鳥取市末広温泉町364 「末広寿し」 【1506】
JR鳥取駅北口より駅前通りを旧とりせん角「若桜街道交差点」まで進み右折し、末広通りを約300㍍進んだ左手角のアーケードの一角にある、昔ながらのお寿司屋さんです。
おやじの記憶では店が出来たのが、まだオボコイ中学生時代でしたので、かれこれ40年経ちました。
店内は寿司屋としてはオーソドックスな、カウンター席とテーブル席の他に、個室にもなる小上がりの座敷が設えてあります。
並みのにぎりで1,300円、上で1,800円と、相変わらずの良心的なお値段です。
先ずは付出しの「赤貝煮 400円」
ぷりぷりとしたサルボウガイ（赤貝）を、よい塩梅で煮付けてあり、これは日本酒のお供にぴったりですね！
「にぎり（8貫） 1,300円」
取り立てて珍しいネタはないものの、その所作にはこの道40年の技が垣間見え、丁寧な仕事ぶりが光ります。 またシャリの解け具合も秀逸であり、舌の上でホロホロと崩れるさまが心地よく申し分なし！です。
「紅ズワイ」と「イワシ」（どちらも時価）
みずみずしい紅ズワイと、脂ののったイワシの新鮮で旨いこと！
一言、あ～生きてて良かった！です。
「茶碗蒸し 400円」
円やかな口当たりと、穏やかなダシ加減が心地よく、お代わりをしたくなる程でしたよ。
「赤出汁 300円」
やや濃厚で深みのある八丁味噌が、クセになる一杯でした。
昔ながらの味わいで、気兼ねなくいただけるお店は、近頃ホント少なくなりました。 それだけにいつまでも大将には、元気で頑張って欲しいですね。 ご馳走様！ また来ます！
