「態度が悪い」奈良・桜井市議、スーパー店員2人殴る
記事だけ読むと、何だこいつは! と驚いてしまうが、このような人物が市会議長になれる下地が桜井市にはあったのだ。名前を書くのもはばかられる圧力団体が複数存在し、田舎町の政争に拍車がかかっている。別にこの市議のことを言っているわけではないが、選挙で選ばれれば暴力団員でも議員になれる。田舎町にはその手の人も多いだろう。一応体裁のために右翼を名乗っているかもしれないが…。曲がりなりにも議長になったと言うことは、取り巻き、子分の議員がいたというところである。桜井市の文化土壌を彷彿させる事件であった。
(記事)
調べによると、工藤容疑者は先月29日夜、同県橿原市内のスーパーで、レジを担当していたアルバイトの男子大学生(21)に接客態度が悪いと言いがかりをつけて顔などを殴ったうえ、仲裁に入った男性アルバイト(45)の首を絞めるなどして2人の顔や首にけがをさせた疑い。
工藤容疑者は95年4月に初当選し3期目。98年2月にも桜井市職員を殴ったとして傷害容疑で逮捕された。議長を務めていた昨年2月には、口論となった同僚議員を殴ったことが原因で議長を辞職した。
(写真)貧乏草(ハルジオン)