真相世界(The truth world)

200601全収集品を競売に エルビス好き男性の深刻な事情

2006.01.10Web posted at: 19:28 JST- CNN/APによると、カリフォルニア州ビバリーヒルズ──故エルビス・プレスリーの大ファンで、膨大な関連品のコレクションを持つ米男性が、恋人の「エルビスを捨てないなら、私が出て行きます」との一言で、すべてを手放すことになってしまった。

カリフォルニア州ビバリーヒルズのホテルで7日から8日にかけ、エルビスがコンサートで着た衣装3着をはじめとする、エルビスの関連品1000点以上が競売にかけられた。


競売を主催したリージェンシー・スペリオールによると、膨大なコレクションを出品したのは、ペンシルバニア州フィラデルフィアに住むジム・カーティンさん。


カーティンさんは8歳のころからエルビスの大ファンで、30年以上にわたって関連品を収集してきた。カーティンさんがエルビスに寄せる熱意は、次第に生前のエルビスの目に留まるようになり、1974年にヒューストンのコンサートで着た白い衣装なども、直接プレゼントしてもらったという。


コレクションに精を出すほか、カーティンさんはエルビスに関する本を出版。名実ともにエルビス・ファンだった。


しかし、この「エルビス熱」が恋人の逆鱗(げきりん)に触れてしまった。「エルビスを捨てないなら、私が出て行く」と言い残して去っていった恋人の愛を取り戻すべく、カーティンさんは収集品を手放すことを決意。リージェンシー・スペリオールにすべてを委ねたという。


委託を受けた同社によると、カーティンさん宅から運び出した収集品は、計600箱に上った。この中には、サイン入りのレコードや写真数千枚、エルビスが友人や恋人に贈ったネックレス、ニクソン大統領から贈られたカフスボタン、エルビスが身につけたベルト・バックルなどが含まれていた。


競売では、エルビスがコンサートで着た衣装2着が、それぞれ12万5000ドル(約1425万円)と5万ドル(約570万円)で落札されたほか、エルビスが出演した1956年の「エド・サリバン・ショー」の入場券の半券には、1万9000ドル(約217万円)の値が付いた。


売り上げ総額はまだ明らかになっていないが、リージェンシー・スペリオールは200万ドル(約2億2800万円)に達すると見込んでいる。


しかし、AP通信は、すべてを手放したカーティンさんが恋人の気持ちを取り戻したかどうかについては、伝えていない。


どうでもいい話だがこの人はずいぶん金持ちだ。


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コメント一覧

namanaka
趣味もここまでくると
プレスリーのコレクターは数多くいるだろうが、資産的に1億円を超えるとなると半端ではない。恋人を持ち出しているが、実際のところはどうなのだろう。
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