☆プレミアム限定 貴金属・エネルギー相場展望 朝のレポート 日中展開予想(山本)
2017/4/18 8:00
北辰物産株式会社 『波動展望の部屋』 http://www.hoxsin.co.jp/hadoutenbou/
作成:山本 毅 Mail to yamamotovv@hoxsin.co.jp , Tel : 0120-253-277
ゴールド
午前に高値を更新、1295.36ドルまで上昇したが、その後は週末での有事リスク拡大がなかったことで1300ドル挑戦は時期尚早として下落、1280ドル台は維持している。丸1週間、半島有事で上昇という流れが続いたため、状況的には一服での揺れ返しが発生し、ドル円が上昇、NYダウも上昇し、逆相関的にゴールドが下げたということだろう。
朝鮮半島有事リスクは継続中。トランプ大統領のドル高牽制発言については米財務長官が「短期的なことを述べており、長期的には強いドルが国益」とのスタンスは変わらない旨を述べているので、ドル安にブレーキがかかった印象だ。
1280ドル台を維持するうちは13日に一段高した状況の維持であり、さらに高値更新へ向かう可能性ありだが、1280ドル割れの場合は13日急騰前の水準として1270ドル台序盤まで下げる可能性が考えられる。ただし、半島有事問題が片付かないうちは1270ドル台前半での押し目買いから戻してゆくとみる。
ドル円
17日午前の下落で108.11円まで下げたが、108円割れを回避して戻した。13日未明に急落したのはトランプ大統領のドル高牽制発言だが、この日は米財務長官がその大統領発言効果を緩めるような発言をしたことでドル円は戻した。109円を回復しているので、109円台半ばまで戻してくる可能性があるが、有事リスク、トランプ大統領の本音としてのドル高牽制、今日から始まる日米経済協議等を踏まえれば戻りは限定的と思われる。ただ、3月末からしばらく110円割れを回避する状況が続いたように、今度は108円割れを回避するような持ち合いを形成するかもしれない。
108.70円以上を維持する内は109円台半ばへの上昇を想定。108.70円割れからは下げ再開を警戒し、108円試しとみるが、そこはもう一度買い戻されそうだ。
東京金
17日午後、4474円まで下げ、13日高値4506円からの下落幅が32円安となった。下落レベルは7日高値4497円から11日安値4453円まで44円安した時に近いが、ひとまず下げ一服から戻している。4月7日に一段高し、その後も高値を更新してきた流れは継続しており、途中には30円規模、40円規模の反動安が入っても、安値が切り上がる内は上昇基調の継続という事が経験的には多い。
4474円割れとならないうちはリバウンド入りとし、4490円超えの場合は4500円前後試しとみるが、そこはもう一度売られやすいとみる。4474円割れの場合は4460円台への下落とその後の反騰入りを想定する。
2017/4/18 8:00
北辰物産株式会社 『波動展望の部屋』 http://www.hoxsin.co.jp/hadoutenbou/
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ゴールド
午前に高値を更新、1295.36ドルまで上昇したが、その後は週末での有事リスク拡大がなかったことで1300ドル挑戦は時期尚早として下落、1280ドル台は維持している。丸1週間、半島有事で上昇という流れが続いたため、状況的には一服での揺れ返しが発生し、ドル円が上昇、NYダウも上昇し、逆相関的にゴールドが下げたということだろう。
朝鮮半島有事リスクは継続中。トランプ大統領のドル高牽制発言については米財務長官が「短期的なことを述べており、長期的には強いドルが国益」とのスタンスは変わらない旨を述べているので、ドル安にブレーキがかかった印象だ。
1280ドル台を維持するうちは13日に一段高した状況の維持であり、さらに高値更新へ向かう可能性ありだが、1280ドル割れの場合は13日急騰前の水準として1270ドル台序盤まで下げる可能性が考えられる。ただし、半島有事問題が片付かないうちは1270ドル台前半での押し目買いから戻してゆくとみる。
ドル円
17日午前の下落で108.11円まで下げたが、108円割れを回避して戻した。13日未明に急落したのはトランプ大統領のドル高牽制発言だが、この日は米財務長官がその大統領発言効果を緩めるような発言をしたことでドル円は戻した。109円を回復しているので、109円台半ばまで戻してくる可能性があるが、有事リスク、トランプ大統領の本音としてのドル高牽制、今日から始まる日米経済協議等を踏まえれば戻りは限定的と思われる。ただ、3月末からしばらく110円割れを回避する状況が続いたように、今度は108円割れを回避するような持ち合いを形成するかもしれない。
108.70円以上を維持する内は109円台半ばへの上昇を想定。108.70円割れからは下げ再開を警戒し、108円試しとみるが、そこはもう一度買い戻されそうだ。
東京金
17日午後、4474円まで下げ、13日高値4506円からの下落幅が32円安となった。下落レベルは7日高値4497円から11日安値4453円まで44円安した時に近いが、ひとまず下げ一服から戻している。4月7日に一段高し、その後も高値を更新してきた流れは継続しており、途中には30円規模、40円規模の反動安が入っても、安値が切り上がる内は上昇基調の継続という事が経験的には多い。
4474円割れとならないうちはリバウンド入りとし、4490円超えの場合は4500円前後試しとみるが、そこはもう一度売られやすいとみる。4474円割れの場合は4460円台への下落とその後の反騰入りを想定する。