鳥取市湖山町東5丁目「きのこスタジアム」【421】 〔閉店〕
鳥取市北西部を縦断する「国道29号線・安長交差点(なんばホームセンター角)」を右折(西側)し、約1.2キロ先緩やかなカーブが途切れる辺り右前方、一見倉庫の様な緑色の建物「おかずダイニング ご豆」横にある、チャライ外観のこれまた倉庫が、目的の販売所兼工場です。
外観から受ける印象は「パチモン」臭いのでチョット躊躇しますが、中身は真面目な「キノコ工場」ですので、気軽にトントントンと階段を上り2階の入口に向いましょう。
撮影規制が入りましたので、菌床工場(オカクズと養分を固めて作ったいわばキノコの種「菌床」を栽培しているホール)や展示場は写すことができませんでしたので、これで我慢してください。
その割にパンフレットには企業秘密といいながら、バッチリ工場内も菌床も写してあり(後で確認したHPにも)ナンダイヤって感じです。
此処で生産されているのはコレ! 「キクラゲ」
菌床栽培のきくらげはまだまだ少なく、需要も中華料理の具材として使われるくらいでそれ程大きな市場規模は無く、いわばこれからの成長分野として期待されている商品なのです。
菌床栽培の強みは安定供給とクリーンであることで、それを生かして主に此処では「生食用」として需要拡大を図っています。
そのため先ず「試食用」のキクラゲが購入前に出されます。
「本きくらげ ¥240(100g・価格変動あり)」
スタッフの方にお話を伺うと、品種名(学名)と商標名がごっちゃになっており訳が分からなくなるが、、、
スタッフ「コレは本きくらげで、現在野生種は希少で県内でもそんなに生えてません」
おやじ「野生種で本きくらげなんて言う品種名は無いので、商標名か栽培種名では?? 普通のキクラゲ(学名の場合カタカナ表示)でしょう?」
スタッフ「(きっぱりと)本きくらげです!」
まぁいいや、にわか憶えの素人さんと言いあっても仕方のないことだから、、
話しを元に戻します。 家に持ち帰り、早速調理してみました。
お勧めの「キクラゲの刺身」 さっと水洗いし、ワサビ醤油でいただきます。
コリッとした歯ごたえと、プリプリッとした弾力感が「とっても楽しい」新食感で中々イケル。 原木もの(ほだ木栽培)に比べ味に深みが感じられないが、原木には無い軽やかさと爽やかさを感じることができ、これはこれでおもしろい。
「キクラゲ入り具沢山野菜スープ」
キクラゲの特徴の一つとして、茹でてもダレずに生食に近い食感が保て、主役とはいかないまでも「名脇役」として引き立ててくれる。
「キノコ王国」鳥取として新たな仲間が加わったように感じ、県民揚げて盛り立て、他府県に先駆け「鳥取県産」を全国に広めて欲しいと思います(他府県でも既に発売されていますので、生産体制の強化とブランド化が早急に必要ですね)
*残念ながら13年7月に閉店しました。 JAとっとり「愛菜館」にて、販売のみ継続とのことですが、確認が取れず詳細は不明です。
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