鳥取市東今在家321-25 「ぴぴ」 【1497】
JR鳥取駅南口より産業道路(県道26.31号線)を大杙、国府町方面へと東進し、国府町手前の「岩倉小学校入口交差点」を右折する。 その約500㍍先の、袋川袂の手前路地を左に折れ、突き当りの砂利が敷き詰められた駐車場まで進みます。
その駐車場左手の建物が今回目的のカフェですが、およそ外観からは想像だにできませんね(元は三洋電機の、下請け町工場だったそうです)
なんともチープな車(失敬!)ですが、コレはオーナー自ら手掛けたものだそうです。
この車がある意味目印になっていますが、2回まではまさか駐車場奥に在るとは思わず、手前で引き返していました。
おそるおそる無機質な扉を開け中に入ると、そこは白と茶をベースにした、シンプルで明るい店内になっており、ちょっとホッとしましたよ。
尚1階はテーブル席のみですが、2階には宴会可能なスペースが設けられ、更には認可を受けた、宿泊施設も備えてあるそうです(下記に写真が載っています)
メニュー表①
地元ではあまり見掛けない、ビーフかつめしやガパオライスがメインとなっています。
メニュー表②
拘りの小籠包や肉焼売なんてメニューもありますよ。
メニュー表③
珈琲のブランドにも、強い拘りが感じられます。
メニュー表④
事前予約が必要ですが、持ち帰りと宅配の弁当も扱っています。
お話によるとご主人は兵庫県出身の方で、約20年間地元で飲食店を営んでおられたそうです。
「ビーフかつめしランチ 1,000円」
メインにチキンやポテサラの付いた多品種のサラダと、程良い塩梅のオニオンスープが付き、更にアフターの珈琲で1,000円は、CP度高いですね!
やや甘味の強いデミグラスソースは、ご当地グルメと称されるだけあって個性的な味わいであり、慣れるとハマル「魔力」を持っていますよ。 またそれを受け止めるビーフかつは、上品なヒレ肉を使用しているため、そのアンバランスさが逆に新鮮で、正に「ホルソバ」に強敵現る!って感じです。
アフターの珈琲とサービスのアイス。
珈琲はスンナリとした飲み口が特徴的な一服で、抹茶アイスもそのまま出すのでは無く、ひと手間かけてあるところが実に好印象です。
テイクアウトの「ガパオライス 850円」
オリエンタルチックな挽き肉のバジル炒めで、独特の香味が食欲をそそり、途中目玉焼きを混ぜ込むと、1つで2度美味しさが楽しめます。 尚レギュラーの場合、予約なしでもテイクアウトに応じてくれます。
外観の素っ気なさとは裏腹に、ご主人はとっても気さくな方でおしゃべりも弾み、帰り際には玄関先まで、お見送りしてくれたほどです。 料理に対する実直な拘りと共に、鳥取には無い「新しい風」も感じられ、楽しみなお店がまた1軒、因幡の地に増えましたね!
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