、あの神経質な目とはうってかわって、上海では、「女好き」の一面が突出しています。
上海の女は昔も今も、水商売の女性が魅力的なのですが、結構遊んだ形跡が見られて・・
船の上からの感慨も、女に向けられたものに読めました。
・・・
腺病質の一方で、それをどこかにぶちまけないとやっていかれない、かといって安易に妥協できない性格。
最後までBibleを手放せなかったが、信じるには至れなかった。
人生のプロセス、そして終わり方・・・
サモアリナン! と・・・

 
 
 
魔女?・・笑 (崖 ノ茸)
2008-10-27 16:06:23
お帰りなさい!

出版社の方にも魔女だったのが、ばれてしまったようですよ?笑
目的が明快な旅で、気力も充実し、ハードスケジュールも健康的な疲労だったのでしょうか?笑

与太った記者会見をしてた、麻生首相ともバッティングしましたし、世界が動乱中の上海の旅は、強烈な思い出にも残りそうですね。

芥川龍之介の人相にはかなり「女好き」の雰囲気は有りますが、上海航路の帰りに船中で憔悴しきって、帰途に着いた話は有名ですね。
美女や遊女相手に、馴れない遊びをし過ぎてか、多分、自分との闘いに心底疲れたのでしょうか。笑

上海の狂気、人の狂気は恐らく有史以前から、ホモサピエンスの深層部に存在しているだと思います。

あ、お忙しい高樹さん、タミフルの効かないトリインフルエンザが、検体検査で鳥取県では30%(他見は数%以内)を超えてますから、日本海側の風邪には気を付けましょう。
これは渡り鳥のせいかどうか、未だ原因不明だそうです。

こちらは今夜から、かなり冷え込むようで、茸の発芽促進には朗報です。

 
 
 
アドレナリン切れ (高樹のぶ子)
2008-10-28 13:53:02
いま、ほとんど10日ぶりの自宅に戻るべく、羽田にいます。
今日も、午前中京都からの取材、それから空の美しい清水谷公園での撮影でした。そのあとで、昼食をたべながら、打ち合わせでした。
あらためて、上海とくらべて、東京の空は澄んでいます。美しい秋です。
上海はめちゃくちゃ高層のビルと、赤煉瓦の古い家が、スモッグに包まれていましたが、いま、レインボーブリッジを走りながら眺めた東京は、適度な高さのビルと、海と、緑があって、ほんとうに、きれいな都市です。
私自身にむかって「おつかれさま!!」でした。
 
 
 
お帰りなさい (ビー玉)
2008-10-28 15:48:22
高樹先生はもう、御自宅に着かれた頃でしょうか。私も、昨日、ほぼ10日ぶりに福岡に帰ってきました。

ただ、父の病状がおもわしくなく、また明日の朝一番の飛行機で故郷に帰ります。崖さん、御声がけありがとうございました。(先生もありがとうございました)。父は一命はとりとめたものの、言語領域の近くの太い血管が心臓から飛んできた血栓によって塞がれ、言葉を失ってしまいました。半身完全麻痺、歩けるようになる確率は1%から1割だそうです。

昨日まで元気だった人が明日、突然、娘の顔も認識できなくなり喋れなくなるという現実を私は、まだ受けいれられていません。厳格な人で、この年になっても叱られていたことをうっとおしく思っていた私でしたが、もう父に二度と怒鳴られることがないのかと思うと涙が出ました。

母は、私たちの前では泣きません。私も家族の前では泣いていません。人は絶望の淵にある時、笑わなければ生きていけないのだということを今回の出来事で学習しました。

病院の売店で日経を買って、父の病室で毎日、読みましたよ。京君、私は、なかなか魅力的な男性だと思って拝読しています。性格も経歴も自分にそっくりなので、少しこそばしい思いをしているかも?あっ、でも、私、京みたいな女ったらし(男ったらし?)ではありません。念のため・・・。

東京での京都の取材って何でしょう?また、御教え下さい。芥川に関する上海紀行、面白そうです。愉しみにしていますので、放映日時が決まったら、アナウンスして下さい。そうですか~、芥川も、女ったらしだったのですね・・・。

上海でのハードな日々、本当にお疲れさまでした。上海は人間をクレージーにする町なんですか?魅惑的な町なのでしょうね。連載小説の今後の展開を楽しみにしています。長くなりましたこと御許し下さい。

          (青く澄んだ高い高い福岡の秋の空と、
           ぽっかりと浮かぶ雲ををながめつつ)
 
 
 
バイタリティー (のあ いちい)
2008-10-28 15:53:49
それにしても、すごいです!
気力・知力・体力とも充実していますね。とても真似は出来ません。おっつかれさま~!
上海のスモッグに覆われた環境を想像すると、日本はいいな、と感動です。
喧騒と孤独!
芥川は別の気苦労があったと思いますが、置かれた時代の中で、楽天的でないと、やっていかれない人間存在を思います。

太宰のように、生まれてきて御免なさい、なんていわないで。
 トカトントン!
 
