おわんや巧

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手塚英明さんのお椀

2012-09-25 | 日記
木曽平沢の手塚英明さんのお椀が初お披露目です。

手塚さんと言えば、一生涯を意味する「畢生(ひっせい)」の名前を持つ
お椀が有名。終生、常に手に合った大きさのお椀で食事するということで
出来た6種類の大きさのお椀。
その中の3種類の大きさのお椀を。

墨春慶塗・畢生椀 東風椀

普通、手塚さんの畢生椀は黒っぽい乱曙塗か赤の乱根来塗ですが、
今回は溜色の中に墨で軽やかな風のような一筆書きの模様の「東風椀」。
左より子供椀として、少し大きくなったら、大人になったら、
径9,5㎝×高5,2㎝  径10,8㎝×5,8㎝  径12㎝×6,4㎝



手塚英明さんは木曽平沢に七代続く漆器店の当主でもあります。
畢生椀には本格的な下地はしていませんが、丈夫。
それは、十年あまり二人の娘さんの子供らしい使いぶりを見て
自信があったため。
また、作り方に手間が不要なだけ価格もおさえられたとの事です。

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