「ミシュラン」が発表した東京版を、フランスや英米のメディアは大きく取り上げた。
ミシュラン東京版は東京都内の飲食店150店に計191個の星をつけた。一方、パリのレストランが保有する星の総数は97個、ニューヨークは54個にとどまる。
ミシュランの評価に従えば、パリやニューヨークは美食の層の厚さにおいて東京にかなわないことになる。
最高3つ星は8軒、2つ星25軒、1つ星117軒。同ガイドは欧米を中心に、21カ国を対象に出版されている。1カ国で3つ星8軒は過去最多、世界ベスト68の仲間入りを果たした。総責任者のリュック・ナレ氏は「累計191の星が輝く東京は、世界で最も星付きレストランの多い美食の都」と称賛した。
3つ星は和食「かんだ」「小十」「濱田家」、鮨の「すきや橋次郎」「鮨 水谷」、フランス料理「カンテサンス」「ジョエル・ロブション」「ロオジェ」。
調査員がリストアップした1500軒から1年以上かけて匿名で食事し、最終的に150軒を選んだ、とのことであるが、選考の実態はトップシークレットだそうである。
東京とパリでは都市規模が違うから、面積の広い東京の方が☆の数は多くなるだろう。アメリカ人は「味覚の野蛮人」と評価されている味音痴である。アメリカ発のジャンクフードを考えれば一目瞭然だ。こんな国にまともなレストランなど作っても張り合いがない。母国のイギリスも料理に関しては評判が悪い。イタリアが少ないのはフランス人のライバル心かもしれない。
それにしても、今回は乱発したものである。6万円もする超高級料亭から1300円の庶民派レストランまでずいぶんと選考の幅は広い。
☆を獲得した店は圧倒的に和食料理店が多いが、当初からフランス人に和食が理解できるかと危惧する意見もあった。
実際、3つ星に入った中には「接客態度が悪い」と噂されている店も含まれている。
コースの値段は平均して2万円前後ということらしい。やはり接待用の値段である。
更には、師匠筋の店が外され、弟子の店が☆を取っているなど、その評価が日本人でも理解に苦しむようなケースもあるようだ。弟子が精進して師匠を超えたのならいいが、そういうわけでもなさそうだ。
そもそも、東京の和食レストランは関西からの出店が多い。
とても純粋な味覚評価とは言い難い結果である。「裏で何かあるのでは?」と勘ぐりたくなるような実情である。
政治の世界では御用評論家なる商売が存在しておべんちゃらを並べて生計を立てているが、御用料理評論家も大勢いるようである。飯のタネができてめでたいことだ。
「美食の都」対決、東京がパリ圧倒に海外でも大反響
てめ~~~ら!知ってるか?
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<空腹>です!
飽衣飽食のこの国は必ず滅亡する!