公式HPに発表されました。
2025年度FIA-F4チャレンジドライバー
募集見送りのお知らせ 12/17
若手ドライバーへのFIA-F4選手権参戦サポートプログラムとして、大阪トヨペット株式会社、住友ゴム工業株式会社の賛同を得て、株式会社GTアソシエイションが立ち上げた「FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE」。
2017年に発足以来、これまで6人の若手にFIA-F4選手権でのチャンスを提供してきたこのプログラムからは、菅波冬悟、伊東黎明らがSUPER GTや全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権など上級カテゴリーへ巣立っていくなど、大きな成果を上げており、毎年のように多くの応募を集めているが、このほど2025年度の新たなチャレンジドライバーの募集が一時見送られる運びとなった。
2024年シーズンには、このプログラムによって熊谷憲太が6代目チャレンジドライバーとしてFIA-F4選手権全6大会へのフル参戦を果たしたが、このプログラムを担当しているOTGモータースポーツでは、2024年シーズンはGen2車両の導入初年度ということでセットアップの方向性などを模索する必要があり、チャレンジドライバーに万全といえる環境を準備することができなかったという。また、今シーズンのFIA-F4選手権は不成立となった菅生大会での第10戦に代表されるように、悪天候に見舞われるケースが例年に比べて非常に多かったことから、赤旗やセーフティーカー先導などで終了するレースも多く、チャレンジドライバーに充分な実戦経験を与えることが叶わなかった。
こうした複合的な要因から、2024年度の「FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE」に関しては、若手ドライバーの育成の一翼を担うプログラムとして、忸怩たる思いがあったことから、2024年のチャレンジドライバーである熊谷憲太にもう一年チャレンジする機会を提供し、2025年に向けての本プログラムへの新規募集は見送られることとなった。
2025年、再び「FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE」のチャレンジドライバーとして戦う熊谷の健闘を祈りたい。