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ローズガーデンテラス(伯耆町)

1本の赤いバラから始まった花と人の輪が心地よい、癒しのリノベーションカフェ。


西伯郡伯耆町久古151-6
「ローズガーデンテラス (Rose garden TERRACE)」【1941】



県西部、米子市市街地から国道181号線を経由して溝口、江府方面へと南下し、岸本に入ってからほどなくの「吉定交差点」を右に折れ、道なりに約1.5㌔東進した中山間地の真っただ中に在る、久しく放置された農作業場のような外観が目印の、ローズガーデンを備えたリノベーションカフェです。



元は殺風景だった建物横の敷地を、ローズガーデンとして整備するにつれ口コミで人々が集まり、その流れからバラ好きの休息場として着目され、17年5月26日にカフェとしてよみがえりました。



隙間風が入るガタビシとしたガラス窓にむき出しの壁面、取ってつけたような長テーブルと、いったい此処は何に使われていた建物なのでしょうか??



もちろん天井も頼りない細身の梁が交差し、ときおり吹き込む風にゆらゆらとランプシェードが揺れていました(この日は特に北風の強い日でした)



それでも外の冷たさとは別に屋内は、ゆる~い小物や装飾類、さらには暖房設備により、穏やかで優し気な空気が、全体を支配していましたよ。



ボ~ッとしばらく眺めていると、一瞬時間が止まったような錯覚を覚え、懐かしくもあり、どこか悲しげでもあり、不思議な気分に陥るのはおやじだけかな。



実はね、此処は今から60年以上前に建てられた梨の選果場跡であり、よくよく目を凝らしてみると此処彼処に、当時の面影を探し見ることが出来ます(先ほどの長テーブルは、梨の選果台をリメイクしたものです)



メニュー表①
ランチメニューはカレーにハヤシ、ピザとアイテム数が絞ってあります。



メニュー表②
逆にティー(紅茶)にはイングリッシュガーデンに携わっているだけあり、強いこだわりを感じます。



メニュー表③
手作りケーキはね、先生に習い、何百回も苦心を重ねた末、出来上がったものだそうですよ。



これらのメニューに目を通した後、オーダー表に記入の上、まず会計を済ませます。



「ハヤシライスセット 1,180円」

一匙頬張ると、赤ワインの仄かな香りと酸味が舌を踊り、そのあと野菜とお肉の旨味が押し寄せリズム感に長け、スッスッス~といただけます。  美味い! 😋



「ビーフカレーセット 1,180円」

しっかりとソテーされたタマネギの旨味が溶け込んだ欧風カレーで、深みとスパイシーのバランス感覚も絶妙に取れ、こちらもサラサラッと一気に平らげました!  幸せ (⋈◍>◡<◍)。✧♡



アフターの珈琲(共通)

ほどよい苦みの中にも爽やかなアロマを備え、雑味もなく後味スッキリで言うことなし!♪



サービスの「オレンジのバターケーキ」と「シャーベット」

なるほど苦心作だけあって、細やかで丁寧な仕事ぶりが伝わり、穏やかな甘味に心がホッコリ和みます。



もちろんお食事をいただいた後、ローズガーデンを見学させてもらいましたよ。



その形式はイングリッシュガーデンの中でも王道とされるコテージガーデンの手法を取っており、アイテムに欠かせないアーチやバーゴラ、曲がりくねった小径が不規則に配置されています。



今は冬枯れの寂しい庭ですが、バラの伸長力や枝ぶりを観察するに、最花期(5月)の華やかさは目を見張るものがあるに違いありません。


市街地に比べ標高が高いため、比較的冷涼で、バラにとっては最適のフィールドといえるでしょうね。   必ず来年の5月には、愛らしい花を愛でに伺いますよ✨    ありがとう🌹

*営業日は基本土日のみで、時間は11時30分から16時まで。  また今年の営業は12月17日(日)までとなり(来年の開店は4月の予定)お出かけの際は事前に「ハッピーローズガーデン」のブログ、またはFBをご確認ください。  

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