5月12日(土) 朝から晴天です。
散歩ひもを咥えて、ルナも燃えています。
さ、行こうか! ルナ。
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家の近くにある大きなセンダンの木。
秋から冬にかけて、黄色い実をいっぱいにつけます。
いまは小さな花がびっしりと咲いています。
今年も冬の小鳥たちには大切な食糧になりそうです。
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あちらこちらと、マーキングのあとをチェックするルナ。
以前は「ルナ、行くよ!」と強めにひもを
引っ張っていましたが、
今は本人が納得するまで待ちます。
それにしても...「ねえ、ルナ。まだあ?」
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いつもの安全散歩コースを歩いていると...
初めて見かけるワンコが向こうから
トボトボとやってきます。
首輪をしているところを見ると飼い犬のようです。
迷子犬?
とりあえず、腰を落としてそっと手を伸ばし
「おいで」と声を掛けてみましたが、人見知りなのか、
跳ねるように私をよけて近くの家の敷地の中へ...
気になりながらも、仕方ありません。
そのまま散歩を続けます。
...と、50mも行かないうちに、
先ほど逃げたワンコが私とルナを追い越して、
もと来た方向へと足早に去っていきます。
家を思い出したのかな? よかったね。
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今年のゴールデンウィーク、ゆっくりできたのは初日だけ。
4月28日(土)に母さんと二人、熊本県山鹿市に
藤の花を見に行きました。
残念ながら藤の花には遅かったようです。
でも、その代わり同じ公園で...
ナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)
というのを見ることができました。
初めて見る木です。
真っ白な紙をシュレッダーで細かく裁断した
ような花が、緑の若葉を覆い、遠目には
木に降り積もった雪のようです。
いいもの見たなあ。来てよかった!
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この1日以外は、ほとんど子守の日々。
2歳2か月の孫が、三泊四日でまたもや泊まりに来ていたのです。
可愛いし楽しいけれど、1日中相手をしているとさすがに疲れます。
そして5月6日(日)には、下の子の初節句のお祝い。
雨の中、久留米市にある神社に集合。お参りしました。
そのあとはお祝いの食事会です。
二人の息子の世話を焼きながら、晴れやかな笑顔を見せる
娘を見ていると、私の心も温かくなります。
二人とも機嫌よくおりこうさんにしてくれました。
楽しいひと時もあっという間に終わり、
では、じーじとばーばはここでバイバイするよ。
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さて、ルナとの散歩の続きです。
今日は休日、散歩の時間はたっぷりあります。
いつもより遠回りなコースへと曲がります。
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少し歩くと、歩道の上に突き出た桜の木の枝に
真っ赤な実がたくさん成っています。
見た目には小ぶりのサクランボ。
これって食べられるのかな?
ぐっと心惹かれます。
中でもうまそうな赤い実を一つ、ちぎりました。
直径5mmくらい。きれいだなあ。
前歯でそっとかむと、果肉は想像以上に薄く、
舌先に酸味と渋味と苦味が混じったものが広がります。
ウヘッ、ペッ、ペッ。まずい。
見た目は似ていても、サクランボとは大違いです。
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あれからずいぶん歩いたのに、口の中には
まだ嫌な後味が残っています。
これって毒じゃないよね。帰ったらネットで調べよ。
と、
うん?なんだ?
道路の反対側に鮮やかな赤い花の群れ。
しかもどの花もやけにケバ立っています。
後で調べたのですが、「ブラシの木」という
名前だそうです。
たしかに、この花でならコップが洗えそうです。
アジサイも着々と花を咲かせる準備中。
また梅雨の季節がやってきます。
あーあ。散歩には嫌な季節です。
さ、この線路をこえると家まではもうすぐだよ。
うーん、1時間半かあ。よく歩いたねえ、ルナ。
疲れたろう? 父さんも疲れたよ。