気まま日記

無いものをねだらず、有るものに感謝しつつ
ときどき不満も爆発させつつ、そんな毎日。

五月句会 川崎大師吟行

2018年05月09日 20時54分45秒 | 日記
五月の句会は川崎大師吟行に行ってきました。

五月とは思えない寒さ、おまけに昨夜来の雨。

京急川崎の大師線ホームでの待ち合わせ、と言われても
行ったことがないし、遠いし、寒いし雨はザーザー降っているし。。
テンションが上がりません。

無事にみなさんと落ち合い、川崎大師へ。
参道のお店も閑散とし、名物の「痰切り飴」を切る音もせず。
「今日は飴切りはしません」ですって。お客さんがいないですものね。
初詣の時など駅から身動き出来ないほどの人出だそうですが、
こんなお天気だし、参拝者も殆ど無くゆっくり参詣しながら
句材を探しました。




11時半からの護摩焚き法要に参加しました。
句会一同として浄財を納めたので本堂の中に入れて頂き
護摩焚きも間近に見ることが出来たし、良い経験が出来ました。

昼食後句会。


観音の伏目やはらか樟若葉
雨の中冷しラムネの旗侘し
夏の雨達磨の店も閑古鳥
子規虚子の句碑を濡らすや夏の雨
火の粉上げ読経の響く夏の堂
御導師の焼(く)べる護摩札夏来(きた)る
新樹雨時折激し大師堂

互選では火の粉の句と御導師の句に得点が集中しましたが、
どちらも先生は余選に。
観音の句と子規虚子の句が先生の入選句でした。

こんなに寒いけれど、用いる季語は夏、と言うことで苦労しました。
新樹寒、という季語を使われた方がいてなるほど!!知りませんでした。

先生の従姉妹にあたる俳人星野椿さんが主催する「玉藻」が
この川崎大師の信徒会館で句会を持たれている関係で私たちは
初めてでしたがとても歓待してくださり気持ちよく過ごさせて
頂きました。

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