わんわん救助隊公式ブログ2 『犬と老人の日記

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017.5.22(月)ラスカル

2017-05-22 11:31:22 | 日記 犬と老人の日記
ここのラスカルちゃんは

もう12才

エンタープライズ2階のエリア16に

若いテンテンとマックスと一緒に

おります


ところでラスカルといえば

昔の人気テレビアニメの

あらいぐまラスカルはみなさんにはきっと

良く知られていますね


子供達の大好きなラスカルでしたね

ここのラスカルちゃんも名前を頂きました

当時は人気でペットショップでも販売され

ペットとして全国に広がって行きました

ところが小さい時は可愛いアライグマは

大きくなると野生が芽生え

凶暴になります

そして飼い主さんは手余して

自然に帰して上げよう⁉️と言うつもりで

自然に放し

また多くの動物園からも脱走して

それが現在は日本中に繁殖をして

日本の固有種である大くの

絶滅危惧種をつくり出していると言っても過言ではありません

それに農業被害も大変な状況になっております

近所の農家さんでも
スイカやトウキビを始め実のなる殆どが
被害にあっています


でもこれはアライグマが悪いのでしょうか

元々日本にはいない外来種を商売の為に持ち込み

またそれをペットとして飼われた

人間達の責任は重大です

犬達もそうですね

必要が無くなれば里親様が見つからなければ殺処分されるのを知りながら保健所へ

またはアライグマのように自然に帰すどころかどこでも放棄します

全ては人間達のエゴでしかありません

またそれを個人の出来る範囲で保護し

(私の場合は範囲を超えておりました)

助けてあげたいと思えば

多頭飼いだと騒ぎ立てるのも人間です

そんな人間に限って言えば

言うだけで私が知る限り

その方は犬や猫を保護されておりません

騒ぎ立てて目立ちたいだけとしか私には見えませんが

元を辿れば最後は人間です

もちろん真剣に犬達の為に

取り組んでいらっしゃる方も多くいらっしゃいますが

お話しはアライグマに戻りましょう

実は5日ほど前近くの知人の

マキ小屋の中にアライグマの親子を発見

母親は子供を2匹を咥えて屋根裏から逃げたそうです

私が呼ばれ行って見ると

そこには3匹の子供が残されていました

成り行きで保護して

ミルクをあげながら調べましたが

ネットには様々なアライグマ情報が載っておりました

現在アライグマは人間のエゴで増え続け

特定外来生物となっております

輸入 販売 飼育はできない事に

それは昨年6月に法律が施行されたようですが遅過ぎた施行のように思います

これも人間が決める事ですが

アライグマには何の責任もありません

当然のようにこの仔達は殺処分になります

円山動物園さんに知り合いの方が

いらっしゃると言う方にお話しを致しましたが

すでにその方は退職され連絡は取れなかったようでしたので

直接円山動物園さんへ確認を致しました

動物園さんのお話では

一般の方からのお引き取りは一切されていないとの事でした

ネットの何処を探しても飼育されている場所はありません

現在飼育出来るのは

研究所のような施設⁉️研究材料⁉️

しかありません

アライグマはハクビシンなどのように

人獣共通感染症で人に媒介します

こんな文章がありましたのでご紹介します

🐕🐶🐕🐶🐕🐶🐕🐶🐕🐶🐕🐶🐕🐶
アライグマの主な輸入元だったアメリカでは、狂犬病ウイルスを持っている動物とされています。アライグマは狂犬病ウイルスを持っていても症状が出ないため、感染しているか感染していないか判断し辛く、危険性の高い動物なのです。また、回虫などの寄生虫や、人獣共通感染症であるレプトスピラ症に感染している例も多く、ペットや人の感染源になる危険性もあります。

雑食で何でも食べてしまうので、カエルなどの希少な在来種や野鳥の卵の減少、タヌキやアナグマなどの生息域を荒らすといった生態系に対する悪影響も深刻化しています。様々な被害が報告されているため、自治体によっては駆除計画を立て、捕獲して駆除しているところもあるのです。

🐕🐶🐕🐶🐕🐶🐕🐶🐕🐶🐕🐶🐕🐶

保護されたアライグマの仔です

この仔達はやがて写真のように大きくなり
生きる為に当然の悪さをします

昔はアニメの影響もあり可愛いかった
アライグマですが

現在は余され者にさせられました

誰のせいでもなく人間のエゴで

現在日本では飼えないアライグマ

私が数日ここに置いただけでも

知った方の中には出入り禁止を

言い渡された方もいらっしゃいました

何処か許可されている場所があれば

生き延びれたのですが

現在はありません

已む無く本日担当機関へお渡し致しました

お別れ前に2時間ごとに吞ませていた

最後のミルクをあげました

最後の写真です





お別れをしてしばらくして

役所から連絡がありました

包んでいた毛布どうしましょうか?

実はこの仔達近くのゴミ焼却場へ行くのがわかりました

さすがに生きたままでは無く殺処分されてからゴミと一緒に焼かれます

言葉が出ません

ブログを書きながら泣けます

涙が止まりません

この仔達は何も悪く無いのです


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