 
 
関空から京都へ? (崖 ノ茸)
2008-10-28 18:17:17
はぁ?・・・関空から京都へ行かれたようですね?
神出鬼没!☆
秋の京都も良かったでしょう。

撮影の紀尾井町の清水谷公園は、大久保利通が金沢の士族に暗殺された場所ですね。
東京は工場も近県や海外に移転し、この15、6年前からは走行する車も減り、空気もずいぶん綺麗になりました。
最近は石油暴騰も有り、車の走行がもう一段減ってます。

旅先の記事はケイタイから?それとも、ノートPCで書かれてるのでしょうか?

どうもどうも、お疲れさまでした。

---------------------



ビー玉さん、いろいろと大変なことですね。
お気をつけて頑張って下さい。
お父上のご回復をお祈り致します。

 
 
 
反大宰 (堀内一也)
2008-10-28 18:54:43
ブログで大宰のトカトン〈敢えて省略 〉を見るとは思つてもいませんでした。当時の批評家が〈大宰は酔っ払っ文筆をしている 〉という意味の批評をしていますがあの男はいけません。〈生まれてスイマセン 〉ならさっさとあっちの世界へ一人で行けばいい。ヘドの出るような曲折した理由づけの挙げ句女人を巻き込んでいる。最低の人間だねアイツは!芥川は論理的筋立てをキチツとしているので若干救いがある。
 
 
 
Unknown (trtt)
2008-10-28 21:18:29
上海、お疲れ様でした。
ドキュメンタリー楽しみにしています。
 
 
 
勘違いでした。 (崖ノ茸)
2008-10-29 10:01:16
どうやら、京都からの取材の方が上京し、東京で取材を受けたの意味でした。
僕の勘違いでした。どうもです。(苦笑)

 
 
 
Shanhai (J)
2008-11-09 23:40:02
The title of this song is 'EIEN NO USO OTSUITEKURE' in Japanese. I think it means
'Please don't tell me the truth forever.'in English.
Sorry I can't write English well.
I love all Nakajima Miyuki's songs. I am alwaysmoved by her songs.
 
 
 
旦那が上海に単身赴任中 (まな)
2008-12-10 18:52:56
旦那が約2年くらい上海に単身赴任してました。そして水商売の愛人を作りお金も相当貢いでいたみたいです。白状はしませんが証拠はたくさんありました。日本に戻ってきた後も頻繁に国際電話かけてました。こそこそとそんなに中国女っていいのかとお金が目的なのにばかな旦那です。
 
 
 
上海は (さつき)
2009-06-17 11:04:34
皆さんが見てる上海は本当の上海じゃないと思います。
たった10日間で分かることが少ないと思います。
上海の生活に溶け込まないと。。。
 
 
 
ほんとうの上海って!? (NAOKO)
2009-06-17 11:31:21
Please tell a lie endless !

 
 
 
本当の上海は (さつき)
2009-06-17 15:18:33
Please tell a lie endless !って意味は?
endless lie は ”終わりのないうそをつく”の意味ですか?

”中国女っていいのかとお金が目的なのに”みたいの結論は極端と思います。感情も含めているじゃないか
ただの金なら風俗嬢みたいにやればいいでしょ?

しかも上海は東京みたいに各地方来た人がいっぱいです、十人十色だね。金持ちで贅沢な生活をしてる人と頭よくで一生懸命頑張る人の生活も全然違うし。
 
 
 
かならずしも (NAOKO)
2009-06-17 22:22:57
Please tell a lie endless !
は、小説へのコメントです!アナタに対してではありません。


長く上海に住んでいるとか、いたからといって、現状や風景を見事に表現できるとは限らないと思います!
    
 谢谢评语  謝々!




 
 
 
Unknown (Unknown)
2009-06-18 02:31:44
上海を愛おしく思って生活している方が、安易に断定された言葉や、小説の描写に、傷ついたり、苛立ったりされる気持ちも、わかるような気がします。

表現の自由と、誤解を招かせるかもしれない責任・・・

「文学」を担うって、大変なことだと思います。

My best wishes for an enjoyable, relatively stress-free,
Sincerely,
Kaori
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。