高野槇(コウヤマキ)は別名ホンマキと呼ばれるコウヤマキ科の高木です。
東北地方南部から九州の山地の尾根部分に生育する樹木ですが、個体数はあまり多くありません。 庭木としても利用されますが、約30メートルの大木になるため、さほど多くは利用されず、むしろ神社やお寺の境内によく見受けられます。
その名の通り、和歌山県高野山に多いためこの名がついたとされます。 高野山のある紀伊半島は、緑豊かな場所で他にも「クマノミズキ」など地名のついた樹木がある、日本の植生として重要な地域としても有名です。
もちろん皇室にとっても「伊勢神宮」など、関連の深い地域でもあります。
樹形は直立し三角形になり美しく、林学者の本多静六は世界3大庭園樹の1つとして、本種を取り上げています。
葉は松のように針状ではあるが、幅は広く、これは2本の葉が合着した事によります。
コウヤマキの写真はHP等で確認してみてください。 前出のクマノミズキは若葉台の里山にも生えています。(若葉台の植生・5に写真入りで解説を載せてあります。)
樹木のカタカナ表記は、和名表記の場合、カタカナで表記するという決まりがありますので、それに沿い表記しております。(樹木に限らず、生物全体の決まりです。)
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