鳥取市末広温泉町115 「串かつ亭 京」 【1692】
JR鳥取駅北口より、本通りを旧とりせん角(若桜街道交差点)まで進み右に折れ、末広通りに入る。 その1ブロック先を今度は左折し、「田村内科眼科医院」角を更に左に折れた直ぐ右手に見える雑居ビル2階の、串揚げと一風変わった鍋が専門のお食事処です。
小綺麗なカウンター席からは、店主の揚げる串物のパフォーマンスが楽しめ、お一人様でも気軽に伺うことができます。
お隣には掘りごたつ式の小上がりの座敷が設けられ、大小のグループや家族連れ専用となっています。
お品書き。
看板の串かつは3つのおまかせコースと、単品でのオーダーの二手に分かれています。
あれれ? アルコール類や鍋コースのメニューは撮り忘れたかな、、、
「抹茶しゃぶしゃぶコース 4,000円(飲み物別)」
今回は店主イチオシの変わり種の鍋コースを、事前予約しておきましたよ。 先ずは串揚げ5種で、外はサックリ、中はホッコリと、本場大阪に負けず劣らずの揚げ加減で、ビールが進みます。
鍋のお肉(和牛と大山豚)
店主が自慢するだけあって、その所作もなかなか見事です。 美味そう~♪
具材はスタンダードなものばかりで、〆にはうどんを投入します。 尚上記2皿はいずれも3人前です(ここまでは至ってノーマルです)
運ばれてきた鍋に、店主がおもむろにピッチャーから液体を注ぐと一面緑色に!! 一同「ええっ!?」と声を張り上げる始末に。
これから何が始まるの?と、固唾を飲んで見ているうちに、ぐつぐつと煮えたぎったところで先ずは豚肉が投入されますが、とりあえずそのまま泳がせておきます。
次に各自牛肉を箸でつまみしゃぶしゃぶし、頃合いになったところでポン酢に漬けて、ようやくいただくことになりました。
なんとその味は、余分な脂分が抜け獣臭が全くせず、食感もソフトで、一般のしゃぶしゃぶとは別次元の美味しさが迸り、思わず「美味い!」と口々に唸ることしきり。
牛肉を食べ終えたら残る食材をドバッとぶち込み、始めに入れた豚肉と一緒にいただきます。
ご主人曰く牛肉を最初に平らげる理由は、あっさりとした豚肉を後に回すことで、飽きがこず最後まで完食でき、また灰汁が鍋に浮かないのは抹茶作用によるもので、いかにも合理的な鍋であると何度も力説されました。
追加でオーダーした「串カツAコース 1,500円」
エビ、チキンボール、ホタテ、マグロ、ギンナン、ウインナー、レンコン、キス、ササミ等バラエティーに富み、まるで浪花の場末の立ち食いに居るような錯覚に陥りましたよ。 あ~ビールが進む!
成程抹茶しゃぶしゃぶはインパクト抜群で、しかも食材の旨さだけが強調され、且つ穏やかな味わいが全体を包み、完全に鍋に対するおやじの観念が変わりました。
これは是非とも体感すべき逸品といえますよ。 まだの方は行くしかない!
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